suusan_bouz

思いを言葉にするのが長らく苦手だった 通訳・翻訳者が、言語・文化・慣習や 体験してきた…

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思いを言葉にするのが長らく苦手だった 通訳・翻訳者が、言語・文化・慣習や 体験してきたことを書き綴ります。

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はじめまして、なのか?

とりあえず最初の記事なので自己紹介的なことを。 すーさんと申します。人生を100とするとたぶん その半分くらい経過中で、「土着子女」にして 日本語⇔英語の通訳をしています。 それなのに、初対面なのに突然 手のひらと手のひら合わせてくる方が 続出・・・ あのね、輝く私の頭頂を拝んでもあなたは功徳積めません わたしの頭頂に登頂できるのはわたしだけ 念のために言っておきます(笑) なんの話やねんこれ ええと、Noteは、1話書いては強制終了して今回が3回目(たぶん)。 書

    • 「被災地支援」とエゴとマウント

      先週 今回の被災地の一つである 石川県珠洲市の伝統的な文化を 撮影したという映画を上映する イベントに参加しました。 被災地支援のイベントとのことでしたが 上映前に 主催者が映画や撮影監督の説明もないままに 本当は開始時に監督が来て話をする 予定だったが 本人は寝る間も惜しんで (被災地支援と称する映画上映の イベントを開催するように) 各方面に連絡をしているため 主催者としては監督に 上映の間は休んで欲しい だから上映後に来てもらうことにした と述べていました

      • さまよってるやん

        しかし 迷える人に対して 迷うこともある😆 最近、週末に都心に出ると 明らかに道に迷っている人と 遭遇するのですが 声掛けると 「いいです、大丈夫です」と 言われること多くて いらんことせんほうがええんかなと そう思うことが続いたのですが 今日もまた明らかに迷える人を 見かけました 丸ノ内線の後楽園駅ホームで スマホ片手に一目でわかる迷い方😆 してる人がいて ホーム直結の 小さな改札くぐったあとも 迷ってそうなので 思い切って声掛けてみたら 「ああ、よかった」っ

        • 生きるのに「お墨付き」はいらない

          最近とあるスーパーで買い物 するようになって そこのプライベートブランド(PB)が 「みなさんのお墨付き」なのですが 誰のなんのお墨付き? そもそもお墨付きって何? そんな疑問が浮かびました。 辞書を引いてみたら 「「お墨付き」とは、 権力や権威のある人の与える 許可や保証のことをいいます。」 という意味らしいです。 じゃあ「全員が権威」って、意味を 成さないことになるのでは? とはいえ私はここで、特定のPBを 云々したいわけではありません。 ただ、「お墨付き」

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        はじめまして、なのか?

          女という不服

          「なんで報われねえんだ!男どもめ!」 夢のなかで そう叫ぶ姉の声で目が覚めた そして、それは長年の謎が解けた瞬間だった。 **************** 以前 母が宗教に走って成仏 (自称クリスチャンだったけどまあいいや) し損ねかけたという話を書きましたが そんな母は 娘(長女)、私、息子(次男)の 3人を成しました そんな母は 子育て真っ盛りの時期に 夫が長期の単身赴任で不在だったこと そして自身に確たる子育ての ポリシーもなかったこと 頭が良い人ゆえに

          女という不服

          『足りない』からの卒業

          私の場合は長い友達の 育成をとっくにギブアップしてる というか もはやこまめに剃るのすら面倒だから 半端に残ってるくらいならいっそ 永久脱毛したい(頭髪は脱毛無理だけど) とすら思っているほどですが 足りてない 生やしたい もといたっぷりと 生えてなきゃいけない そんな欲求と世間的な概念に つけこんだ商売ってあるわけで そこに大金つぎ込んでしまう 構図があるんでしょうね。 まあ私は長い友達によりも 自己啓発やスピリチュアル系統に 長年に渡って随分と つぎ込んでしま

          『足りない』からの卒業

          その在所越えられる?

          「この在所越えて」という歌詞が 「竹田の子守唄」にありますが (部落差別にあたるとしていまや 放送禁止になっています) 在所(=住処、郷里)を越えていくひとと そうでないひとがいる 最近それを改めて感じることがありました オンラインで知り合った 東京の東部に住む方から 会って話してみたいといわれたのですが どうしても 上野、浅草、錦糸町あたりがいいと なぜか言い張るのです その方はたぶん江東5区 (墨田区・江東区・足立区・ 葛飾区・江戸川区)のどこかに お住まいだけ

          その在所越えられる?

          ひねもすのたりの通行手形

          昨年末に去年の仕事から リリースされて それ以来ほぼ なにもしていないのですが これって私にとっては とても画期的なことで なにせいままでだと 仕事がなくなったら 焦って次!と駆け込む せっかちな性分のため 「飛んで火に入った」 ことも数知れず🤣 だったわけですが 今回は 焦るのやめて とにかく休もうと 決めて 家で静かにしてるか 外をほっつき歩くか そんな日々を送ってほぼ 1ヶ月近く経ちました 実は去年の健康診断で いままでは問題がなかった -高血圧 -肝

          ひねもすのたりの通行手形

          いかようにも

          15歳の頃 当時通っていた 塾の主催者である先生から 「君は色がないから、 なにかの色を持ちなさい」 そう言われました あれから30年以上経って 様々な経験をして 何がしかのはっきりした 色が着いたと そう思っていたのですが 昨年、とくに洗濯や掃除を日々続けて 改めて我が身を顧みると 私は相変わらず色がないように思える むしろ、あの頃より 透明度は増しているのかもしれない そう感じるのです ただ、それは決して 「けがれのない」状態という わけではなく

          いかようにも

          手についてふと思い出したこと

          シー設定: 公開 十年ほど前、兵庫に住んでいたころ 腕利きのカイロプラクティック 施術者とやらを紹介されて 何度か通ったことがあります 3回目くらいのときに 私がその日最後の予約だったらしく 施術が終わってから施術者が やおら台にうつ伏せになって 「ちょっと首んとこ 押してもらえないか」と 言いました それで、頭の付け根にある 首のツボ押してみたら これが凄まじい強張りだったのですが 10秒くらい押してたらこの方 スースー寝息立てて寝落ちてました 当時肩こり

          手についてふと思い出したこと

          大きな設定の「中今」で

          昨日は、1年ぶり2度目に お会いする方とお茶をして そのあとその方がお好きな 画家さんの絵画展をこちらの ギャラリーへ観にいきました。 https://www.f-ujigallery.com/ そもそもこの方とは、 あるアーティストさんとの ご縁で知り合い さらにそのアーティストさんは 今年受講したとある講座で 紹介されていたことから 知り合ったのですが ご縁が巡りめぐって 阿部高大さんとその 作品に触れることとなりました https://www.takaoab

          大きな設定の「中今」で

          ほんとうの言葉遣い

          私は言葉にすることを生業に していますが その元ネタは他人の言葉なので 自分のことは案外言葉にするのが 得意ではありません だから、とある感情の言語化に40年も かかったりしたわけなんですが・・・ まあ、人生半ばでそれができたから よかったというべきでしょう😆 とはいえ、そこでほかの人の力を 借りたら、とてもすんなりといくって ことを 今週改めて感じる機会がありました。 ひょんなことから、 星読み(ホロスコープ)を 生業としている方の 無料リーディングを受ける

          ほんとうの言葉遣い

          悲しみの通奏低音

          先日、角膜上皮が剥がれるという 「ぶどう膜炎」という目の病気になり、 左眼がほとんど開けていられない 状況になりました。 そのため、眼帯をして右目だけで しばし暮らしていたのですが、 そのせいもあって、否応なしに 自分の内側を見つめることになりました。 しかも、そのタイミングで古い記憶を 呼び覚ますできごとに遭遇し、 そこから這う蔦を辿るように 過去の経験を思いだしたのです。 私の過去投稿をご覧になった方で お察しのよい方は、私の母が エホバの証人だったことに お気づき

          悲しみの通奏低音

          未知の言葉 既知の単語 その邂逅

          先ほど本を読んでいたら 「蓋然性」という言葉を初めて目にしました。 それはこんな文脈でした。 (以下引用) さかのぼれば、このビッグバン宇宙論は1940年代にアメリカの 理論物理学者ジョージ・ガモフ (1904~1968年)らが提唱した ものですが、「宇宙がビッグバンによって膨張し続けているのではないか」という説そのものは、ガモフよりも20年ほど前の時代、1920年代から 30年代にかけて先駆的な業績を残したベルギーの宇宙物理学者ジョルジュ・ルメートル(1894~1966年

          未知の言葉 既知の単語 その邂逅

          おお牧場はみどり

          今日、派遣先で追加の通訳業務対応してほしい という依頼があって、担当者の話を聞きました。 現在のプロジェクトでは、派遣先のお客様である 外国の方たちとのコミュニケーションを図っています。 その際に、日本側(派遣先)の方たちの言葉を紐解きながら 通訳しています。 外国側に話が伝わっていない場合は、たいていの場合、 日本側の話し手が自分の前提を言語化していない (察してほしいと言外に匂わす)、あるいは話し手が 話す目的や意図を明確にしていない、はたまた、 相手の反応を無駄に先

          おお牧場はみどり

          ミライノオト ソノナリワイ

          MIERUKAアーティスト AKARIさん(https://note.com/anatanohikari)が 妄想ストーリー 「ミライノオト・モニターシリーズ」というのをされていて(現在は募集終了)、私はこれからの仕事についてのストーリーとアート作成をお願いしました。 今日は誕生日なので、いい機会ですし、ストーリーを共有したいと思います。 ここの椅子の座り心地は格別だな、と改めて感じ入りながら、沈む夕日を見つめる。 オレンジと空の色、山の稜線、吹いてくる風、どこかから香

          ミライノオト ソノナリワイ