「面接の勝ち方」キャリアコンサル直伝
中途採用の転職相談を日々受けているのですが、
面接にはコツがあり、対策方法があります。
そもそも「書類審査を通過して面接に進んだ」ということは、
経歴自体は応募した企業にとって既に魅力的であるわけです。
では何故面接で落ちてしまうかというと、
1. カルチャーフィットしないと判断された
2. 対人コミュニケーション能力が低いと判断された
3. 経歴のプレゼンが下手で、面接官に魅力が伝わらなかった
からです。
1.「カルチャーフィットしないと判断された」に関しては相性なので、
逆に面接の段階で相性の不一致が判明したことはラッキーです。相性の合わない会社で働き続けることはお互いにとってメリットがないので、、、
2.「対人コミュニケーション能力が低いと判断された」に関しては、
時間がかかりますが、下記記事で紹介しているようなマインドチェンジや人と関わる実践を積み重ねていく必要があります。
海外で外国人の遊び友達を作る方法 |国際人として生きていくブログ (note.com)
3.「経歴のプレゼンが下手で、面接官に魅力が伝わらなかった」に関しては、適切な準備をすれば解決できるので、この理由で面接に落ちてしまうのはかなりもったいないです。
これまで数々の優秀な方々とお話してきましたが、転職活動に不慣れな人や、すごい丁寧に説明しすぎてしまう人、緊張しいな人など自分の魅力を伝える難しさに悩まれていました。
そこで今回は「経歴のプレゼンが下手で、面接官に魅力が伝わらなかった」という人を救う「面接の勝ち方」についてまとめます!
常に念頭に置くべきこと
一番大事なのは、だらだらと話さないことです。
「論理的に簡潔に」は面接中ずっとキーワードとして意識しなくてはなりません。
とくに中途採用ですと、これまでいろいろなことを乗り越えてきたので、話そうと思えば永遠と話せるかもしれません。
しかし、面接官は経歴書では分かりきらない情報を得るために面接の時間を設け、知りたい情報を得るために質問をしています。
だからこそ、面接官の知りたい情報以外は切り捨てなくてはいけません。
これが「簡潔に」ということです。
簡潔な情報をうまくまとめるのが、「論理性」です。
大枠(全体像)から詳細へ向かって、情報を構成していきます。
この際、詳細を細かく説明しすぎると話が長くなってしまう場合は、追加で質問をされたら詳細情報を追加していくというスタイルで構いません。
想定しておくべき質問
上記の通り「論理的に簡潔に」を意識して、下記質問に答えられるよう回答を考えておきます。
1. これまでのご経歴
2. キャリアの強み
3. 応募企業になぜ興味があるのか
4. 応募企業にどう貢献できるか
5. なぜ転職活動をしているのか
6. これまで一番大変だったこと、それをどう乗り越えたか
もちろんすべての面接で、上記すべての質問が聞かれるわけではないですが、上記の質問に答えられるだけの事前準備をしておけば、たいてい問題はないかと思います。
相性の良さをアピール
募集要項や企業の事業内容を読んで、キーワードを拾い出し、
自分の経歴と親和性の高いキーワードを見つけます。
そして、そのキーワードを面接内で多用してください。
相手が探している人物像に、自分がすごい近いことをアピールするのです。
自分の強み
強みについて聞かれた際に、
「チャレンジ精神」や「コミュニケーション能力」といったソフトスキルについてお話しされる方もいますが、これはNGです。
なぜなら、これらは面接を通して面接官が判断するものだからです。
中途採用であれば特に、即戦力となっていただきたい部分もあるので、
「実務経験」や「資格」などハードスキルをアピールすべきです。
最後に
面接にのぞむ際は、原稿を丸暗記するような形だと、バレる&イレギュラーな質問に対応できなくなります。
面接はこれまでの自分の過去を紹介する場ですので、本来暗記は必要ないはずです。実体験をいかにして伝えるか、フレームワークだけを頭に叩き込み、あとは自分の言葉で語るのが得策です。
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