体制転換期の経済構造の変化(2)
3)産業構造
産業構造も大きな変化を遂げた。 計画経済が崩壊した1989年時点では、全産業に対する第一次、第二次産業就労者の割り合が60%を越えており、サービス業は未発達であった 。しかし、10年後の1999年には、第一次産業27.5%、第2次産業27.8%、第3次産業44.9% という大きな変化を遂げている 。
また、全就業人口に対する鉱工業部門就労者のシェアは、1989年の29%から2000年の20.7%へ減少。農業部門では、就業者減少幅は小さかったが、EU加盟を果たす