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メディアに騙され分断していたら政権交代なんか一生できませんのお話し

☆メディアに騙されないことは基本中のキホン

私のnoteでは何度も申し上げていることなのですが重要なので繰り返しておきます。
✅メディアを鵜呑みにしないこと。
✅(特に野党の批判ツイートをする前に)メディアの記事だけでなく必ず動画やツイートなど本人の発言の原典に当たって確認すること。

上記は基本中のキホン、イロハのイのイのイです。
いえ、根っからのウヨを相手する気はサラサラないんでそれはいーんです。
自公政権を倒したいはずの方。けっこう多くの方、著名人や有名インフルエンサーの方までもが報道に右往左往してエダノン叩きをしているのを見て、これはかなりマズいと思っております。

☆「日本共産党との連立政権はない」←これ前から言ってます

この話はつい2ヵ月前にしたばかりですが再掲しておきます。6月19日における枝野代表の言葉です。(文字起こしではなくアヤによる要約です)

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日本共産党と立憲民主党とでは、天皇制、自衛隊、日米安全保障条約などの部分で基本的な考え方には相違がある。だから、日本共産党から閣内に閣僚を出していただくような形での「連立政権」はできないと考えている。

一方で、ここ5~6年の間、日本共産党と立憲民主党は国会の中でさまざまなテーマについて一緒に闘ってきたし政策も共有してきている。例えばLGBTQ・選択的夫婦別姓などジェンダー関係、「経済復興のためには消費者に力をつけさせる必要がある」などの、経済政策に関する当面の考え方などは共有できている。

この間で積み重ねてきた共有できている政策については、しっかりと連携・協力することで実現していきたい。それを実現するためには政権交代が何としても必要である。自公政権では逆方向に進んでしまう。だから、日本共産党にできれば協力していただいて、自公政権を倒すために共闘していきたい。すべての選挙区で候補者を統一することは元々考えていないが、候補者を一本化すれば勝ち目がある選挙区が50~100程度はある。うまく棲み分けすることにより政権交代は十分に可能と考えている。

連立政権を組まないことと連携しないことは全然意味が違う。自公政権に代わる政権樹立のため、連携できる部分で連携し上記の共有できている政策を実現していきたいと考えている。

※日本共産党との関係や野党共闘などについては最後の15分くらいで語られています。動画全体もすばらしいので未見の方はぜひご覧ください。約68分。

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「連立政権を組まないことと連携しないことは全然意味が違う。」
この言葉の意味をよく噛みしめてください。
「立憲民主党と日本共産党との連立政権はない」←これは前から何度も言われていることであり、今に始まったことではないのです。
メディアがこれを報じても、「またその話かよ」とスルーするのが正しい仕草です。

もちろん、そのこと(日本共産党を閣僚に入れないこと)自体の是非は議論があり得るところだと思いますが、政党が別である以上、今は仕方がないことです。閣議は全会一致でないと決定できないのが慣例で、反対する閣僚は罷免することになります。仮に日本共産党から閣僚入りして、立憲民主党と全会一致ですべての物事を決するのは現実的に無理でしょう。

どうしても日本共産党が入閣したいならば、近い将来、日本共産党の党勢をめっちゃ拡大するしかありません。都議会のみならず国会でも野党第一党になるくらいに。
それはとりあえず政権交代して、来年の参院選でも野党が過半数を獲って、十分に国民を啓蒙してから考えるべき話です。

☆野党共闘は言うほど簡単ではない 「泰然自若」と「加点方式」

野党の分断を煽る報道なんて今に始まったものではなく、敵の常套手段なんですよ。ましてや今回の報道は産経と共同通信。モロ政府の太鼓持ち社じゃないですか。
こんなもんにイチイチ反応して「だから立憲はダメだ」「枝野はダメだ」とツイートして支持者同士で分断するなんて、敵側の思う壺です。

では、日本共産党の側は野党共闘をどう見ているのか。
少し古いものにはなりますが、7月7日に行われた日本共産党の定例記者会見、穀田恵二議員(日本共産党の国会対策委員長でかつ選挙対策委員長)の動画を未見の方はぜひご覧ください。約19分。


10分50秒あたりから産経新聞の記者がやや意地悪な質問をするのですが、穀田恵二議員は笑顔で、受け流すべきところは軽く受け流しながら、しかし野党共闘に関してとても本質を衝いた重要な発言をされています。必見です!
…と言ってもご覧にならない方が多いと思いますので😝私のほうで要約しておきます。(これもアヤの要約であり文字起こしではありません)

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「野党共闘」とか「市民と野党の共闘」、あるいは「野党連合政権」という言葉自体は最近ではかなりメジャーになってきましたが、これを日本共産党が最初に言いだしたのは2015年9月19日です。
この日、集団的自衛権の行使などを「憲法の解釈変更」という前例のない方法で容認した、いわゆる安保法制(安全保障関連法)が成立しました。もちろん違憲の疑いが極めて高いものです。

「安保法制を廃止して立憲主義を回復する国民連合政府を作るべき」という命題を掲げて、志位和夫委員長などとともに穀田恵二議員は各党をまわります。当時は、突飛な発想としてしか受け取られなかったようです。

しかしそれから5年。2020年の都知事選では日本共産党、立憲民主党、社民党などが同一候補の宇都宮けんじ先生を推薦するに至ります。そして今年7月の都議選では都知事選を通して築かれた信頼関係なども活かして、日本共産党と立憲民主党との間での候補者の調整を行い、それだけでなく「自然発生的に」相互支援が生まれました。その結果、議会運営において大きな意味を持つ「4分の1」以上の議席を野党が占めることとなり、しかも2回続けて自公の過半数割れを起こすことに成功しました。

「野党共闘にいろいろ言う人はいるが、過程全体を見てみると、担当者として『隔世の感』がある」と語る穀田恵二議員。笑顔で飄々として、ユーモアも交えた語り口ですが、重要な部分では真剣な顔つきでとても本質的で大事なことを仰っています。

「いちばん大切な物事の本質を踏まえ、据えるべき部分さえきちんと据えていれば、誰が何を言おうがイチイチ論評する必要はなく、あれこれ気にしても仕方ない。泰然自若でいれば物事は成る」
という趣旨のことも仰っています。これは「市民と野党の共闘」という話を超えて人生全般にも通ずるところがあるように思います。

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私たち有権者に必要なのも、メディアの分断工作にイチイチ右往左往しない「泰然自若」の心構えだと思います。

それと「加点方式」。みなさん、100点満点からできなかった分だけ減点する「減点方式」に慣れ過ぎていませんか?
政党が違うのですから、本来共闘なんかある意味ではできなくて当たり前なのです。いくつかの選挙区で候補者の一本化ができるだけでも儲け物です。元々、競合するのが原則であり、全選挙区での一本化なんか目指していないのです。そのことは志位委員長も枝野代表も、双方とも何度も何度も仰っています。

「共闘できていない部分」に注目するのではなく、「共闘できている部分」にこそ注目し、アピールしていくのがメンタル的にも良いと思います。
今日から意識して【加点方式】と【泰然自若】な生き方を実践するようにしてみれば、きっと政治の見方も人生全般も豊かになると思います。

☆エダノンの本気

時々、「枝野は本気で政権を獲る気がない」とかいうツイートを見かけるんですが、敢えて言えばあなたはエダノンの何を知ってんのかと😝

8月31日の会見動画です。こちらの39分30秒くらいのところをぜひご覧いただきたいです。(全体は約51分)
「総理になる意欲がなければ、野党第一党の党首などというシンドイ仕事は誰もやりません。こんなシンドイ仕事を頑張って歯を食いしばってやるのは総理になってこの国を変えたいからです」

私はこの言葉に嘘はないと思います。立憲民主党の結党のときからの枝野代表の言葉、そして最近の動画を見てもそう思います。

それでもどうしても枝野代表に文句を言いたいなら、せめて文句言う前に『枝野ビジョン』をぜひ読んでほしいと思います。

総理になってこの国を変える、という覚悟のみならず、日本が衰退した原因(安倍政権以降の批判や小泉純一郎くらいからの新自由主義への批判だけでなく、民主党時代の失敗も含めて)と改善策がかなり具体的に書いてあります。消費税減税だけにこだわるのではなく、ぜひ理念全体を見ていただきたい。
⚠️っていうか枝野代表は消費税減税に反対はしていません。

もう一点。これも時々あるのが、「枝野じゃダメだから代表を変えろ」というツイート💢
上の動画29分35秒くらいからをご覧ください。記者から「衆院選前に若手の登用を含めて何らかの役員人事を行う考えはあるか」と問われて「ありません」と即答します。
さらに理由を問われ、「1年間、選挙に向けてこの体制で、それぞれの持ち場持ち場で準備を重ねてきているのに、選挙前に人事を変えたら大混乱を招くので適切でない」という趣旨のことを仰っています。

まったく正論だと思います。選挙前に人事を刷新することでしか政権浮揚を図れない自民党のほうが異常なのです。
このタイミングで枝野代表の交代を求めるような人は、本気で自公政権を倒したい同志であるとはちょっと私には思えないです
💦

☆野党第一党が「単独過半数」を目指すのは当たり前

野党第一党が「単独過半数」を目指すのは当たり前であり、そのことと「他党と共闘」することとは何も矛盾しないです。

「ウチは単独で過半数なんか無理だから目指しませんけど、連立すれば辛うじて過半数行くと思うので頑張ります」
とか言ってる野党第一党があったらあなた応援する気になります?

それこそ「本気で政権獲る気ない」って話になるでしょう。他方で枝野代表の本気を疑いながら、「単独過半数」を目指す決意には文句を言う。こういうダブスタな方は、それこそ自公政権を倒したいという「本気」があるのか私は疑います。

むしろできれば野党で3分の2を取ってほしいのです。でないと、ねじれ国会だからまた自民党に妨害されて事が進めにくい事態にもなり得ます。
政権交代(野党4党で233議席)は「最低限」実現してほしい話で、目標は「野党で3分の2」(310議席)なんです。もちろん、低くないハードルであることは私も重々承知の上で申し上げています。

そういうわけですから立憲民主党で単独過半数くらい達成してほしいと願って当然なのです。私たちこそ「本気」が問われています。

※いずれも超重要な指摘です。世論を作るのは私たち。自公政権を本気で倒したいならそうなるような発信を心がけてください。

☆おわりに

長くなりましたのでこの記事はこのくらいにします。下に貼る関連記事も未読の方はぜひご覧ください。
この記事をお読みになってもまだ立憲民主党にモノ申したい方は、りっけんチャンネルの企画「立憲ボイス」に質問してみるのが良いと思います。健全な批判なら構わないと思いますが、それは党や議員に直接伝えるべきであり、政治無関心層の目に触れるような形でツイートするのはやめたほうがいいと私は思います。

※質問は本日3日の18時までですが、同趣旨の企画は定期的にあるとのことなので慌てないようにしてください。
⚠️質問前に『枝野ビジョン』を読んでおくことを強く推奨。
⚠️「敵に手の内を見せない」観点から、あまり何でもかんでも質問することは私はおススメしません。週3回の【りっけんチャンネル】など、既にかなりの発信を立憲民主党はしています。質問はそれらを消化してからで十分でしょう。

以上です。とにかく「本気」で自公を倒したいなら、メディアを鵜呑みにして右往左往したりエダノンを中傷したりすることは厳に慎んでください。
今日から私は、産経や共同通信の報道に絡めてエダノン中傷をしているツイートを見かけたら片っ端からこの記事を貼ったリプをつけていく決意です。よければ一緒にやりましょう笑😝


最後までお読みいただき、真にありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️

「加点方式」と「泰然自若」。立憲を貶すのではなく自分の「推し」の魅力を発信するようにしてください。野党4党で310議席を獲って日本をアップデートしましょう。またねー!💕


🌹yuzuさんによる、日本共産党・穀田国対委員長の会見(9/1)文字起こしです!政府の無責任な対応と本来どうあるべきかについてわかりやすく語られています!


🌹野党の魅力を発信してくれるnoterさん大募集!あなたの記事を拡散します!(自作・他作問いません。記事を書かれたら私が気づくように、私の記事を埋め込んでいただくかコメント等でお知らせください🙇‍♀️)
yuzuさんや私だけでは手が回らないので、ぜひお願いします!
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣


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