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急速なグローバル化で今こそ日本人に必要なこと

※18'8/25アメブロより。https://ameblo.jp/igay-yagi

今日は特別に、
本日25日に配信したメルマガ記事を
そのまま載せます。
1人でも多くの方に、気づいて頂きたいので。


  ~色彩LCコーディネートアカデミー通信NO.27~


 私は、昔から本が好きです。
特に20才で一人暮らしを始めた頃は、テレビは無し。
最寄り駅には古本屋さんがあり 帰宅電車を降りると
だいたい寄っていました。

 
結婚してからも本は増え続けますが、本専用の部屋が
あるわけではないので 本棚から溢れた本は積読に、、。
処分もしたりしましたが、仕事関連の本はやはり
コツコツ増えていきます。

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昔は、色彩関連の本は少なかったので 本屋で新しいものを
見つけては即買い。

今は、色彩、ファッション本は飽和状態で特に
目新しさはありません。
だから、ここ数年は購入していません。
 
気になった本を情報で知ると、まず図書館へリクエスト。
読んでみて「手元に置きたい!」と感じた本のみ購入。
こうすると、無駄に増えていくことを食い止められます。
 
 
今日は、「これは手元に置きたい!皆にも教えたい!」と
思う本に出会えました。

未だ、「はじめに」という部分しか読んでいませんが
【そうその通り!!】と思うことばかりなので
少し長くなりますが、お時間のある時に是非、
ご覧くださいね♪


紹介したい本

*~*~*~*~*~*~~*~*~*
タイトル:NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う
     日本人の洋服としぐさ/安積陽子
~*~*~*~*~*~*~*~*~*


これまで世界中を旅してきて、私は日本ほど豊かで
成熟した国はないと思っています。

インフラが非常に整っていて、夜中どこへ行っても
安全かつ衛生的。こんな恵まれた国に生まれてきたことを
感謝する一方で、強い危機感も覚えています。
 
それは、社会が同質的で、個々の事情をいちいち主張しなくても
ある程度分かり合える文化に浸りすぎるがゆえに
いざ熾烈な国際競争の場へ放り込まれたとき
力を発揮できずに脱落してしまう人が多いのではないか、
ということです。

優秀な人が 海外で輝けない理由


 外国語が話せなくても、同質社会の中では生きていく事はできます。

しかし、グローバル化が急速に進むなか今後、国内だけで
完結するビジネスや生活はほとんど無くなっていくでしょう。

私たちも同じ。
死ぬまで日本人とだけしか付き合わない、そんな生き方は
出来なくなっていきます。
 
私は非言語コミュニケーションのエキスパートとして、
これまでニューヨークや首都ワシントンDCで、
装いや立ち居振る舞いについて指導する仕事を
行ってきました。

そのなかで 日本では優秀なきらびやかな経歴を持っているのに
海外へ出た途端に、

「部下がついてこない」「実力を認めて貰えない」、
「良い人脈が築けない」と
自信を無くす方々と多く対面してきました。

 
このような悩みを持つ方々の課題は同じ。

素晴らしい人柄や実績があるのに、それが「見た目」
「話し方」からぜんぜん伝わってこないのです。
 
海外で行われる学会でビジネス、パーティーなどで
日本人の姿を観察していると「存在感」のある人は
非常に限られています。

内面と外面とが一致した時に現れる特有のオーラや自信、
思わず話しかけたくなるような華やかさ、
「この人は何か違うぞ」と思わせる自己演出・・・。

 
それらが身に付いている人は、非常に稀です。

自己演出能力の欠如 


 様々な人種が入り混じる海外では、一目で自分の価値が
最大限に伝わる自己プレゼンテーション力が求められます。

しかし服装に関して「洋服後進国」の日本人は 戦略的に
「装い」を使って人を感心させるのが苦手です。

身振り手振りや表情といったボディーランゲージを
効果的に使って自分を魅力的に演出することも、
得意なほうではありません。
 
おそらくその理由は、日本人の「装い」「立ち居振る舞い」と
いうことに対する意識が、欧米人と比べると低いことに
あります。

加えて、欧米のエリートや上層階級に属する人々が
何を見て、人のバックグラウンドや教養、あるいは
ビジネスセンスを推し量っているのか、それを解っている
日本人が少ないということも挙げられるでしょう。

 海外で正当に評価されたければ


国際社会のなかで、プロフェッショナルとして正当に
評価されたいならば、まずは世界に存在する「装い」
「振る舞い」のルールを知り、そのルールに従って
ふるまうことが大切です。
 

日本では当然のことが、海外ではそうではないことも、
多々存在します。
たとえば、クールビズ。これは日本独自のものです。

それを知らずに海外でもそのまま装っていると、
相手への配慮を欠いていると捉えられ、最初の段階で
信頼を失うこともあります。

 
また日本では、手をからだの前で組むことは礼儀正しさの
1つですが、ほかの国々ではこの仕草から その人が
「卑屈で自信のない人間」と捉えられることもあります。

国内では当たり前のルールが海外では通じない、
そんなことが意外とたくさんあるのです。

 
日本人も自分自身の見せ方において、国際的な感覚が
求められる時代が訪れました。


日本は今後、ますますグローバル化の波に飲み込まれていくでしょう。

「自分は海外とのつながりは薄いので関係ない」とも
言っていられません。

たとえ今は外国人とのビジネスやコミュニケーションを行う
機会がないとしても、いつその必要性が出てくるかは
わかりません。
 
 日産、マツダ、三菱、武田薬品、タカラトミーなどの
トップが海外から呼び寄せられたように、ある日突然
自分の会社のトップが外国人になることだってあり得ます。

国内の企業に就職しても、外国人が同僚になろことも
あるでしょうし、仕事の舞台がいきなりグローバルな
ステージになることも考えられます。

 装い、振る舞いは相手へのマナー

 
 人の行動や「振る舞い」には、その人本来の性格や
クセが表れます。

「装い」も、幼少期から蓄積されてきた価値観に
大きく影響されます。
これを変えることは簡単ではありません。

ましてや馴染にないルールを身に付けることは、
一朝一夕にはできないでしょう。

 
 しかしグローバル化は、もはや避けられるものではありません。
ですから、この変革の荒波を上手く乗り切って生きて
行くためにも、世界中のどこへ行っても通用する
「装い」や「振る舞い」のルールについて、
いまから学んでおくべきなのです。

 
この本では、「装い」や「振る舞い」それに伴う「仕草」
について、私がアメリカで学んできたことを伝え
ビジネスや外国人とのコミュニケーションで
恥をかかないために必要なことや、踏まえるべきルール
についてお伝えしていきます。

 
 さらには政治家の「装い」や外交の場における「振る舞い」
「仕草」についても、具体的に触れていこうと思います。

世界で尊敬される政治家は誰か? 逆に、
日本のあの人は なぜ世界で顰蹙を買っているのか?など
少々辛辣な意見も述べていきたいと思っています。
 
そして、こうしたお話を通じ、世界の上層階級の人なら
誰もが身に付けている「装い」「振る舞い」についての
約束事が、皆様にお伝えできればと思っています。
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↑以上。

 
私も含め 世界中から白い目で見られる日本人が、
1人でも少なくなっていくことを願っています。

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