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剣道を再開した訳②

当時、年長だった我が息子、幼稚園のお誕生日会で「大きくなったら剣道の強い選手になる!」と宣言したわけですが、実は剣道を始めたのは小学4年生になってからです。

小学校入学からしばらく、習い事らしいことは特にやってなかったんですが、息子に変化があったのが3年生の時ですね。
ちょくちょく保健室で休むことが多くなり、担任の先生からも家庭内での様子を聞かれたりすることがありました。
低学年の割には変に意識が高かったため、友達の中でも薄っすら浮いていたようで、深刻な状態ではないものの、何かしら手を打たねば、といった感じでした。

友達に誘われて、遊びの延長みたいなサッカークラブに入会してみましたが、別にハマってる感じではなく、なんだかなあ、といった状態が続いてましたね。

いよいよ3年生も終わりに近づいてきたころ、妻が突然「あの子に剣道させたい。」と言い出しまして。
当初、私は反対しましたね。前に書いたように剣道にいい印象がなかったんで。
それでも妻が、とりあえず地元の剣道場3つとも見学に行こう、と言うので、じゃあ行こうか、となりまして親子3人で最初の見学に行ったんです。

結論から申し上げますと、その最初の見学先に今も在籍しています。
びっくりするくらい息子がハマったのもありますが、道場の雰囲気がよかったです。
意味もなく蹴倒したり、感情に任せて大声で怒鳴り散らしたりといった、理不尽な稽古は一切なく、基本に忠実なきつい稽古を丁寧に教える、といった印象でした。

館長先生からも、経験があるのならぜひ手伝ってほしい、とのお言葉をいただき、それならまあ息子と楽しみながらやるか、といった感じで15年ぶりの剣道再開となったんです。

とまあ、息子が剣道始めたから私も再開しました、というだけの内容なのですが、なんだか色々と書いてきてしまいした。
で、いざお稽古に参加し始めると、昔の感情が嘘のように剣道が楽しくなってきたんですね。
そのあたりのことを、また書いていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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