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変化は生まれ変わりの時。恐れず、「なんとかなるさ」という気持ちでいきましょう。

3月、4月は春を迎える中で、変化の多い時期です。
卒園・卒業、新学年で新しいクラス、新しい先生…
別れもあれば出会いもある時期ですね。

この変化の時期を楽しめる人もいれば、先のことが心配で仕方がないという人もおられるかと思います。
どちらかというと「変化は苦手」という人の方が一般的には多いです。
先が見えないというのは人間誰しも不安なものです。

心理学では、こういった“変化”について、“死と再生”“生と死”という言葉で表現することがあります。
例えば、1年の終わり、年末は“一年が死ぬ時だ”と。そして年が明けることで“新しい一年が生まれる”“生まれ変わる”と表現します。
年度末も同じようなものですね。何かが終わりを告げる時、それは(言い方は微妙ですが)死を迎えるということ。
そしてそこから新しいことが始まる。つまり、生まれ変わるのです。
過去の自分や出来事、現状に一旦別れを告げ、次の自分や出来事へと新たな気持ちで向き合っていく…

これを“死と再生”の過程と捉え、それを経て私たちは常に変化し続け、成長していくのだ、と心理学的には考えるのです。

あれが不安だ、これが不安だ、また前みたいに嫌なことが起きたらどうしよう、と思い続けるとなかなか過去の自分や出来事とさよならできません。
さよならできずに、過去のネガティブなことに思いを馳せてしまうと、また同じようなネガティブなことを引き寄せてしまうのです。
過去の良くなかったことが死んでいないまま、近くにいるからです。
なので、過去と一旦さよならする必要があるのです。

良かったことは大事な思い出とし、嫌なことやうまくいかなかったことは、一旦これでおしまい!考え込まない!と区切りをつけてみましょう。
今度はもっと良くなるように、うまくいった時・楽しい時・夢や目標が叶った時を常にイメージすることをおすすめします。
ポジティブな考えの人にはポジティブなことが引き寄せられてきます。
そのことを、落ち込んだ時・不安な時にふと思い出し、気持ちを切り替えてもらえたら良いなと私は思います。

困り事や失敗・トラブルは人生いつでも起きます。
その時にじっと悩んでいるだけでは事が進みません。
困った時は周りに相談しながらなんとかするしかないのです。

困ったら困ったで“なんとかする”“なんとかなるさ”の気持ちでいるくらいの方がちょっと楽になれます。

生きていくにはタフさも必要です。
私はタフな精神の人が世に増えることを望んでいます。

一人ひとりが、生きていくためのタフさと、困難に打ち勝つ精神を養い、自分や他者の在り方について理解を深め、自己を磨きながら社会に向かっていけるよう
一つの気付きとして私はここで言葉を発信していきたいと思っています。

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