見出し画像

リーダーの共感力を高める3つの方法、離職率の低下につなげよう

異なるバックグラウンドや価値観を持つ部下の、考えや感情を理解するために、ビジネスリーダーにとって共感力は欠かせないスキルです。

共感されて、自分の意見や考えが尊重されていると感じると、会社や仕事に誇りを感じ、会社の目標達成のために貢献したいと思えるようになります。その結果、離職率の低下につながります。

共感力のたかいリーダーは、思いやりが言葉や行動ににじみでます。あなたの言動で救われる部下、癒される部下がいます。それで、またがんばろうと思えます。リーダーの共感力の影響力はおおきいですね。

ではどうすれば共感力をたかめられるのでしょうか。
今回は3つの方法を具体的にご紹介します。


1、切りはなされた感情をもどす

弱音をはいている部下のはなしを聞いて、イライラしたことはありませんか。

強いリーダー像をもっていると、弱みとなるような感情を感じることが苦手になる傾向があります。弱い気持ちを抑圧して、自分の中から切りはなしてしまうのです。その切りはなしてしまった感情は、共感できない感情となり、部下の弱音を受けとめることができなくなります。

自分がふだん感じている感情のなかに、
つらい、こわい、かなしい、むなしい、せつない、など弱さを感じる感情がありますか?
弱みとなるような感情を、ちゃんと感じることができているか、ふりかえってみましょう。

切りはなされた感情があると思ったら、きちんと心にもどしてあげましょう。
もともとはあなたの中にあった感情です。
感情の居場所をつくってあげましょう。


2、意図に共感する

話を聞いていても、どうしても共感できないときはあります。
例えば、会議中にいきなり理不尽に怒りだした人の話には共感できません。
なんで怒られなきゃいけないんだ、と思ってしまいます。

そんな時は、なぜそうしたのか、意図におもいをめぐらせてみましょう。

わたしたちは、「喜びをあじわいたい」か「苦痛をさけたいか」、どちらかの意図で行動しています。

理不尽に怒りだしたのは、意見に反対されて、プライドが傷ついて体裁がたもてなくなったからかもしれません。その場合は、苦痛をさけたかったんだな、と思えば意図には共感することができます。

感情に共感できない時は、意図に共感すると、共感力が高まります。


3、ひとへの興味をもつ

今の時代、人種・性別・年齢・能力・価値観など、さまざまな違いを持った人たちといっしょに仕事をします。共感力がなかったら信頼関係はきずけないでしょう。

わたしたちは、相手の考えや価値観、経験などを理解することで、相手の気持ちや考えをより深く理解できるようになり、共感力が高まります。

興味をもって相手の話を聞いたり、一緒にすごしたりすることで、はじめて相手のことを理解することができます。

職場での雑談からはじめましょう。ひとへの興味が共感力を高めます。


今回は、共感力を高める方法をご紹介しました。
・切りはなした感情をもどす
・意図に共感する
・ひとに興味をもつ

共感力をたかめて信頼関係をきずけるビジネスリーダーになりたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?