うつになったことで人に対する感謝を学んだ話
はじめに誤解のないように話しておくと、
もちろん今までいろいろなことに感謝をする人生は送っていました。
でもいつもそれが「本当に心の中で感謝しているのか?」
という葛藤が自分の中にまとわりついてました。
感謝しているというけど、それは偽善じゃないのか?
感謝をするという心を持ち合わせていないんじゃないか?
そもそも感謝の量というものがわかりませんでした。
(こんなこと考えたことがない人も多いと思いますが・・・)
例えば自分が誰かに対して感謝する。
でもその感謝度は50点くらいで、
この感謝の気持ちを100点にしなければいけないと思い自己嫌悪に陥る。
人に感謝しろと言われてもその度合いがわからない。
でもうつになって入院して、
感謝というものは努力ではなく自然なものだと感じるようになりました。
今までは感謝には努力が必要だと思ってました。
なんででしょうね?
完璧主義だったからでしょうか?
会社を不在にしている間頑張ってくれている社員、サポートしてくれる家族、主治医の先生、臨床心理士、看護師、同じ悩みを抱えている患者さんすべての人に深い感謝の念が出るようになってきました。
今までは心で感謝をしていてもそれを伝えることもあまりしてませんでした。
今更かもしれませんが声に出して感謝を伝えるようになったのは、うつ病になっていろいろ苦しんだおかげのような気がします。
辛い時はつらいことに感謝するのはなかなか大変だけど
うつ病はつらいけど学ぶこととは多いですね。
みなさんご自愛ください。
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