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パーソナルストーリー #2 山﨑理子さん

【プロフィール】
グローバル人材戦略研究所との関わり:元インターン生
名前:山﨑 理子
所属:東洋経済新報社
大学:東京外国語大学 中国語科  
大学3年時に国立台湾師範大学に留学

【山﨑さんの執筆された記事(一部)】
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🖋グローバル人材戦略研究所との出会い

台湾留学中、帰国の2~3ヶ月前からインターンについて考え始めていました。今まではアルバイトというと飲食店でしか働いたことがなく、実際にビジネスに携わる経験はありませんでした。せっかくなら今まで大学の授業や留学を通して得た中国語のスキル、また台湾に留学していたという経験を生かすことができればと思い、応募しました。

💪🏻自分の強みを生かす

グローバル人材戦略研究所に最も惹かれたポイントは、「留学後、学んだ内容のアウトプット」ができるということでした。海外に留学・駐在を経験された経験をお持ちで、英語や中国語を話される代表・小平さんの元で、学んだ中国語を生かすことのできる機会があることももちろん魅力的でした。しかしそれ以上に、留学中に感じた文化の違いや実際に体験したことなど、自分の持つ強みを多岐にわたる業務を通してアウトプットできる点は、探している中でも他の会社にはなかなか見られない魅力の1つでした。

🗄グローバル人材戦略研究所で働いてみて

職場は少人数で自分の仕事に集中することができます。ただ業務を進めていきながらわからないことがあれば、代表の小平さんにすぐ相談できる環境なので、1人で悩むことなくできます。
また積極的にインターン生同士の会話を重視してくださるおかげで、実務内容のアウトプットもできますし、加えて先輩・後輩同士、就職活動の相談もできました。

📈その先のキャリアにつながる学び

初めは簡単なパワーポイントを作ることから始め、その後アンケートの回収・データ処理・グラフ作成などを行なっていきました。
特に海外高度人材の受け入れがどう日本企業の組織活性化やイノベーションに繋がったのか、どんな変化があったのかなどについて複数の企業に向けアンケートをした結果を、グラフにまとめるというお仕事がありました。その中でデータを単純にグラフにするのではなく、自分なりに組み合わせて変化の見えやすいグラフを作ることができ、それを褒めていただきました。このような経験から相手が分析などをする際に手掛かりになるようなグラフ作りやデータ処理を心がけるようになり、それは今の記者としての仕事にも役立っています。
東洋経済新報社は会社四季報などを発行しているデータが強みの会社です。記者としてただ文章を書くだけではなく、データに基づいた説得力のある文章を書くことが求められています。このようにグローバル人材戦略研究所におけるインターン業務の中で試行錯誤したこと、そしてそこから学んだことがその先のキャリアにも繋がったのです。

👤代表 小平について

パーソナルストーリー#1の岡本さんもおっしゃるように、ダメなところはダメ、良いところは良いとはっきりと教えてくれる方だと思います。正直指摘することも相当な労力を使うと思います。しかしインターン生一人ひとりのためを思って、伝えてくださいます。
また小平さんは人事のプロフェッショナルなことに加えて、さまざまな分野・事柄にアンテナを張っていて、会社の棚はたくさんの本で埋め尽くされています。そしてそのアンテナを張って集めた知識や情報を、それがご自身に関係の深い領域ではなくとも、自分なりにどう実務に繋げるのか、掛け合わせることができるのかを常に考えていらっしゃいます。このようにどこからでも学ぶ姿勢を尊敬しています。

🪜「構造化」の考え方を学ぶ

簡単な言葉になってしまうかもしれませんが、このインターンを通しての一番の学びは、「構造化」です。パワーポイントなどを作成する際に小平さんはスライドの順番をよく指摘されました。初めはなぜかわかりませんでした。でもやっていくうちに、細かい事例や文献を集め、それがどのような固まりで、トピックにおいてなにを意味している固まりなのか、そしてどこに入れるとより伝わりやすいのかを意識することの大切さを学びました。小平さんがAとBを組み合わせることがお上手なのも、全体の作りを把握しどこに放り込むべきなのかを知っている、つまり「構造化」を理解されているからなのだろうと思います。
そしてグループの中で意見をまとめることに対して、私は以前コンプレックスを持っていました。しかし「構造化」を理解することで、就職活動のグループワークにおいて意見をまとめること、つまり一つひとつの意見がどのように分類され、大きな括りの中でそれぞれがどこに位置するのかを明確にすることができるようになった気がします。
このようなインターンでの「構造化」の学びは、記者として記事を書く上で非常に役立っています。「このような事例があるからこそ、このような結果になる」と言ったようなことを意識するきっかけとなっています。

👩🏻‍💻印象的なコミュニケーションのコツ

さらに業務として新入社員研修の資料をまとめたことがありました。その内容を事前に大学生のうちに知っておいたからこそ、会社に入ってすぐそれらを意識しながら行動することができていると思います。特に「わかるの3分類」(以下参考)を意識して、上司や同僚ともストレスのないコミュニケーションを取るようにしています。

【わかるの3分類】
① 理解する
→相手の言ってる内容は理解できるけれど、何をすればいいのかわからない時は質問する
② 納得する
→相手の言ってる内容に同意する
③ 行動できる

💭山﨑さんの夢や目標

小さな目標としてはこれからも記者として、多くの人に読んでもらうことのできる記事を書いていきたいと思います。それに向けて記事をどのように構成するのか、どんな情報があれば読者にとってわかりやすいのかを俯瞰的に見ることを心がけていきたいです。
そして将来的には、自分の学んできた中国語を生かした記事やグローバル人材戦略研究所において学んだ人事や組織に関する記事を書いていくことができればと思います。

🗃自分の学びを振り返って

グローバル人材戦略研究所での学びを通して、私自身インターン応募前には想像もしていなかったほど成長できました。「留学経験のアウトプットをしたい」という起点から、インターン業務や代表とのディスカッションを通じて、ダイバーシティや企業経営などにまで自分の興味が広がりました。これは、大学の専攻だけでは知り得なかった領域かもしれません。PCスキルや実務知識には全く自信がありませんでしたが、目的意識や主体的に動く意識があれば期待以上の経験をさせて頂ける職場だと思います。

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執筆:インターン 飯田知世(慶応義塾大学 総合政策学部 3年)

【おまけ①】大学生活について
東京外国語大学は最初の1・2年で語学としての言語を学んだのちに、その言語を使って文献などを読んだりしながら経済や政治など学ぶか、もしくは引き続きその言語について詳しく学んでいく主に2パターンがあります。
私はどちらかというと後者の方で、大学では言語教育を専攻しており、日本語の母語話者が中国語をどう習得するのかという第二言語習得について研究しました。また趣味で日本語教育についても学び、留学生に混じって日本語の授業でボランティアをしていました。留学生はネイティブと話せる機会が限られているので、日本語の授業のグループワークに混ぜってディスカッションなどをしました。

【おまけ②】現在の勤務先に入ろうと思ったきっかけ

留学する前に台湾について勉強している中で、元朝日新聞新聞記者の野嶋剛氏の著書『台湾とは何か』という、違う国についてわかりやすく説明されている記事を読み、感銘を受けたことがきっかけでした。その後企業訪問や記者として働いている方々のお話を聞いて、その仕事に魅力を感じました。
👀「パーソナルストーリー」
この「パーソナルストーリー」という企画では、グローバル人材戦略研究所に関わる人々の経験や学びなどを紹介していきます。彼ら一人ひとりのエピソードを通じて、グローバル人材戦略研究所の活動に興味を持っていただければと思います。
株式会社グローバル人材戦略研究所
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