脳科学的にコミニュケーションを理解する。

こんにちは、僕は理学療法士として働く中でいわゆる脳卒中という病気と向き合ってきました。

その中でも【言語障害】は影響も大きくより脳の機能を理解する必要がありました。

今回はその中で得た知識を元に、コミニュケーションについて書いていきます。

まず脳神経について考える際は、身近なものに例えるなど分かりやすくする工夫が必要です。

今回は脳を緻密に働く

工場

と考えてみましょう。

まず、工場には設計部門があります。これは新しい製品の設計図を作成します。脳において、この部署はブローカー野と呼ばれます。

ブローカー野は、私たちが話すための単語と文を作り出す「設計者」のような役割を果たします。

次に、工場には品質管理部門があります。これは製品が設計通りに作られているかを確認し、最終的な製品が顧客に理解しやすい形で出荷されるようにします。

この品質管理部門は脳のウェルニッケ野と呼ばれ、私たちが話を理解し、適切に伝えるために重要な役割を果たしています。

この設計と品質管理がうまく連携することで、私たちの思考が言葉(製品)に変換され

コミュニケーション(製品の出荷)が行われます

では、僕たちはなぜ「話したくなる」のかについて考えていきます、

これは、製品が市場で成功し、顧客からの好評を得たときのような喜びが関与しています。

話すことで情報を共有し、相手からの反応(市場の反応)を得ると、脳の「報酬センター」はドーパミンという快感ホルモンを分泌します。このドーパミンが私たちに喜びをもたらし、再び話すことへの動機付け(新たな製品を作りたいという意欲)を与えるのです。

さらに、新しいアイデアを言葉にすることは、新しい製品を作り出す工場のようです。それは脳の様々な部分を活性化し、思考力や創造力を鍛えます。だからこそ、適度な会話は健康的な生活習慣の一部となるべきなのです。

誰かに自分の思考を伝えるにはただ音を発するだけではなく、単語として形にし、意味を形成し始めて人に伝わるという事です。

また話す事で相手の反応が良ければ、また話したいという意欲が湧き脳も活性化します。

上手く喋れるようになるコツというものがあるとしたら、脳科学的には反応の良い相手と沢山話す事で話好きになる事かもしれませんね。


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