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【作品完成】完璧を諦める完璧主義【ギャラリー@銀座】


搬入まであと一日

全6作品、完成しました

トラブルなく、あっっっという間に、滞りなく、終わりました
本当にあっけなかった、、、

残るはキャプション&自己紹介制作作業(打ってあるので印刷と貼り付け)と、額の制作作業となります

作り終わった時にDONE is better than the perfect/やり遂げることは、完璧であるより良い という言葉が頭に浮かんだので備忘録として残します



完璧を目指して壊れた人生


自分の思う完璧は、他人から見ると完璧ではないし、
自分の思う完璧の概念そのものが間違っていると私のようになります

そんなわけで、今はむしろ完璧を避けています

その完璧って、自分のためだよね、人のためじゃないよね、自己満だよね、と社会人を始めてから思ってしまったんです

自己満であることは別にいいしやるけど、アートでの自己満はやだなぁ、があったので考えました

それまでの人生とは違う、「明確な他者がいる自分の世界」で、クリエイティブの仕事をしながらも考えて、自分のアートはどうやって見てもらって、何を感じてもらいたいのか?みたいな根本的なコンセプトを、社会と自己の両方を眺めて感じながら考えました

そうすると、社会/他者と自己は、相関関係にあり、変化し続けるもので、流動的であるとわかりました

相関関係、流動的、この言葉は完璧とは相性が悪いです

なので完璧は捨てました、シンプル

完璧主義は手段にしか過ぎないと思いました
成果が生まれることが最終目標なので、それまでの道程ってなんでもいいな?と至ったわけです


完璧を手放したら、欲しいものが手に入ってきた


あんれェ〜?おっかしーーなーーー!の、今


完璧を手放したので、カッコ悪くても作品を作るし、カッコ悪くても頼るし、呑気だし、相変わらずずる賢い奴です

ちなみにこういう場合は往々にして「そうは言いながら狡賢くないからなぁ笑」の答えが必要かもしれないのですが、残念ながら本気でずる賢いのでそこはすんません

とてつもなく純粋で素直で誠実でありながらも

とてつもなく打算的で狡猾でもあるのがふくだですから

そら多重人格とも言われる

完璧を手放したら作品は沢山作れるし、何より自分自身の心がポジティブで元気になれました


ポジティブで元気な理由


理想の自分と現実の自分の乖離がなくなってきたから

それと、

理想を実現可能な目標と思えているから

理想の自分と現実の自分の乖離が大きいと鬱になる、と最近、経験則から編み出しました

自分なんて本当に取るに足らない不足ばかりの人間と思っているし、そう思っているから頼れるし、かと言って不足があることに対しても「少し不足しているけど、愛すべき私」と思えているからです

可愛げが生まれた(これでも

" 少し不足しているけど、愛すべき僕 "

Epiphany/BTS_JIN

親友には「そらえっつんが能力高いからだよ」と言われますが、関係ないです
むしろその理論なら能力高い人こそ人に頼れませんて


完璧主義からは何も生まれない


というのは同級生を始め「アートなことをしたい」人全般を眺めてきて思います

アートを勉強した人、目指している人こそ作品を作れなくなる傾向が高くなります

これは本当に自然の摂理で、好きだからと始めても、結局は継続や勉強からは逃げられず、更に自分がしてきたクリエイティブやアートへの批判が自分へ向くと無意識に理解できてしまうからです

自己表現をしたい人は自然と承認欲求が高まりプライドも高くなるのが道理です

そう、アートをやるには、その道理に反さないといけないわけです

0から1にする怖さはそこも大きいはずです

ある程度の年齢になって、自分が批判される立場になりたい人は、まぁいないでしょう
だからほとんどの人がその面でも継続できない
アートをやるということは、これだけではない継続の種類が他にも増えるので、そこでも心が折れる
だから0から1ではなく、1から増やす方向に向くのだと思います

よく誤解されるので補足ですが、承認欲求があることもプライドが高いことも大切です
しかし承認欲求が強すぎたりプライドが高すぎると目的を失います

聖書を読むために、蝋燭を盗むな

聖書より

私はしたり顔で批評家を気取っている層が一番嫌いなんですね
土俵に上がって言え≒経験してないことは言うな、もしくは尊重しろ、と思っています

なので何もしない批評家が私にあーだこーだ言ったところで、必要な情報以外は話を聞いていません

だって、ただの無料の批評家だからね

その度に頭でっかちの「昔は良かった」とか言う老害にゃあなりたぁないな、と思います
だからしない、それだけ

この時、完璧主義を貫くことはなんにも価値がないな、と一番思う瞬間ですね

さてさて、残りは事務作業多め(それも好き
明日は作業しながら色々やろうと思います

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