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日本クローゼットツアー(5)出発前に予期してなかった事が勃発!

こんにちは。ルンナです。

日本へ行くクローゼットツアーの記事を書いておりますが、
まだ出発してもいないのに、すでに今回で5回目となってしまいました。

さっさと、出発しやがれ!と思っていらっしゃる輩もおられると察しますが、なぜ、こんなに詳しく書いているのかと言いますと、
私のようなアマチュアでも、ツアーに行き、そのドキュメンタリー映画ができるのだという、(まだ出来てはおりませんが。汗)

ある意味 D I Y 〜なんでも自分でやりゃ、できる〜という見本になればいいかなと思って、、、、。

なーんて、人類貢献のような事を偉そうに申しておりますが、実際は

もう自分の事が喋りたくて仕方がない。

これに尽きると思われます。笑

それにしても、、、、ですよ。

ツアーにまだ出発もしていないのに、このいろいろな数々の難題が押し寄せてくるのは、ただ単に私の計画性のなさ??

間違いない!


しかし、見積りが甘かろうが、辛かろうが、もうこのツアーを決行するのだ!と決めてしまってそれに向かって動き出してしまったので、
今更やめるわけにもいかず、ふりかかってくる難題に立ち向かうしかありません。
つまり、そのあからさまな自分の現実を皆様と共有して、、、ですね。
なんらかのお役に立てればと思っている訳であります!


あのね。さっさと始めろ!

あ、、、、はい。


今回は、出発直前に、考えてもみなかった出来事が重大案件が起きたというお話です。

この時点で、出発まで1ヶ月をきっておりました。
それまで、前回で出てきた人材選びだけではなく、旅行の計画、つまり人数分のホテル、新幹線のスケジュールにチケットの手配、音楽の機材の準備、そして演出プラン(まあ、これはほとんどないに等しいが。苦笑)などなど膨大な量の作業をを次々にこなしておりました。

、、、、その最中。
まさかの超ド級の最大の大波がやってきたのです。

それは、

バンドの相棒のさおりちゃんが、
ツアーに行けないかもしれない〜〜〜〜!!


なにおぉ〜〜????


申しておきますが、これは彼女のせいではなく、イミグレーションの書類の作業の関係で、行けない可能性も出てきた。と。

もう、私はいきなり後ろから頭を殴られて、崖っぷちから真っ逆さまに、底なし地獄に落とされましたね、、、、。

ただ、この時点ではさおりちゃんが本当に行く事ができないのかどうか?
決まった訳ではなかった。

50・50の運命

谷底に落ちるまで、つま先立ちのまま、あと一週間まってくれ!となった。


これは、まだ決定ではないものの、ここで、「行けない可能性」も考えておく必要があると思ったわけです。

どうするか???

それまでのいろいろの手配してきた事柄、、、、冷静に考えてみた。

いっそ、全部キャンセルする???


飛行機のチケット、新幹線のチケット

もう買っていたが、これは自分らが日本に行く、里帰りのみと考えたら、まあ、なんとか妥協できる。新幹線でどこかの温泉にでも行こう。

音楽の機材に関しての出費

どうせ将来も使うんだから。と思えば、納得できる。

5人分のホテルの予約

こちらも今すぐだったら無料で、すべてがキャンセルできる。

訪問するお家へのキャンセル

こちらはもともと金銭的な授与はない事なので、ひたすら謝れば、わかっていただけるだろう。。。

冷静に考えたら、金銭的には大した損害でもない。
バンドといっても二人なので、相棒のさおりちゃんがいないシスターズは、絶対に考えられないのである!

だったら、全てキャンセル?


しかし、全部をなかった事にするのは、どう考えても、気持ちの落とし所が見つからなかった。

それまでの2か月間、毎日、このツアーの準備にかかわってきて、生活のほとんどをこれに費やしていたので、この計画が全くなくなくなるのは考えられなかった。

それで、万が一?
さおりちゃんがいなくても??
このツアーが決行できないか?

いろいろ考えてみた。

マジに考えた絶望的なアイデアのリスト

その1=さおりちゃんの等身大のダミーを作ってライブをする

その2=鏡を持参して、ふたりいるように見せかける

その3=誰か即興でパフォーマンスをやってくれる劇団員みたいな人を探す

さすがにこの1と2では、皆様だれもが、「騙された!」と思うでしょう。

しかし、3は、どうにか、可能性があるかな?とも思った。

そして、この時点で、ふと思いついたのが、

そういえば。。。。。

親戚にこんな芸能のプロがおったのでした!

じゃーーーん!!この女性!!

塩ノ谷早耶香ちゃん!!

彼女は私のパルクールとやっている甥っ子と結婚したので、ファミリーになったのです。

彼女のようなプロに頼んで、一時的に、今回だけシスターズのピンチヒッターをやってもらったら、どうだろ?と思ったわけです。

もちろん、さおりちゃんとはまったく違うものにはなるでしょうが、

非常事態のこの際。 コレはコレ!


彼女だったら、歌もすぐ覚えられる!!どころか、歌唱力は私なんかよりぜんぜん凄いし、エンタメの世界で長いので、きっと何をやっても、完成度の高いものしてくれるに違いない!!

なんなら、

さおりちゃんは、実はサングラスをはずすと、

塩ノ谷早耶香だったのだ!!

な〜〜んて、ミステリアスな

さおり=早耶香の都市伝説!!

なるものを作っても面白いかも?

〜などと、まったく本人に確認しないまま、勝手に妄想がふくらませた。
(早耶香ちゃん、内緒で勝手に妄想してごめんなさい)

しかし、

まだここで、私は奈落の底に落ちた。

彼女は妊娠していて、もう出産間近だったのだった、、、、、。

この事は前から聞いていたのに、すっかり忘れて、どんどん自分勝手に妄想を膨らませたのを後悔した。


そして。
そうこう、しているうちに、長い長い一週間が経ちました。


そして、運命の決断は、もうみなさんはお判りでしょうが、
こんな私の迷いや妄想を一掃すべく、

さおりちゃんにGOサイン!

わーん!!よかった!!よかった!!!よかった!!!

わかった瞬間は、もう、泣きそうになりました。
有難う!!!さおりちゃん!!!

それにしても、このエモーショナルな、ジェットコースター。
上がったり下がったりで、それでも首の皮一枚で、生きている。
まだ、まだ、死ねません!!!

ツアーは、まだ、始まってもないですから!!


何かやろうとすると、なんでも、一筋縄ではいきませんね。

いろいろありましたが、こうやって、なんとかツアーの出発まで、漕ぎ着けました。

次回に続きます。

L*


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