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[解説と設問を発表]緑化推進で都市の温暖化を緩和【SDGs英語ニュースについて議論する】第41回 11/26(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第41回11/26(土)10時@オンラインで開催します。このワークショップの解説と設問を発表します。

今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」には含まれていませんが、都市の緑と地球温暖化に関するVOAの記事「緑化推進で都市の温暖化を緩和」について議論します。記事はVOAの「Communities Work to Cool City Neighborhoods with Plants」を利用します。この記事はSDGsの目標15陸の豊かさを守ろう」に対応しています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第41回「緑化推進で都市の温暖化を緩和」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」です。

目標15「陸の豊かさを守ろう」

“陸の豊かさを守り、砂漠化を防いで、多様な生物が生きられるように大切に使おう”

以下は国連がまとめた国土の持続可能性と生物多様性についてのサイトです。

Goal 15: Sustainably manage forests, combat desertification, halt and reverse land degradation, halt biodiversity loss

地球温暖化はとりわけ夏の都市に耐えがたい暑さをもたらしています。いわゆるヒートアイランド現象です。

ヒートアイランド現象ってなに?

コンクリートに囲まれた都市は地球温暖化現象そのものを表しているといえます。また同じ都市内でも地区によって気温に大きな差があります。米国南部の都市フェニックスでは地区間で最大7度の温度差があるそうです。なぜでしょうか。ずばり、都市の緑の量の違いです。気温が高い地域は建物と道路が地上を埋め尽くしており、熱を吸収する樹木や緑地がほとんどありません。

また、都市部の緑の量と住民の経済力には密接な関係があります。都市部の緑が多い地区ほど裕福で、貧困地区ほど緑地などのオープンスペースが貧弱です。発展途上国の都市部では公園が非常に少ない現実がありますが、近年オープンしたタイの首都バンコクの公園は市民に大きな喜びをもたらしました。

New Park in Bangkok Provides Much Needed Green Space

このように、都市の緑は気候変動対策、そして住民の生活の質の確保に非常に貴重なものなのですが、日本では各地で公園の一部を商業施設にするような計画も進んでいます。これを機会に「都市の緑」について、一緒に考えてみませんか?ワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年11月26日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

Communities Work to Cool City Neighborhoods with Plants

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

緑化推進で都市の温暖化を緩和【SDGs英語ニュースについて議論する】第41回 11/26(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

緑化推進で都市の温暖化を緩和【SDGs英語ニュースについて議論する】第41回 11/26(土)10時@オンライン|Global Agenda

解説

2022年は記録的な猛暑の1年でした。夏でも冷涼な気候で知られる英国やカナダで40度を超える気温を記録し、多くの山火事が発生しました。また、これらの国々では、冷房を設置しているような住宅は、ほぼ存在しないため、多数の住民が熱中症他の関連死で亡くなりました。米国南部のフェニックス市だけでも、昨年は気温が46度を超え、300人以上の住民が酷暑のため死亡しました。

しかし、記事にもあるように、国連気候変動会議(COP27)に代表される国際社会や中央政府に頼らなくでも、ローカルレベルで都市の気温の上昇を緩和することが可能です。それが、この記事で指摘された市民グループなどの活動による都市の緑化推進プロジェクトです。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

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