見出し画像

【ジェンダーギャップ120位】各政党の取り組み徹底比較🌹政権交代でパリテ内閣を作ろう!

☆ジェンダー・ギャップ120位

世界経済フォーラムが今日31日に発表した「男女格差(ジェンダーギャップ)報告書」で、日本が世界156カ国中120位となりました。

従前は121位だったので総合順位でみれば一つ順位を上げました。

しかしこれは相変わらずG7ではぶっちぎりの最下位であり、先進国としても五輪開催国としてもまったくあり得ない順位です…というか日本は今は名実ともに、世界中の誰にも先進国だと思われていないと思います😭

しかも、実は分野別にみると、日本は政治、経済、教育、健康というすべての分野で順位を落としています。総合順位が一つ上がったのは、シエラレオネやグアテマラなどが大きく順位を落としてたまたま日本を下回ったというだけの話であって、実際の我が国を取り巻くジェンダー状況はまったく改善されていないと思います。

報道ステーションのCMや、松本人志をはじめ自称コメンテーターらによる酷い発言、被害を訴える池内さおり議員(日本共産党)やさえぼう先生への二次加害の問題、石川優実さんらフェミニストへの誹謗中傷の激化など、いわゆるジェンダー・バックラッシュは近時ますます酷くなっていると思います。

🐣<用語解説>🐣

バックラッシュ…ある流れや運動に対する「反動」・「揺り戻し」。とりわけ男女平等や男女共同参画などを求める流れに反対する運動や勢力に対して用いられる場合が多く、ジェンダーフリーに対して「ジェンダー・バックラッシュ」と言われることもある。詳細は上記の記事をご覧ください。

画像1

☆各政党の取り組みは?

相変わらず、政治分野が大きく足を引っ張っています。政治分野のスコアは前回の「4.9点」から「6.1点」へわずかに上がりましたが、言っておきますが10点満点ではなく100点満点です。高校生なら進級できない点数です💢

政治家を選んでいるのは私たちですから、政治分野が大きく足を引っ張っている=私たち日本国民の民度が低いということです。

ここで、ハフポストの記事に掲載の画像をご覧いただきましょう。

画像2

何だかんだ言い訳して女性を活躍させる気がない自民・公明・維新。安定の与党(&補完勢力)クオリティです💢コイツらが足を大きく引っ張っていることはもはや疑いようがありません。

野党各党はちゃんと数値目標を公表しています…と言いたいところですが、おい「れいわ」どうしたよ💢

「決まってない」だけでこれから決めてくれると信じたいですし、れいわは現職の木村英子議員、候補者だとやはた愛さんなど女性はむしろ多いイメージですから、ここは30%でもいいから明確に宣言することで自公維との差をアピールしていただきたいですね。せっかく経済政策で良いこと言っているのに、ジェンダーに関心がないと思われてしまうのはもったいないことです。

画像3

※れいわ新選組大阪1区総支部長、次期衆院選公認候補予定者のやはた愛さん。

画像4

☆政権交代で「パリテ内閣」を作ろう!

世界では、内閣を構成する人たちの割合を男女半々に近づける「パリテ内閣」が急速に増えています。

画像5

🐣<用語解説>🐣

🌸「パリテ」と「クオータ制」は何が違うの?

女性に一定の議員・閣僚の枠を割り当てる制度を「クオータ制」と言います。社会的マイノリティーの権利擁護を目的に行われる「アファーマティブアクション」(積極的格差是正措置)の一種です。クオータ(quota)とはラテン語に由来する英語で「割り当て、分担、取り分」などを意味します。

パリテは、フランス語で「均等・同数」という意味の言葉です。男女の性差を普遍的な差異であると位置づけた上で、社会のあらゆる意思決定の場に男女が平等に関わることを目指す概念や手法です。女性を優遇しようとするのではなく、男女双方にとって「機会の平等」を保障しようとするものです。

…まあざっくりいえば、クオータ制を更に進化させたものがパリテ、と捉えておけば日本においてはそんなに間違ったことにはならないでしょう(本来はまったく異なる概念で、クオータ制はノルウェー、パリテはフランスがそれぞれ発祥です)。

報道では「社民党がクオータ制を導入」とされていましたが(例えば1月14日付「朝日新聞」)、福島みずほ代表は会見で「社民党は男女半々、そんな政党を目指す」と意気込みを仰っていて、党としての目標も「全国常任幹事と国政選挙の候補者で女性比率を50%」とすることを掲げていますから、社民党はクオータ制を跳び越えてむしろ公党として初の「日本版パリテ」を目指しているというほうが実態に合っていると思われます。

同じことは、社民党と同様に50%の数値目標を掲げる日本共産党にも言えます。

報道ステーションのCMを作った人に言いたい。時代遅れなのはどっちだよ💢

画像6

昨年のIPU(列国議会同盟)などの報告によると、スペインとフィンランドで女性閣僚が6割を超えているほか、オーストリアやスウェーデン、フランス、カナダなど14カ国で5割を超えています。4割以上の国も入れると、すでに30カ国になります。ついに米国も仲間入りしたわけで、この流れはさらに加速するでしょう。

選択的夫婦別姓すら言わなくなった自民党が政権与党でいるうちは、日本はいつまでも「時代遅れ」なままです。まずは次の選挙で女性議員を多く誕生させて、政権交代を実現してジェンダー平等を推進する一歩にしたいと思います。ジェンダー平等、これが最先端!

画像7

☆社民党の人気企画「今夜もフェミテレビ」で学ぼう!

タイムリーにyuzuさんめっちゃ良い記事を公開したのでご紹介します。

私の記事ではこれまで、知ってて当然みたいな体で「今夜もフェミテレビ」を話題にしていましたが💦改めて「今夜もフェミテレビ」のキホンからフェミニズムの意義まで、しっかり説いている貴重な記事でございます。ぜひお読みくださいませ。

この回は、あの笛美さんの持ち込み企画で司会も担当しています。

笛美さんのすごいところたくさんありますが、中でも広告業界というめっちゃ多忙そうな業界でお勤めをこなしながらも精力的に発信したり企画に参加したりしているところは本当に尊敬です。

自分のYouTubeで語るだけでなくて、公党の公式チャンネルで司会ですよ。フツーできます?私だったら緊張しちゃって喋れないですよ💦しかも、動画をちょっとご覧いただければわかるように、タモリさんや上田晋也さんを上回るめっちゃ上手な司会ぶりなんですよ✨やっぱり第一線で広告作ってる方は違いますねー✨

yuzuさんも笛美さんも凄いですよね…。私たちなんかコペルくんとアヤ、ニートが二人も雁首揃えてるのにこの程度の発信量ですからね…💦yuzuさんや笛美さんを見倣ってもっと頑張りたいと思います…🙇‍♀️

なお、yuzuさんが記事で仰っているように、本来は「男性」「女性」で切り分けるのではなく、現状そこにある差別や生きづらさという問題を性別に関係なく学び、解決の道を探っていくことが大切であり理想です。

ですが、日本(だけではないですが)の現状だと主に冷遇されている側が女性であることは歴然とした事実なので、「パリテ」のようにまずは形式的にでも女性比率を50%にすることには大きな意義があります。意識して多様性の確保に努めることが重要です。

もちろん女性なら誰でもいいと主張するものではありません。丸川珠代とか小池百合子、杉田水脈みたいな差別主義者の女性を当選させて優秀な男性を落とすようなことがあってはなりません。

画像8

☆おわりに

記事全体をちゃんと読んでほしいので敢えてまとめは作りません。この記事を熟読していただいて、選挙には必ず行きましょう。

🐣<併せて読みたい!>🐣


最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので、励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️またねー!💕


🌸🍃この記事の執筆者、Gender Partnerは、コペル&アヤでした🐣


🐣<マガジンをフォローしてジェンダーを深く学ぼう!>🐣


🐣<おススメ書籍>🐣


#毎日note #毎日更新 #note #毎日投稿 #自己紹介 #アヤ先生 #フォロバ100

#フォローしてみて

We love note. And we will make Japan and the world gender equal, heartful and peaceful!💕

画像9

ジェンダー平等は最先端!✨


この記事が参加している募集

自己紹介

あなたのスキ・コメント・サポート&おススメが励みになっています!本当にありがとうございます🙇‍♀️いただいたサポートは 🍎noteを書くための書籍購入、資格検定の受験料 🍰アヤ先生の胃袋へスイーツ補給 に主に遣わせていただきます😋私と一緒にハートフル社会を築きましょう💕