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「マイルール」〜⑧恋愛編〜

僕は「恋愛」に関しても、マイルールがある。べつに僕は伝説のナンパしでもなく、夜の街を騒がせる夜の帝王でもない。恋愛コンサルタント、結婚相談所の職員でもない。

でもね、いいじゃないか。だって、するもんだから。いいじゃないか。この切ない心の叫びは、文を通してあなたには伝わっているだろうか。何故だか、部屋に隙間風が入ってきたように錯覚してしまうほどだ。

いいじゃないか。凡人でも偉そうに恋愛に「マイルール」を持っても。べつに、いいじゃないか。

さて、そろそろあなたの心の反撃も済んだろう。ということで、始めていく。

「恋愛のマイルール」

・好きと言わない
あ、なるほど。あなたはそっち系なのですね。それは恋愛を語っちゃあいけないよ。そんな声が聞こえてきそうだが、今の僕には「韓流ドラマお決まりの、切ない熱唱バラード」しか聞こえてこないので、続ける。

違う!違うのだ。「言葉足らず」というやつだ。僕が言いたかったのは、「好きを押し付けない」ということだ。自分が好きだからと言って、相手はそうとは限らない。僕は人を好きになったら、まず「付き合いたいな!」と思うのでなく、先に「あぁ、この人幸せになってくれたらいいな。」そう思う(ようになった)。

その中で、あぁ、この人は自分といることが幸せなのかもな。と本当に思えた時に「お付き合いする」ことを考えるようにしている。

「押し付けたくない、困らせたくない。」そういう思いの方が強いのだ。

(あぁ、恋愛に臆病になっているのね、あなた。)まぁ、そうなのかもしれない。ただ、僕はそれで一切の後悔はない。

確かに、毎回好きな人と付き合えるのなら、それがいいのかもしれないけども、なかなかそういうわけにはいかない。そんなことができるなら、この世から「失恋」なんて無くなっちゃうんだから。僕はそういうわけにはいかない。

・何も強制しない
お付き合いしている相手の服、髪型、メイク、趣味、やっていること等々、一切口を出さず受け入れる。だってそれ全部を含めてその人なのだから。何も自分の好みのアンドロイドではない。カスタマイズなんて、おこがましい。

「わたし、実はね、、ちょんまげが好きなの。」そんなことを言われても、僕はそういうわけにはいかないからだ。自分がイヤなことは、しない。そういうことだ。

・喧嘩しない
はいはい、やっぱりね。そっち系ですか。あなたドライ系でしょ?いい?喧嘩するから、お互いの正直な気持ちがぶつけられて、それで少しづつ分かり合えるものでしょ?そんな上っ面だけの付き合い私はごめんなの。(お前は誰だ)

でもね、僕は思うのです。

べつに「喧嘩は」しなくてもいいじゃないか。と。

僕たちは「戦闘民族」ではない。拳で語り合う民族ではない。喧嘩しないと分かり合えないのか?そんなことはないだろう。言い返すから喧嘩になる。自分に少しでも非があれば、いやむしろ無くても、受け入れるのだ。

勝ち負けではない。幸せになるために一緒にいるのだから、喧嘩に勝ったところで意味はない。それなら、こちらが引いてもいい。ヒョイっと逃げてもいい。そう思う。大体、女性がキレるときは、大体積もり積もった別の原因があるものだ。

勝ってもないけど、負けてもいない。それで良い。僕にとってそれが勝利だ。

・見栄を張らない
見栄に見栄を重ね、もはや「嘘」になっている人をたまに見る。相手に好かれたいからとやってしまうのだろうが、必ずボロが出る。どんどん苦しくなってくる。真実をいうタイミングなど無い。どんな小さな見栄でもやめた方がいい。相手に絶対バレない内容でもやめた方がいい。それは必ずクセになる。

・自分のものと思わない
日本では人に所有権は適用されない。奴隷制はないからだ。法律どこを探しても、お役所に訴えても、ないものは無い。何だかそう感じてしまうのは、気のせいだ。必ず、何かしらの形で、独裁者は首を斬られる。

・別れに理由は尋ねない
別れを告げられたとき、理由が気になるだろう。ただ、そんな無粋なことは聞いちゃあいけない。まず、理由が無いけど別れたい→もはやそれは理由だろう。大体、論破できるような「中途半端」な決心で別れを告げてくる人とはそれ以上付き合わない方がいい。そして、そんな人はあまりいないだろう。必ず、前々から、よく考え、言いにくいけど、よし。と決心して持ち出したに違いない。

別れを告げられた方が言えるのは、「そうか、分かった。(苦しめてごめんな)今まで、ありがとう。」それくらいのもんだろう。

そう言って、スッと身を引く。これがフラれる方の「流儀」ってものでは無いだろうか。クドクド抵抗したり、理由を問い詰めたり、浮気を疑ったり、今からでも直す、なんて言ったり、そんなことは言っちゃあいけない。

結果は目に見えている。じゃあ最後くらい、綺麗に、爽やかに別れてやろうじゃないか。そうでしょう?

以上!

はあ、最後はなんと「別れ」の話となってしまった。何だか切ない気持ちもするが、なってしまったものは仕方ない。

恋愛・結婚の目的は「幸せになること」だ。そのために相手との向き合い方を考える。

そして、所詮は縁である。これは人が支配できるものではない。

この2つを念頭に置きつつ、これからも生きていきたい。

これがあなたの「良い恋愛」にそして、「恋愛マイルール」づくりのお役に立てれば幸いである。

それではまた。








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