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下町音楽夜話

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2002年から週1本のペースで書き続けてきた音楽エッセイを加筆修正して掲載しているのが「Updated」、2015年4月以降書いているのが「続・下町音楽夜話」です。
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#音楽

続・下町音楽夜話 0303「エンドレスな趣味」

自宅のレコード・ラックを眺めていて、ある程度のレベルに達したと思われる我がコレクションの…

続・下町音楽夜話 0302「ブランニューな歌」

最近面白いと思うのは、若い方がお店にいらしてアナログ・レコードを初めて見たとおっしゃって…

続・下町音楽夜話 0301「時短要請に応じるレコード屋」

新年早々の緊急事態宣言を受けて、営業時間の短縮に踏み切った、…などと言えば苦渋の決断の結…

続・下町音楽夜話 0300「不思議な押し入れ」

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さあ「続」になって300…

続・下町音楽夜話 0299「コロナ禍の2020年を振り返る」

何とも複雑な心境で年の瀬を迎えている。毎年恒例だった年末の京都旅行はキャンセルし、外出自…

続・下町音楽夜話 0297「さらばジーサン」

師走の恒例行事、GINGER PARTYが今年も無事開催された。毎月1~2回開催している音楽イベント…

続・下町音楽夜話 0296「アイ・シャル・ビー・リリースト」

宣伝もロクにしないまま7インチ盤の専門店などをやっているが、商売というよりはほぼほぼ楽しみの領域である。趣味というレベルではないと言われることもあるが、本人が楽しんでやっていれば趣味である。そんな中、ラジオ番組のパーソナリティをやらないかというお話を頂いたのは本当に有り難いことだったと思う。 正直なところ、人前で話すのは億劫で苦手な方だが、それでもプレゼンのやり方を教える講師も前職ではやっていたので、やってできないわけではない。楽しみの延長と捉えてやるようにはしているが、そ

続・下町音楽夜話 0295「ローカルネタ」

自分が書く音楽エッセイなどの文章に、ニュース的要素は皆無である。ウェブ上に溢れている文章…

続・下町音楽夜話 0294「CDのおかげで…」

間もなくキリのいい数字がやってくる。何か目的があってこんな文章を書いているわけではないの…

続・下町音楽夜話 0293「珠玉のカヴァーソングス」

次回のラジオ番組のお題が「The Covers~珠玉のカヴァーソング特集~」ということで、気になる…

続・下町音楽夜話 0292「後期高齢者」

先週末に開催した「ひたすらヴァン・ヘイレンを聴く会」に、都合が悪くて参加できなかった常連…

続・下町音楽夜話 0291「ヴァン・ヘイレンの効能」

コロナ禍の今年は異様に時間の流れが早い。残すところ2か月となったが、いっそのこと早く終わ…

続・下町音楽夜話 0290「クエスチョンズ67/68の謎」

大抵の場合、自分は一度好きになると徹底して追いかける性質で、好きなギタリストなどはほぼコ…

続・下町音楽夜話 0289「ボブ・ディランと村上春樹」

ラジオ番組の準備のためにピアノ曲にいろいろあたっていて、諸般の事情から諦めた曲がいくつかある。2時間番組を2人でやっているのだから1時間に収まる程度しかかけられないわけで、長尺曲は除外する方向に意識が向かい、まず外したのがボブ・ディラン「最も卑劣な殺人 Murder Most Foul」である。最新盤「ラフ・アンド・ロウディ・ウェイズ Rough And Rowdy Ways」に収録された17分弱の超大作である。コロナ騒ぎが世界中に拡大する最中の2020年3月末に発表された「