【Microsoft 認定資格】まずはココからだよね、AZ-900 : Azure Fundamentals を取得しよう!クラウドプラクティショナーみたいなやつ
先日、AZ-900 : Azure Fundamentals に合格しました。
入門レベルの試験(資格)であり、Azure 使う(使い始める)ならとりあえず取っとこうよってなカンジです。
大前提が学べるので初心者にはおススメです。
AWS でいうところのクラウドプラクティショナー ( CLF ) です。
ちなみに、Azure の場合は役割別により細かく分かれていて、入門レベル ( Fundamentals ) でも 3つあります。
てなわけで、今回は
をお伝えしたいと思います。
🟣まずはざっくり違い
試験時間
これは当日のペース配分を考える上でも、大前提として知っておくべきですね。
CLF よりだいぶ短いです半分です、同じ感覚で行くと当日ビックリするので。
出題形式
ドラッグ アンド ドロップなんかがあったり、あと CLF とも文章の癖が少々違う気がしました。
提供会社が違うのでまぁ当たり前と言えば当たり前かもしれませんが。
少なくとも多少慣れておくことが必要かなと思います。
🟣相対的な難易度(体感)
これはあくまで個人の感覚によるものですが、CLF の方が簡単というかやり易かったかなと感じました。
試験時間の違いが大きく影響しているのかなと思います。
AZ-900 でも CLF でもそれなりに文章の意味や意図で迷う問題が出てくると思いますが、それらに対しての見直しと決断を下す余裕ですかね。
実際には CLF でも 60分で見直しも含めてすべて終わっているので、問題数の違いも考慮すると結局のところ同じなのかもしれませんが、難易度はほぼ同じであればやはり持ち時間の絶対値は心理に大きく影響してくる気がします。
このような違いもあって、AZ-900 の方がより Azure を使う方に寄っていた気がして、クラウドの概念の学習成果という意味では CLF の方が出やすいかなと感じました。
🟣CLFを持っていることで有利に働く点
もちろんこれについては単純に CLF を持っているというよりかは、当然それを理解しているかが重要です。
Well-Architected Framework までを基本的に理解していればAzure でも同様の考え方をするので、
有利に働きます。
もし私と同じで SAA まで取得していれば、おそらくこの辺りについては苦しむことはない気がします。
🟣難しいと感じた点、独特の難しさ
1️⃣ サービス(名)がごっちゃになる
CLF と同時進行の学習はおススメできないと思います。
クラウドの学習で一番大変なのは名前を覚えることです。
サービスがメチャメチャたくさんあるので、固有名詞が膨大にでてきてしかも仕様や概念が微妙に違っていたりするので、覚えるのが大変ですし試験でうっかり間違えてしまう可能性もあります。
なので、1つのクラウドの大枠をある程度理解してから別のクラウドの学習するのが良いと思います。
2️⃣ Azure はサービス名を変に和訳したりする
Azure の一番やっかいだったことは、変にカタカナにしたり固有名詞の見た目を Azure Portal 上で変えてしまうことです。
日本語 UI にしないというのも選択肢の一つではあると思いますが、多くの方は日本語の書籍などで学習し Azure Portal も日本語にて利用することになるかと思います。
これは初学者が手を動かして確認する際に非常に混乱させます。
例えば、
Azure Functions
『 関数アプリ 』ですと??
Azure Key Vault
ん~連想できるけど、合ってるよね??
いかがでしょうか? 結構な怪奇現象ですよね😨
クラウドはサービスが多いので、実際微妙な名前の違いが異なるサービスになっていることはちょいちょいありますし。
3️⃣ それなりの頻度でサービス名が変更になる
これはある程度は提供社側の都合で仕方がないことですが、AWS に比べて頻度が高い気がします。
こーゆーのです。
『 旧 』とありますね。
試験範囲ではないですが、最近だと
Windows Virtual Desktop ( WVD ) が、Azure Virtual Desktop ( AVD ) に名称変更されたりしています。
でも試験問題や書籍への反映は時間がかかるので
も以外に重要になります。
はい、また覚える固有名詞が増えましたね、はぁ~😖
🟣勉強方法
1️⃣ 書籍で学習
直接の試験対策としては、この 1冊だけです。
ただ、間接的には
こちらの書籍もところどころ読みました。
AWS の IAM ユーザーとはまったく違う話になりますし、ロールも Azure AD ユーザー関連のものとリソース関連のものと 2種類ありややこしいからです。
単純にこの試験に受かるだけでなく、その先まで見据えている方は簡単にでも読んでおいて損はないと思います。
2️⃣ 手を動かした
私の場合、今回の試験範囲でない深さのところまで手を出してしまっていますが、もっと浅く触る程度で問題ないと思います。
ただ、前述のとおりサービス名が変な和訳になっていたりするので、アイコンを紐づけ Azure Portal での見え方は確認しておいた方が良いと思います。
試験内容にもありますが、無料試用版サブスクリプションを作成することができ、30日間で \22,500 は使用できるのでこれを使って仮想マシンを作成してみるくらいはやっておくと根底の概念がイメージしやすくなると思います。
以下の書籍がちょうどよいと思います。
この作業を行うことで、Azure AD、リソースマネージャー(リソースグループ)、サブスクリプションといった他のクラウドとは違う管理体系であったり、何をするにも基本となる vNET やサブネットなどにも触れることができます。
3️⃣ 模擬試験問題を解いた
の最終章に模擬試験があるので 7回繰り返しました。
正直 2回目からは全問正解できましたが、試験形式を体に馴染ませるため 7回やりました。
ちなみに、ここには 44問しかないので、クラウド初心者の方だったり ITエンジニアでない方で合格の確実性をより高めたい方の場合、Udemy だったり他の書籍の問題も解くと良いと思います。
🟠 最後に 🔚
当たり前ですが、いくら一般的なクラウドに詳しくても Azure を使って業務を行っている方でも、まったく勉強しなければ落ちます。
固有名詞や固有の概念は知らなければ絶対に解けませんし、数多い Azure のサービスをガッツリ網羅して使っている人は中々いないからです。
試験のクセや独特の言い回しなどもあるからです。
ただ、
に働きます。
というわけで、まずは無事初級はクリアということで次は管理者向け中級資格 AZ-104:Microsoft Azure Administrator の取得に挑みたいと思います。
そして来年には上級レベル ( Expert ) も取得したいな~ AWS は中級の一つである SAA までで止まってるし。
ちなみに、こちらの目標は迂回することにしました。
業務の都合上 Azure の方が優先になったから、やはり路線変更しました。
Azure をある程度学んだらまた AWS に戻ってきたいと思います。
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