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なぜ自分の話は伝わらないのか

こんにちは。

海が好き過ぎて、海そばに住む妄想ばかりしているジャンです。

「家から海が見えるって最高」と簡単に考えていたけど、沖縄には台風があるので、住むためには色々と対策を考えないといけなさそうです(笑)


それじゃ、今日のお話を始めたいと思います。

今回は、コミュニケーションをする上で欠かせない「言葉」についてお話したいとと思います。

「自分以外の他者」と接しながら生活する社会の中では、コミュニケーションは重要かつ絶対に欠かせないものです。

その中でも、自分の思いを伝える「言葉」は特に重要で、使う言葉によってコミュニケーションの質も大きく変わってきます。

今日は、日常の中でよく起きているコミュニケーションの行き違いを、自分の経験から話してみたいと思います。


最近、友人とこんなやり取りがありました。

僕「もう7月か〜。気温も上がってだいぶ暑くなってきたし、久しぶりに海に行きたいね」
友人「浮き輪で浮かびたいなー」
僕「浮き輪で遊んだあとは、シュノーケリングしよう」
友人「え?シュノーケル禁止だよ」
僕「禁止?誰もいないのになんで禁止なの?」
友人「いやビーチは人たくさんいるさ」
僕「え?ビーチ?」
友人&僕「え?どういうこと?」


いまいち会話が噛み合わなかったんです。

初めは意味が分からなかったんですが、よくよく聞いてみるとお互いの「海」のイメージが全然違ったんです。


僕の中での「海」のイメージは

誰もいないきれいな白い砂浜と、透き通るような透明度がある「海」で、シュノーケリングやBBQしたりするイメージだったんです。

これは、「海」という”言葉”を聞いて僕の頭の中に一瞬で浮かんだイメージで、意識して思い浮かべたものでもありません。


逆に友人は、人が大勢いるビーチで浮き輪でプカプカしているだったんです。


このやり取りから分かるように、人は同じ言葉からでも、それぞれが持っているイメージを頭に浮かべて会話をしてしまうのです。


それは、コミュニケーションを行う中では誤解を生むきっかけになります。


じゃあ、なぜこんなにもお互いのイメージが違うかと言うと、その人がこれまで育ってきた「環境」「体験してきた経験」が全く違うからなんです。

だからこそ、会話などのコミュニケーションを取る時は、「言葉」を丁寧に説明する必要があると思うんです。

「海に行きたいね」ではなく、「誰もいない無人の海で、シュノーケリングやBBQしたいね」と。


これだと、友人に誤解を与えられず自分の思い描いていることをしっかり伝えることが出来ますね。

「わざわざそこまで丁寧にするの?」


そう思う方もいるかもしれませんが、僕からしたら丁寧ではなく「バカ丁寧」で丁度いいぐらいだと思っています。

そこまでやって、初めて自分の考えていることや言いたいことが相手に伝わると思うので。


反対に、「言わなくても感じ取ってよ」という考えは良くないと思います。

僕たちは超能力者ではありませんので、他者の頭の中までは覗くことができません。だからこそ、しっかりと「バカ丁寧」に伝えることが大事なんだと思うんです。


じゃあ、なぜこのような「イメージの違い」が起きるか?ということになりますよね。

それは、先ほどお話したように「環境」「経験」が大きく関係していると思います。



Aさんは、「ご飯は何があっても残さず食べること」と常日頃言われながら育ったため、「ご飯は残さず食べること」が当たり前になっています。

かたやBさんは、「お腹いっぱいの時は無理して食べなくていい」と言われた育ったので、「キツイ時は残していい」が当たり前になっています。


これは、育ててくれた親という「環境」と、実際に体験した「経験」によって構築された「考え」なので、その人そのものの性格というよりは、外部的な影響が大きい事が分かります。


この考えを理解していない状態で、AさんとBさんが食事した場合、「ご飯を残すか残さないか」の考えが一致することはないので険悪なムードになるかもしれません。


だからこそ、先ほどお伝えした「バカ丁寧」が重要に待ってくるのです。

「自分は小さいことから、「食事は残さず食べること」を当たり前として育ったので、満腹でも食事を残すことができないんですよね」

「自分は反対に、「残してもいい」という考えで育ったので、残すことにあまり抵抗がないんです」


もし、お互いがこのように「バカ丁寧」に話をしたらどうなると思いますか?


きっと相手の行動に不満を持ったり、文句を言うようなことはなくなると思います。

人によっては、それでも自分の考えを押し付けてくる人もいるかもしれませんが(笑)


ただ、大抵の人は理解してくれます。

それもこれも、「バカ丁寧」に伝えたからです。


「ご飯は残すべきではない」

「残していいもの」


これだけ簡略して伝えると、あの2人は必ず揉めてますよね。

もしあの2人が「バカ丁寧」に話をしていたなら、、、きっといい友人関係を築けていると思います!


最後にまとめると

「言葉」には、人それぞれが持つ違ったイメージがあるため、コミュニケーションを取る際に誤解が生まれやすいので、ひと手間かかりますが「バカ丁寧」に説明することが大切ということです。

僕も簡略化して「言葉」を伝えがちなタイプの人なので、「バカ丁寧」を意識して、コミュニケーションで起きる勘違いやミスを減らしたいと思います。

一人でやるのは寂しいので、この記事を最後まで読んでくれた方もぜひ一緒にやりましょう(笑)


それでは今日のお話はここまで!【サンカイル】のジャンでした!










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