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ストレスとの向き合い方

理学療法士としての経験や知識を活かして現代日本人が特に敏感なストレスについて書いていきたいと思います。

個人的には、理解する事は恐怖を跳ね除ける強い力になると思うので多くの人に届いて欲しいと思っています。

出来るだけストレスが生まれない様にコンパクトに書きたいですが恐らく長くなります、すいません。

ストレスの種類

日々の生活は、仕事、家庭、個人的な問題といったさまざまなストレス源から逃れることは難しいです。

これらのストレスが体調を左右することは、ほとんどの人が理解していますが、その管理方法については混乱が生じることもあります。

まず最初に理解すべきなのは、全てのストレスが悪いわけではないということです。

短期的なストレスは、集中力を高め、パフォーマンスを向上させることがあります。

問題となるのは、慢性ストレスで、これが体調不良や健康問題を引き起こす可能性があります。

具体的には、慢性ストレスは免疫系の機能を低下させ、風邪や感染症に対する抵抗力を弱める可能性があります。また、心臓病や糖尿病、睡眠障害といった慢性的な健康問題のリスクも高まることが示されています。

では、このようなストレスをどのように管理すればよいのでしょうか。以下にいくつかの方法を紹介します。

1. リラクゼーションテクニック

深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラクゼーションテクニックは、心と体をリセットし、ストレスを和らげるのに役立ちます。

2. 適度な運動:

運動はストレスホルモンを減らし、気分を良くするエンドルフィンを放出します。また、体の状態を良くするだけでなく、精神的な健康にも寄与します。

3. 栄養バランスの良い食事:

体調管理には、ビタミン、ミネラル、タンパク質など、体が必要とする栄養素をバランス良く摂ることが重要です。食事は体だけでなく、心の健康にも影響します。

4. 十分な睡眠:

睡眠は体と心の両方をリフレッシュするために必要です。質の良い睡眠はストレスレベルを下げ、日中のエネルギーを回復するのに役立ちます。

最近は【リベンジ夜更かし】という言葉が流行っており、日中仕事などで忙しくしていた代わりに夜更かしをして余暇を無理やり作ろうとする考えだそうです。

医学的にはむしろ寝てしまう方が休日を満足に過ごせると言われているので、頑張って早く寝てしまう方が良いかも知れません。

5. ソーシャルサポート

友人や家族、メンターとのつながりは、ストレスを和らげ、孤独感を減らすのに非常に効果的です。困難な時期を通じてサポートを提供することで、ストレスに対する抵抗力を高めることができます。

6. マインドフルネス

現在の瞬間に集中することで、過去や未来の心配から解放され、ストレスを減らすことができます。瞑想や深呼吸はマインドフルネスを促進します。

また仕事や趣味に没頭するなども実はストレス改善には大きく影響しているので、眠気やモチベーションの低さで物事に集中出来ていないと、よりストレスが高くなる、負のスパイラルに巻き込まれてしまうので、瞬間瞬間に集中するというのはより大切になります。

これらのストレス管理のテクニックは誰にでも適用可能で、日々の生活に組み込むことで体調管理に役立ちます。

しかし、慢性的なストレスや重度の心身の症状がある場合は、専門家の助けを求めることも重要です。心理カウンセラー、医師、作業療法士などの専門家に相談することで、個々のニーズに適したケアを受けることができます。

最後に、ストレスと体調管理は生活の一部であり、完全にストレスフリーな生活を送ることは難しいかもしれません。

しかし、ストレスと上手に付き合うことで、より健康的でバランスの取れた生活を送ることができます。

適度なストレスはより生活にメリハリを出す事が出来る良い側面も持っています。

心身のコントロールを取るというのは一つ目標にしていっても良いかも知れません。


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