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お金のために働けない世代に生まれて

「お金じゃないねんなあ〜」

自分のやりたいことを仕事にしろ!という時代になっていますが、そもそもやりたいことが分からなくて、お金よりも、自分が一生をかけて夢中になれる仕事をください!神様!

なんてことを願ったり、でもやりたいことは空から降ってくるわけではないので、結局は自分で行動して見つけていかなければなりません。

冒頭に書いたように、生まれた頃からモノに恵まれてきてた世代は、どうやらお金の為だけには働けない世代のようです。


お金の為だけに働けない世代とは


私は、平成2年生まれで、がっつりゆとり教育のど真ん中の教育を受けてきました。

教科書もほとんど絵ばっかりで、学校からもらってきた教科書をみては母親が、「ペラペラやがな!!」と怒っていた記憶があります。

そんな私の世代は、小学生頃から携帯電話が普及し始めて、物心ついた時から世の中は便利なモノで溢れていました。

もちろん社会人になっても、昭和世代の人達とのギャップもあり、一緒に働くと、どうしても分かり合えない部分が出てきてしまいます。

そして、無我夢中で仕事に取り組んでいても、ふと我に返ってこんなことを思います。

「お金はもういらない。自由に生きたい」

自由に生きていくにしても仕事はしないといけないのですが、「稼ぐ」だけを目的にした仕事はもうできないと気づきます。

「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」

2017年に、IT評論家の尾原和啓さんが出版した本「モチベーション革命」。


「私たちって、稼ぐためだけに働けない世代なんだよ!」

同じような悩みを抱える同世代の女友達が、いい本を見つけたと言ってこの本を紹介してくれました。

「本当こういうことなんだよな〜」と共感する部分がすごく多かったです!


やっぱりこの問題は、同世代が抱える悩みで、お金を稼ぐ為だけにはもう働けない世代なんです。

テクノロジーがこんなにも進化を遂げているのに、働き方や仕事内容が変わらないなんておかしい話です。

だとしても、仕事が嫌で嫌でしょうがない人生なんて面白くない!

私たちはもっと時代の変化と共に、働き方や仕事内容も進化させていかなければならないのです。

葛藤を乗り越えて


若いリーダーが社長を務める会社もありますが、まだまだたくさんの企業の上層部にはがっつり昭和世代の人が固まっています。変化を嫌う世代なのでしょうか。

私たちはこれから先の日本の経済悪化の道を、ただ眺めているだけで良いのでしょうか。

どうやって仕事をしたら良いかわからないと、パワーの有り余った若者がたくさんいます。

時代に合わない仕事の仕方に、頑張り方がわからなくて葛藤しています。

そしてお金の為だけに働けない世代の人は、自分の中に眠っている可能性を諦めずに探し続けなければいけない。

色々と模索しながらたくさん考えて、日本の常識に負けずに、柔軟な考えと新しい働き方で、世間に、世界に立ち向かっていこう。

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