【熊本城・阿蘇・高千穂】3泊4日でぜ〜んぶ楽しむモデルコース
九州の観光地の中から大自然とパワースポットを巡るなら、外せないのが熊本県・阿蘇と宮崎県・高千穂でしょう。
壮大な火山口を間近で見られる阿蘇山や、パワースポットの揃った
高千穂は一度は訪れておきたい旅先です。
ここに日本の名城の1つでもある熊本城を含めれば、素晴らしい旅になること間違いなし。
観光の合間には絶品グルメを堪能しつつ、ゆっくり温泉も満喫したい!
そんな欲張りさんの願望がすべて叶うモデルコースを用意しました。
私と妻が2023年7月29日から8月1日に3泊4日で旅したコースを紹介するので、今後の旅行プランの1つに加えてもらえれば嬉しいです。
1日目 熊本城から南阿蘇の温泉宿へ
【阿蘇くまもと空港】でレンタカー手続き
私たちは東京羽田空港から飛行機を利用。搭乗時間は約1時間40分。
羽田空港離陸後は機体の右側に富士山が見えますが、熊本空港や大分空港行きの空路は富士山の真上を飛ぶため、これ以降は見れません。
阿蘇くまもと空港到着後は、すぐに予約していたレンタカーの手続きをして熊本城を目指しました。
熊本市内であれば公共交通機関でも問題ないでしょうが、阿蘇観光をするなら時間を無駄にしないためにもレンタカーが必須でしょう。
【熊本城】復旧が進む天下の名城
空港から熊本城までは車で約40分。12:00過ぎに出発し、熊本城には13:00前に到着。
2016年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城ですが、復旧が進んでいる現在は天守閣も公開されています。
築城の名手として知られる加藤清正公が築いた日本の名城の中でも人気の高い熊本城は、熊本観光の目玉の1つでしょう。
間近で見る天守閣と、天守閣に登って見る城下の風景は特におすすめです。
入園券購入が必要なので当日券売所で購入か、公式HPでの事前購入となります。
【城彩苑 桜の小路】でグルメ三昧
熊本城二の丸駐車場のゲートを出て少し坂を下ると 「桜の小路」で有名な 城彩苑の裏口があり、飲食店やお土産物屋が建ち並んでいます。
駐車後すぐに向かっても良し、熊本城観光後にゆっくりするも良し。
人気店は行列ができ、1時間待ちとなることもあるので時間に余裕を持った方が無難でしょう。
私たち夫婦は熊本の四季折々の味覚と郷土料理が味わえる「和食・郷土料理 花雅」が気になり入店。
店内は座敷とテーブル席があり、ゆったりと過ごせる空間です。
熊本といえば赤牛ということで、「赤牛重御膳」と「九州産厚切りとんかつ御膳」をチョイス。
どちらもとても美味しく大満足でした。
城彩苑では食事以外にもちょっとしたグルメが沢山楽しめます。
おすすめはスイーツで、お気に入りだったのが「杉養蜂園」の「はちみつソフト」と「はちみつソフト+柚子」でした。
全国展開している杉養蜂園ですが発祥は熊本なのです。
【加藤清正公銅像】熊本の礎を築いた戦国武将
熊本城を訪れたなら「加藤清正公銅像」は外せないでしょう。
城彩苑表門を出てお堀の外に歩いて行くとすぐ辿り着きます。
猛将として知られながら、築城の名手にして領国経営にも手腕を発揮した清正公の勇姿。
豊臣秀吉の子飼いの武将として、最後まで豊臣家に忠義を尽くした人物です。
【熊本城稲荷神社】白髭さんで恋愛・結婚成就祈願
加藤清正公銅像からお堀の横の並木道を数分歩けば、「白髭さん」の愛称で親しまれる「熊本城稲荷神社」があります。
ご祭神は商売繁盛や家内安全の神様「白髭大明神」で、加藤清正公が1588年肥後入国にあたり建立しました。
恋愛成就や結婚成就の願掛けや、「智慧の輪くぐり」などでちょっとした非日常を楽しんでみてはいかがでしょう。
【熊本城周辺マップ】で観光ルートを事前チェック
ここまで熊本城と熊本城周辺観光で要した時間は、ランチを含めて約3時間でした。
それほどじっくり回ったわけではないので、人によってはさらに時間がかかると思います。
効率よく回るために予め地図で位置関係を把握しておきましょう。
【藤崎八旛宮】熊本の総鎮守
熊本城を満喫したら次に向かったのが熊本の総鎮守「藤崎八旛宮」です。
2023年時点でご鎮座1088年となり、とても長い歴史を持ちます。
熊本城からは車で約15分なので、ぜひ参拝してみてください。
7月末の真夏なら16:00前でもこれだけ明るいので、熊本城周辺で多少時間がかかっても問題ありません。
【白川水源】名水百選の清らかかな湧水
藤崎八旛宮の参拝で16:00を過ぎたので、宿泊する温泉宿の少し先にある白川水源へ車を走らせること約1時間。
南阿蘇にあるここ白川水源は環境庁の「名水百選」に選定されるほど。
奥にある吉見神社を参拝しつつ、清らかな水が湧く場所で心静かに一息つけます。
水源の水はペットボトルなどに入れて自由に持ち帰ることができます。
【白水温泉 竹の倉山荘】全室温泉露天風呂付き宿で1泊目
阿蘇では白川水源からほど近い宿に2泊しました。
阿蘇といえば黒川温泉が有名ですが、私たちは阿蘇山すぐ近くの宿が良かったので、南阿蘇の「白水温泉 竹の倉山荘」を選択。
全室源泉かけ流しの温泉露天風呂付き、夕食と朝食も付いた連泊プランでゆったりとした時間を過ごせます。
チェックイン後は疲れた身体を癒すため、のんびりと温泉につかりリラックスタイム。
夕食後や朝起きてからも、好きなだけ温泉に入れるのが高評価。
1泊目の夕食は予約時に選んだ会席料理です。
刺身、豚肉、ヤマメに天ぷらと料理の品数が揃ったうえ、自家製コシヒカリの釜炊き栗ご飯もボリューム満点でした。
少食の方には少し多いかもしれませんが、私は食べる方なので妻が残した分も残さず完食。
2泊目の夕食は焼肉コースを選択。こちらもかなりお腹一杯になります。
熊本名物の馬刺を楽しみながら、和牛と鶏肉をジュージュー焼いておいしいお米と一緒に食べるとご飯が進みます。
朝食も自家製コシヒカリで美味しくいただけ、1日目のメインは鮭で2日目が鰆(さわら)と、その他のメニューもしっかり変わります。
美味しいお米はおかわり自由なので、普段以上についつい食べてしまうこと間違いなし。
2日目 「異世界への入り口」から雄大な「阿蘇中岳火口」を満喫
【上色見熊野座神社】雨上がりが神秘的なパワースポット
「上色見熊野座(かみしきみくまのいます)神社」はアニメ映画にもなった漫画「蛍火の杜へ」の舞台としてや、映画「るろうに剣心」の撮影地としても有名なのだそう。
温泉宿の竹の倉山荘からは車で20分弱で行けるので、2日目は9:50前に出発し10:00過ぎには到着しました。
上色見熊野座神社の斜め向かいの無料駐車場に車を停め、小雨が降る中奥へ進むと荘厳で神秘的な雰囲気が目の前に広がります。
「異世界への入り口」と話題にもなった上色見熊野座神社の参道には97基の石灯籠が並び、海外からの観光客も熱心に写真を撮っていました。
スピリチュアルな雰囲気を味わいたいなら、ここは絶対に外せないスポットです。
神殿の奥を登っていくと、阿蘇を開拓したと伝えられている健磐竜命(たけいわたつのみこと)の従者・鬼八法師が蹴破ったとされる縦横10m以上の大風穴「穿戸岩(うげといわ)」が見られます。
【阿蘇神社】火山信仰と融合した肥後国一の宮
上色見熊野座神社の次は車で30分もかからない場所にある「阿蘇神社」へ。
阿蘇神社は約2300年の歴史があり、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社です。
神殿や楼門などの社殿群のうち6棟は国の重要文化財に指定されています。
九州最大規模を誇る重要文化財の楼門は「日本三大楼門」の一つともいわれますが、熊本地震で倒壊したため復旧工事中(2023年7月末)でした。
【草千里ヶ浜】阿蘇の絶景スポット
阿蘇神社から車を約20分走らせて行けるのが、阿蘇を代表する絶景スポット「草千里」または「草千里ヶ浜」です。
途中で通る美しい高原地帯には、多くの牛が放牧されていてそれだけでも楽しめますが、草千里展望台からの息を呑む絶景は阿蘇観光の醍醐味です。
駐車場はかなり混雑しますが誘導してくれる方がいるので、よほど混む時期でない限りはすんなり停められるでしょう。
駐車場の裏の階段を登っていくと展望台があるので、ここから写真を撮るのがオススメです。
草千里ヶ浜は直径約1kmの火口跡で、自由に歩くことができます。
夏はこのように美しい緑に覆われ、晴れの日は緑色の輝きが増すのでぜひ散策してみてください。
時間に余裕があり体力に自信もある方は、もっと離れた場所からより火口の全景が分かるスポットもあるので、ハイキングを楽しみながら散策してみるのもありでしょう。
草千里ヶ浜には12:00ちょうどに到着し、展望台を含め約1時間30分の散策を楽しみましたが、じっくり遠くまで歩くなら倍の時間は必要かもしれません。
【douce Nucca(ドゥース ヌッカ)】で洋食ランチ
草千里ヶ浜の絶景を眺めながらランチを楽しめるのが「douce Nucca(ドゥース ヌッカ)」。
店内はオシャレなカフェレストランで席数は多めです。
ランチタイムのピーク時はかなり混むようですが、私たちは時間が少し遅かったためかかなり空いていました。
ここでもやはり赤牛を使った「ヌッカバーガー」と「赤牛ディッシュ」をいただきました。
【阿蘇中岳第一火口】 間近で見られる大迫力の火口
阿蘇山といえば中岳火口こそが大本命と言えるでしょう。
特に「中岳第一火口」は、間近で活火山の火口が見られる世界でも有数のスポットで、世界中から観光客が訪れます。
北海道・登別にある地獄谷や箱根の大涌谷も活火山として見所満載ですが、この阿蘇中岳第一火口は「火山口そのもの」です。
実際に噴煙を上げる火口の大迫力を体感したら、間違いなく圧倒されるでしょう。
火山活動の状況次第では火口近くまで登れませんが、この日は問題ありませんでした。
車であれば火口近くまで「阿蘇山公園道路(有料道路)」を通って行けます。
山頂に駐車場があるので、そこに車を停めたらすぐ火口まで歩ける距離でした。
もう少し下に観光バスなども停まる「阿蘇山上広場駐車場」があり、そこから歩いて登ることも可能です。
3日目 鍋ヶ滝から日本神話ゆかりの地・高千穂へ
【鍋ヶ滝】水のカーテンが見られる別名「裏見の滝」
「鍋ヶ滝」は小国町にあり、お茶のCMで有名になった観光名所で、カメラマンの聖地とも言われているスポットです。
阿蘇観光では絶対に訪れた方が良い場所としてご紹介します。
一番の見どころは、なんといっても滝を裏側から見られることでしょう。
だからこそ別名「裏見の滝」とも呼ばれ、洞窟内から眺められる光景は息をのむほどの美しさで、写真映えスポットとして人気です。
午前中は陽が当たるので、早めの時間帯から入園チケットの事前予約をオススメします。
黒川温泉からは車で約20分。温泉宿の竹の倉山荘からは1時間弱かかります。
南阿蘇から車で行くには曲がりくねった山道をかなり通るため、車酔いしやすい方は酔い止め薬を服用した方が良いでしょう。
【大観峰】阿蘇五岳を一望できる絶景展望所
阿蘇山の展望スポットとして絶大な人気を誇るのがこの「大観峰」です。
360℃のパノラマ絶景が楽しめるこの展望所では、阿蘇五岳をはじめ阿蘇カルデラや九重連山も一望できます。
あいにくこの日は雨雲が広がり阿蘇五岳の全貌は見えませんでしたが、カルデラやカルデラ壁ははっきりと分かるので十分楽しめました。
大観峰展望所には横道がいくつかり、時間をかけて散策するとより楽しめるでしょう。
大観峰茶店では「ジャージー牛乳ソフト」が名物なので、休憩のついでにぜひ食べてみてください。
大観峰では食事もできるのですが、個人的には大観峰ではなく、次にご紹介する「エル・パティオ牧場」でのランチがオススメです。
【レストランEL・PATIO】エル・パティオ牧場でランチ
大観峰を訪れた際の王道ランチは、車で20分ほどの距離にある「赤牛丼」で有名な「いまきん食堂」でしょう。
しかし、私たちは車酔いする道を避け、高原地帯の中を走るミルクロードを次の目的地である高千穂方面に向かうことに。
その途中で偶然通った「エル・パティオ牧場」のレストランの看板を発見し立ち寄りました。
「エル・パティオ牧場」は高原地帯にポツンとある小さな牧場で、中にあるレストランはアメリカンスタイルの内装が素敵な雰囲気を醸し出します。
メニューはハンバーグやハンバーガーなどもありましたが、それぞれ赤牛カットステーキとカレーを注文。
連日の赤牛でもまったく飽きることなく、美味しくいただけます。
【高千穂神社】約1900年の歴史を持つ高千穂のパワースポット
エル・パティオ牧場でのランチを終えたら、次の目的地である宮崎県・高千穂へ向け約50分のドライブに出発。
ひたすら林道や山道を進んでいくと、途中で出くわすのが「高森ツリーハウス」です。
山奥に突然現れる大規模な木造建築で、以前は中に入れたようですが、現在は廃墟になっていて少し不気味な雰囲気でした。
他に車の通りは1台もなく、私たち以外に誰もいなかったこともさらに異様な雰囲気を作り出していました。
あいにく強い雨が降っていたため、車を降りて近くへ行くのは断念しましたが、面白そうなので立ち寄る機会があれば見てみてください。
そうしていよいよ日本神話ゆかりの地である高千穂へ入り、雨上がりの「高千穂神社」を参拝。
約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、縁結び・夫婦円満のご利益があるとされています。
カップルであれば、夫婦杉の周りを手を繋いで三周する縁結びをぜひやってみてください。
【高千穂峡】宮崎県屈指の観光スポット
「高千穂峡」は国の名勝、天然記念物に指定される美しい渓谷で、宮崎県屈指の観光スポットとして非常に人気が高いです。
遊歩道からの眺めや、貸しボートから見上げる景色は圧巻なのですが、あいにくこの日はとあるスポーツ大会の設営準備期間中で、貸しボート休止に加え、遊歩道も大部分が通行止めとなっていたため、あまり良い写真が撮れませんでした。
今後高千穂峡に行かれる方はぜひ貸しボートをWebで事前予約して、景色を下からも楽しむことをオススメします。
上からの眺めは写真で見る通りですが、観光案内などで目にする下からの眺めは美しいの一言です。
【居酒屋・無我夢中】高千穂町で人気の居酒屋
高千穂町での夕食は地元で人気の居酒屋「無我夢中」で、日常的な飲み屋さんでの飲食を選択しました。
ここまで美味しいものばかり食べてきたせいか、日常的なものも食べたくなる頃。
そんな方にオススメです。
刺身、唐揚げ、コロッケなどとともに、ビールや日本酒で喉を潤してはいかがでしょう。
この日宿泊したのは高千穂峡のすぐそばにある「ホテル高千穂」ですが、お店までは高千穂神社を通って徒歩15分程度でした。
【高千穂神社】毎晩開催の高千穂神楽
国の重要無形民俗文化財にも指定されている「高千穂の夜神楽」は、毎年11月中旬から2月上旬にかけて、高千穂に存在するおよそ20の集落で行われる神楽の総称です。
「高千穂神楽」はその33演目の中から4演目のみをいつでも観光客に楽しんでもらうため、高千穂神社の神楽殿で365日毎晩奉納しています。
20:00〜21:00の1時間で見られる高千穂神楽は高千穂観光の夜を飾る一大イベントになるはずです。
こうした行事はあまり見られないものなので、せっかく訪れたのなら拝観をオススメします。
拝観はネットからの事前予約が可能です。
当日拝観受付も行なっていますが、定員に達した時点で終了するので確実に見たいならネット予約が必須でしょう。
4日目 高千穂有数のスピリチュアルスポット
【天岩戸神社 西本宮】日本神話の地で感じるスピリチュアルな世界
「天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)」は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになられた天岩戸が御神体として祀られています。
西本宮では神職による案内でこの天岩戸の拝観ができるのです。
毎日30分おきに所定の場所に集合するだけで案内してもらえ、案内中には貴重な話も聞けるのでぜひ参加してみてください。
天岩戸の案内後には高千穂随一のスピリチュアルパワースポットである「天安河原(あまのやすかわら)」に向かいます。
【天安河原】高千穂随一のスピリチュアルパワースポット
天岩戸の案内が終わり、そのまま歩いて向かうのが「天安河原」です。
ここは天照皇大神が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟で、高千穂随一のスピリチュアルパワースポットとして知られています。
天安河原までは岩戸川を10分ほど歩くのですが、途中で積み上げられた石がたくさん見られます。
歩いて見えてくるのが大きな洞窟の中にある鳥居と神殿です。
独特の雰囲気に何か特別なものを感じます。
洞窟の中に進むと、次の写真のようなとても神秘的な光景に出会えます。
日本神話の世界に入り込んだかのような、荘厳で神々しい雰囲気にただ目を奪われました。
周りは願いを込めて積まれた石で埋め尽くされていて、この景色を見るためだけでも高千穂を訪れる価値があるでしょう。
【天岩戸神社 東本宮】
東本宮は天照皇大神が天岩戸からお出ましになられてから、最初に住まわられた場所を御祀りしています。
西本宮からは歩いてすぐの距離にあり、徒歩と車どちらで移動しても楽です。(駐車場の場所によっては多少時間がかかるかもしれません。)
西本宮と天安河原を訪れた後に立ち寄ってみてください。
【高千穂牛レストラン 和】絶品高千穂牛ステーキでランチタイム
東本宮の参拝が終わったらランチの時間にちょうど良いので、高千穂町「第12回全国和牛能力共進会」で日本一を獲得した高千穂牛が味わえる「高千穂牛レストラン 和(なごみ)」に向かいました。
注文したのは「高千穂牛ロースステーキ」150gで、サラダ、ご飯やドリンクがセットになって4000円強でした。
高級和牛の中では比較的リーズナブルなお値段でしょう。
焼き加減はレアで提供され、石焼きで自分好みに焼いて食べれるのが嬉しいポイントです。
お肉は柔らかくジューシーで甘みがあり、とても美味しいステーキを堪能できます。
【道の駅 あそ望の郷くぎの】阿蘇五岳を一望できる大パノラマ
3泊4日の旅もいよいよラストスパート。
高千穂町から阿蘇熊本空港に向けて戻る途中、1時間ほどのドライブで寄れるのが「道の駅 あそ望の郷くぎの(あそぼうのさとくぎの)」です。
ここからの景色は最高で、阿蘇五岳を一望できる絶好のビュースポットとなっています。
レストランや土産物屋、パークゴルフコースなどもあり、人によっては丸1日楽しむ方もいます。
こちらでオススメなのが「阿部牧場」のジェラートです。
無料駐車場に車を停め正面にあるのですぐに分かります。
こちらの「ASO MILK」と「のむヨーグルト」は、食品のミシュランガイドと称される国際味覚審査機構の2013年食品コンクールで最高ランクの「三つ星」をダブル受賞しています。
世界に認められた阿蘇のフレッシュミルクを使用した絶品ジェラートをぜひ味わってみてください。
私たちは真夏だったためカップをチョイスしましたが、案の定すぐに溶け始めました。
【阿蘇くまもと空港】出発待ち時のグルメ
道の駅 あそ望の郷くぎのから空港までは車で30分もかかりません。
レンタカーを返却し終え送迎してもらったら、すぐに保安検査場を通過し帰りの搭乗時間を待ちつつ飲食店を見て回りました。
なんとなく目に留まったのが「あか牛食堂よかよか」と「味千×桂花ラーメン」です。
まずは熊本ラーメンの名店「味千」と「桂花」のダブルネームでの展開している「味千×桂花ラーメン」で「味千ラーメン」を注文しました。
しばらく時間をおいて食べたのが「あか牛食堂よかよか」のあか牛丼です。
レアに焼き上げたあか牛に絡む甘辛ダレのあか牛丼は最高で、赤牛三昧の旅行を締めくくるのにぴったりでした。
実はこれ以外にも「あか牛メンチカツ」も食べ、お腹が苦しくなるほど食べました。
いかがでしたでしょうか?
私が3泊4日の熊本、阿蘇、高千穂の観光で、歴史・大自然・パワースポット・温泉・グルメとすべてを一度に楽んだコースをご紹介しました。
次の旅行先にお選びくださった方が、このコースで心から楽しめることを願っています。
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