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定点観測⑤悪戦苦闘日記

お久しぶりです。個人的には特に名乗る必要もないかと思っていたのですが、相方に発表されてしまいました。森です。相方の小島は中学校の同級生です。中学卒業から今年でちょうど10年、まさか今2人でこんなことをしているとは……。不思議なものです。

さて、先日相方より宣言していましたが、またもやショートショートの更新頻度が落ちそうです。ごめんなさい!

ただ、「銀ぶちペンギン」にかけている時間は変わらないどころか増しているくらいなのでパワーアップにご期待ください。

撮影・編集スキル修得に集中したいという相方・小島ですが、先日記念すべき初動画を見せてくれました。料理の工程をカッコよく編集したものだったんですが、「もうすでに修得済みなのでは?」というレベルでした。そのうち何らかのプロになって帰ってきてもおかしくないです。

↓ところでみなさんこの方ご存知ですか?↓

僕も最近知ったのですが、料理動画の概要欄にオリジナル短編をつけているんですよね。結構衝撃を受けました。料理も動画もうまくて、しかも短編のクオリティも高い上に、ちょうど動画が終わるくらいのタイミングで読み終わる長さなんですよ。天才か!?

この方とまったく同じやり方では芸がないですが、映像と文章を合わせて楽しんでもらうという形はいずれやってみたいと思っています。そのためにも、相方には撮影&編集のプロになって帰ってきてもらわねばなりません。




いっぽう最近僕は新人賞に応募すべく、(ショートショート用に温存しておいたネタではなく)イチから短編を捻り出しておりました。

字数でいえば10,000字ちょっとのものなんですが、めちゃくちゃ難しい。ショートショートをちょっと長めに書くイメージで発想したんですが、どうもそれだとうまくいかないんですよね。

しかも、分量の感覚が全然ないので、どこをどれくらい詳しく書いたらいいのかまったくわからない。結果、「誰がどうする」という文章と会話文のみで最初から最後まで書いてみた脚本のようなものを、分量に気をつけながら膨らませつつ全部小説っぽく直していく、というような作りかたをしました。

このやり方は時間がかかってしょうがなく、結局間に合わなくなったため、途中から脚本的下書きとその直しを並行して行う羽目になって頭がパンクしそうに。超つらかった。。

もっと時間があれば、と言い訳したいところですが、今の実力はこんなもんなんだろうな、という気もしています。ものすごく勉強になりました。「次はもっとうまく書いてみせる!」と燃えているところです。

満足のいく出来ではないので選考に残るとはとても思えないですが、可能性はゼロではないかもしれないということで、結果が判明したらnoteで公開しますね。

ちなみに内容はといえば、老夫婦が新手の詐欺に遭う話。

もともと描写力をこれからつけていかねばというところだったのに、なぜ身近な、想像しやすい、自分に近い人物を主人公に持ってこなかったのか。なんでまた、老夫婦なのか。初めての応募には適さない題材だったなと反省しつつ、しっかり力をつけてから書き直したらもっと面白くできるのに、とも思っています。



もちろん、ショートショートもこれまで通り書いていきます。今週1本書いて出せたら…と念じていますが果たして。とにかく、今やることはたくさん読んでたくさん書く以外にないので頑張ります。

最近満を持して『カラマーゾフの兄弟』を読み始めました。正直、これを読んだ人は全員「無駄に長いし全然面白くないけど、読んだって言えたらかっこいいからなんとか我慢して最後まで読みました」という感想をひた隠しにしているものだと思っていたんですが、案外そうでもないようです。

せっかく「今の自分なら読める…!」と思って鼻息荒く読み始めたのに、素で面白い。

まずね、最初に「作者の言葉」を掲げるのがずるい。なぜ主人公の人生の詮索に時間を費やさねばならないか、という読者の質問を想定して、「『たぶん、小説を読めばおのずとわかるはずです』としか、答えようがない」なんて書いてるんですよ。普通、自分でそんなハードル上げます?

読んでると随所に先を期待させるような書き方がされてて、ドストエフスキーはきっとよっぽどお茶目で面白いおじさんだったんだろうなと想像しています。

読み終わるのはいつになるやらという感じですが、改めて感想も書きますね。




今回はそれなりに真面目に書けたのではないでしょうか。相方の旅行エッセイがめちゃくちゃ面白いのでそういう連載コンテンツいいなあと思いつつ、出不精なので何もないなと諦めて普通のことを書き始めてから一時間半。今回はこの辺で終わりにします。

地震、怖いですね。関東の自宅も結構揺れました。みなさまもお体にお気をつけて、今後の銀ぶちペンギンにご期待いただきつつ、豊かな日々を送られますよう!

いつもありがとうございます。いただいたサポートはすべて創作活動に投資します。運用報告はきちんとnoteにて公表。そしてまた皆さんに喜んでもらえるものを提供できるよう精進いたしますので、何卒よろしくお願いします。