見出し画像

[解説と設問を発表]4人に3人の子どもが暴力を経験【SDGs英語ニュースについて議論する】第43回 12/10(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第43回12/10(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の「4人に3人の子どもが暴力を経験」について議論します。このワークショップの解説と設問を発表します。

記事はVOAの「Three Out of Four Children Experience Violence」を利用します。この記事はSDGsの目標16平和と公正をすべての人に」に対応しています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第43回「4人に3人の子どもが暴力を経験」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの16番目の目標「平和と公正をすべての人に 」です。

SDGs 目標16: 平和と公正をすべての人に

“平和でだれもが受け入れられ、すべての人が法や制度で守られる社会をつくろう”

以下は国連がまとめた「平和と公正を支える法と制度」についてのサイトです。

SDGs Goal 16: Promote just, peaceful and inclusive societies

Peace, Justice and Strong Institution

国連は、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、1954年11月20日を「世界子どもの日」と定めました。その5年後の1959年11月20日には、国連総会で「子どもの権利宣言」が採択されました。それから、30年が経った1989年11月20日、すべての子どもに人権を保障する初の国際条約『子どもの権利条約』が、国連総会で採択されたのです。

11月20日は「世界子どもの日」

しかし、国連の報告によると,こどもを取り巻く環境は過酷です。例えば、ユニセフは、世界でこどもがいまだ下記のような状況にある、と報告しています。

  • 3億5,600万人近くの子ども(6人に1人)が、極度の貧困状態(1日1.90米ドル未満)で暮らしている。

  • 1億6,000万人が、児童労働に従事している。そのうち 7,900万人は、危険な状況・条件下で働いている

そして、「こどもへの暴力を終わらせる」"Ending Violence in Childhood: Global Report 2017."というショッキングなタイトルの報告書が発表されました。この調査によると、子どもの頃の暴力は、豊かな国でも貧しい国でも同様に、どこでも起きているというのです。研究者は毎年、推定17億人の子どもたちが影響を受けていると述べています。この中には、従来は「躾け」と考えられていたものあります。近年、日本でも「こどもへの虐待」が大きな社会問題として注目されています。この問題の本質について、一緒に話し合ってみませんか?

日時: 2022年12月10日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

Three Out of Four Children Experience Violence

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

4人に3人の子どもが暴力を経験【SDGs英語ニュースについて議論する】第43回 12/10(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

4人に3人の子どもが暴力を経験【SDGs英語ニュースについて議論する】第43回 12/10(土)10時@オンライン|

解説

近年、子どもに対する暴力の問題がクローズアップされています。家庭内で起こった悲惨な虐待死が度々報じられていますが、ここのところ、日本で新たにメディアで取り上げられているのが、保育所でのネグレクトや虐待です。これらの事件の多くは、意図的な暴力と言うより、子どものケアに関しての認識の未熟さや、十分な公的資源が投入されていない日本の保育所の実態を表していると言えそうです。

送迎バスに子どもを一時置き去り 5年余で19件 大阪府|NHK 関西のニュース

日本では保育所には認可/外という区別があり、保育の質は十分に確保されているとは言えません。少子化にもかかわらず、1970年代以降、その設置基準は、ほとんど改善されていません。近年は、保育所の数を増やすため、民間企業の参入を促す自由化及び規制緩和政策を推進しており、むしろその質のさらなる低下が問われている実態があります。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

ここから先は

2,066字
この記事のみ ¥ 300

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。