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SIGMA fpがほしくなるマガジン

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読んだら思わずSIGMA fpが欲しくなってしまう。そんなnoteを集めました。
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記事一覧

高画質で映える顔してないけど

SIGMAの山木社長のTwitterなどでfpはキャプチャーボードなどを使用しなくてもUSB-CでPCと繋ぐだけでWebCamとして認識してくれることを知る。 こういうガジェット遊びは嫌いではないし、ちょうどfpがオフィスに転がっている。特に追加で必要なものもないしやってみる価値はありそうだ。 先日リグ遊びをした状態のSIGMA fpにMacBookAirのType-Cケーブルを挿して接続。設定によってはUSBモードの選択を聞かれるので「ビデオクラス」を選択するだけ。

Withコロナ時代のカメラの価値を考える

リモートワークの生活に入ってから一ヶ月余り経ちました。 世の中の多くのモノの価値が様変わりしているのを日々目の当たりにしています。人の動きは止まり、膨大な情報がネットワークを駆け巡っています。 このような状況が、これから数年間続くのではないかという予測もあり「Withコロナ」時代に物事の価値はどう変遷していくのか。 自分が大好きな「カメラ」はこの時代にどんな価値に変わっていくのか、思いを巡らせました。 1. カメラを外に持ち出せない日々なかなか外に連れ出せない一眼カメ

SIGMA fp と生活をする

SIGMA fp を購入しました。 真っ黒なボディにシンプルなスクエア。まずデザインが好きになりました。 SIGMAのカメラデザインは余計なものがなく、色もつけず、とても好感がもてます。 そして手にとって驚いたのはやはり小ささ。こぢんまりとしていてずっしりとくるボディは、持つたびに嬉しくなります。手に収まるサイズってなんかいいですよね。(噂のiPhone SE2、期待してます...) それと、レンズの質感がすごくいいのです。SIGMAのレンズを使うのは初めてですが、ひ

fpとはじめてのArtレンズ

深い森の中で偶然出くわしたその沼は、怪しげな鈍い光を水面に映し出していた。ゆっくりとたゆたう群青色の液体は、水というよりもコールタールのようなドロッとした粘度を保っているように見える。しかし、その美しくも妖艶なマチエールは、まるで呼吸をする巨大生物の肌のように蠢きながら、何とも形容し難い禍々しい引力を放っている。そして、眼の前に存在するすべてのものを、ズルズルと深い暗闇の中に引きずり込もうとしていた―。 世に「レンズ沼」と呼ばれる底なし沼が存在するという。どうやら自分も、知

SIGMA fpで解放されたもの / What was released using SIGMA fp

シグマfpを使い始めて、ソニーのカメラを使っていた時から感じていた「何か」から解放された気がする。 振り返ってみるとソニー機を使っている時は、「目で見たものに忠実に写真を撮らないとダメ」みたいな気持ちだったんじゃないか。 今、シグマfpを使って感じているのは、写真を撮るというよりも「絵を描いている」感覚に近いかもしれない。 その場の空気と自分がシャッターを押す指、そしてシグマfpが交わることで一つの創作物が出来上がる。 I started using SIGMA fp

ハロー、SIGMA fp。

 2月末、新婚旅行に行ってきた。  出不精の妻は海外旅行経験がほとんどないので、冒険的要素をなるべく排除しながらも圧倒的な非日常感を出す方法について考え抜いた結果、旅先は私にとって既知でありながら再訪したいと思うだけの魅力があって、メシと治安に不安がないところを選んだ。パッケージングとして完璧で、魅力的なパーツが揃っていることが保証されており、再現性がある旅。プラモデルのようなプランだな、と出発前から考えていたが、結果としてその目論見は成功したように思える。  スリランカ

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記憶が呼び起こされる : 写真の訴求力

こんにちは!Yonoです。 思考をテキストに落とし込むことが趣味の24歳が、毎日感じたことをツラツラと書いてます。今後ともよろしくお願いします。 今回は 時間を保存する。 記憶を呼び覚ますキッカケを作る。 なぜ人は写真に魅力を感じるのか。 最近、SIGMA fpにお熱な理由や、 写真についてフワフワ考えていることを綴っていきます。 写真は脳の外付けストレージ。 昨日の晩ご飯のおかずさえ、思い出すのに苦労します。 でも、カメラロールを眺めてたり、アルバムを貰ったり

SIGMA fp + SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

 基本的には趣味でカメラを触っているし、写真で仕事をすることはない。ただ、写真ではない仕事のついでに現場の記録撮影はする。それを「仕事道具だからお金を使っても良い」と購入の言い訳にしてみたり。この記事は、そのくらいの立場で書いた新しい機材への感想だ。  昨年の年末に「仕事に使うには標準ズームが欲しいな」と思っていたらSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNが発売された。すでに屋内での記録撮影に何度か使用しているけれど、屋外での使用感はどうだろうか。大学の同期と広島に

新しいカメラ、はじめてのvlog

今年のひそかな目標、「動画を作れるようになる」を叶えるための第一歩、はじめてのvlogをつくりました。 昨年末、仕事で動画制作の依頼を受け、動画を作れるようになると仕事の表現の幅も広がるなあ・・・と思い、まずは趣味で練習をはじめてみようと、冬休みを通して機材を探していました(同僚の @shikakun に osmo pocket や GoPro を借り、アクションカメラの体験もさせていただきました。持つべきものは同僚のyoutuberです) 結果購入したのが、予算大幅オーバ

SIGMAfpをぶら下げて台湾にいってきた

年越しに行った台湾旅行を写真で振り返り。カメラはSIGMAfpで、レンズは単焦点45mmの一本。レンズカバーもつけずに(つけたり外したりするの面倒くさいのとキャップをどっかに無くしそう)首から四六時中ぶら下げてシャッターチャンスを逃さないように撮影しまくった。まだまだ慣れてないけどいい写真だけをセレクトしてみたよ。 朝6時の早朝便は辛い。でもこの朝日、やばい。 台北についてとりあえずゲットしたのがEasy Payカード。日本のSuicaみたいな扱いで、地下鉄やバスで使える

これぞオールドレンズ!的な写りを求めて、日比谷・銀座方面を彷徨い歩いた

夜のイルミネーションではせっかくのオールドレンズの「オールド感」が良く分からなかったので、もう少し明るい時間に街に出てスナップしてみました。日比谷→銀座→東京の順にぶらついています。 ※全てSMC Takumar 28mm f3.5にて撮影 まずは日比谷近辺から まずは日比谷シャンテ前のゴジラから。 オールド感が分かりません。昔のゴジラじゃなくシン・ゴジラで、周囲も現代的なビルだからでしょうか? そういえば、昔はもっと小さい古めかしいゴジラ像がこのあたりに鎮座していたと

21:9のアスペクト比がもたらす撮影体験の変化

Sigma fpのもたらす撮影体験の変化が強烈だったので、ここに記録します。 Sigma fpは捉え所の無いほど、豊富な特徴を有するカメラ。 それは、ポケッタブルなフルフレームカメラだったり、また豊富な拡張性であったり、多くの人を魅了するティールアンドオレンジの色味であったり… その中で、自分にざっくり刺さった機能が21:9で世界を切り取ることができる点 なんてことは無いただのトリミングと言ってしまえばそれまですが、このアスペクト比が自分に刺さりました。特徴を考えると、

SIGMA fp が変える世界

こんにちは。先日「SIGMA fpフェス」というSIGMAさん主催のイベントに登壇して、fpについてお話をする機会をいただきました。 写真の専門家でも何でもない私が何をお話しするべきか、プレゼン内容には非常に悩んだのですが、素直に自分がSIGMA fpのどういう部分に惹かれているのかを、時間をかけて言語化しました。 こちらのnoteでもスライドから一部を抜粋して紹介しようと思います。 1. これまでのカメラ遍歴今回登壇するにあたって、改めて自分のカメラ遍歴を整理して年表

SIGMA fpと過ごした10日間

SIGMA fp がやってきてから、約10日が過ぎた。毎日なにか撮っている。 前にも書いたとおり、今までにも何度か自分の中でのカメラブームが起こっては去っていったのだが、今回はちょっとブームで終わりそうにない。 何がこれほどまで人を駆り立てるのか。一応デザイナーの端くれとしては、まずはやはりデザインが良いのだと思う。ここで言うデザインとは、見た目上のいわゆる「スタイリング」だけではなく、その機能やスペック、使い勝手、心理的な満足度、体験価値などなど、ぜーんぶひっくるめた「