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昇段審査②

前回「長くなったんで一旦納めます」と締めてから、5か月以上が経ってしまいました。
「一旦」って、時間にしてどれくらいが妥当なのでしょうか。
まあ、どうでもいいですね。

実は前回の書き込み後に異動となりまして、職場も業務内容も大きく変わってしまいました。
時間の使い方も全然変わってしまったので、なかなかページを開くこともできなかったですね。
それが2月になってようやく落ち着いてきまして、そろそろ続きを書こうかな、となってきたところです。

前回どこまで書いてたかな?と見返したところ、六段受験する気になった、ってとこで終わってましたね。
まあ地元が大阪なので、地方の受験はしんどいな、と思いまして「とりあえず京都でいいか」と考えてましたが、それだと半年先になるなと。
また「京都は合格率が低いらしい」という、根も葉もないうわさを聞きまして「んじゃあ直近の名古屋にするか」と決めました。


まあ、体は同世代としては動けてる自信がありましたので、立ち合いの心配はしてませんでした。
館長八段からも「まあ大丈夫ちゃう」と言ってもらえましたし、息子の通うう高校にも何度かお邪魔させていただいて、顧問の七段先生からも「怪我だけはせんように」と、特にアドバイスもなかったですから。

あと、2か月ほど前に地方で合格されたお父さん先生からは「発声から攻めて打って残心、これをしっかりやれば時間内では4本くらいしか打てないはずなので、調子に乗ってポンポン打たんように」とも教えていただきました。
これは大変わかりやすたかったですね。
頭の中にスッと入ってきて、実際の立ち合い中もしっかり覚えてました。

なので心配は形でしたね。
動きは覚えてるんですが順番が・・・という体たらくでして、動画を見ながら息子相手に身体に覚えこませました。

そんなこんなで名古屋に向かうことになったんですが、50歳になる20日前でしたので、ギリ午前中の受験となることから早朝の近鉄特急で向かいましたね。
車で行くテもあったのですが、帰りにビールも飲めんのは嫌やな、と思いまして、往復アーバンライナーを使いました。

駅からもそう遠くなく、余裕をもって到着しまして、受付すましますと私より誕生日遅い人は一人だけいてはりましたね。
で、番号を見ますと600番台の C ということでした。
まあ B じゃなけりゃ何でもいいか、と思ってましたのでそこは良かったです。

とりあえず着替えて準備をしてますと、着装が気になって気になって仕方なかったですね。
何しか時間がありますので、ウロチョロしてるわけではないんですが着崩れが気になって、袴の後ろが下がってないかばかり見てました。
そうこうしてる間に順番になりまして、あれ近づくと椅子に座るんですね。フル装備で椅子に座るって、違和感ありありでしたけど仕方ないんでじっとしてました。
で、いざ立ち合いとなったわけですが、まあそれなりに緊張はしてたと思います。
でも頭の中では「打つのは4本。面、面、小手、胴で行こ」と無駄に冷静でした。

でまあ、立ち合い2本とも初太刀の面がいい感じで決まったんで、あとは打ち切った後の残心をしっかり、を意識してました。
だもんで、終えた時の手ごたえもありましたね。
形もまあ無難にこなせたんでホッとしました。
帰り支度をしてる頃には、午後から受験のかつての同期が何人かいてましたが「がんばれ~」とだけ言うて帰りました。

帰りに思ったんですが、ああいうときはやっぱりコロコロの防具袋がいいですね。
私持ってないんで、昔ながらの肩から掛けるやつだったんですけど、移動はもちろん、駅で弁当買うときやら電車内で席に向かうときやら、まあ気ぃ使いました。
なので次の七段の時にはどないかしたいですね。

読み返してみると、これから六段受験しようという方には何の参考にもならん話ばっかりですね。
まあそれもいいか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次はもう少し間を空けず書いていこうと思います。

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