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#42【これから学校の先生になるあなたへ】自分の仕事を見定めよう #東京高裁の判決を受けて

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、自分のできる範囲の仕事をしっかり見定めて、余裕がない時はできないかもと伝えよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。

信頼を得るためには

仕事をしていく上で、大切なのは信頼されることだと思います。
そのためにやっておくと良いこととして、

小さな約束をしっかり守ること

を、おすすめしています。
若手のうちは、授業をまずは頑張ってほしいです。

しかし、学校がどんな場所なのかを知るためには、さまざまな校務分掌に触れていく必要もあります。

初めはプリントの印刷やチェックなどの雑用的な仕事が多いかもしれません。
そのような仕事をこなしていく中で、自分が関わっている仕事が子どもにどのように還元されるのかが少しずつわかってきます。


ただ、簡単な仕事でも全て引き受けてしまうとパンクしてしまうかもしれません。

心身の健康に気を付けることがまずは第一です。

その上で、先輩の先生との仕事の約束を確実に達成していきましょう。


教師の仕事とは

さて、今回の記事は、昨日の裁判の判決を受けて書いたものです。
本来書こうと予定していた内容を変えました。

この【これから学校の先生になるあなたへ】シリーズは、教職を目指す大学生や若手の先生向けに書いています。
なので、普段は日々の仕事のポイントや知っておくとちょっと良いことを記事にしているつもりです。


しかし、世間的に教員の仕事の大変さについて認知されていない現状も感じています。

今回、現職の小学校教員が裁判で争っていることについて、ニュースにもなっていないのでは?と思いました。

教員が勤務時間外に実質的に働いている状態は労働基準法32条に違反しているとして、埼玉県内の公立小学校に勤務する教員が時間外労働に対する残業代の支払いを同県教委に求めた裁判(埼玉超勤訴訟)の二審判決が8月25日、東京高裁で棄却された。

結果として、教員の仕事の多くは自主的に行われている「こと」であり、定時以降にやっている「こと」ほ仕事ではない、と言われてしまいました。


教員を続けてきた私にとって、教員として働くとは、仕事であり、家族を守ることです。
ですが、仕事と言ってもノルマに向かって無機質にやる仕事ではありません。

先生という仕事は、未来をになう若者を育てる素晴らしい仕事です。


人はいつかこの世からいなくなってしまいます。
しかし、意志は受け継がれていきます。

意志を若者にたくせる仕事、それが先生です。

ただ、現状では、未来をになう若者を育てる「先生の未来」は暗いかもしれません。


若手の先生には、自分の心身の健康を一番大切にしてほしいです。
今回の裁判で、そのことを強く感じました。

アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、自分のできる範囲の仕事をしっかり見定めて、余裕がない時はできないかもと伝えよう!」
です。

自分のできる範囲を見極めること
これは少し難しいことですが、これから先生として働く若い人たちには、特に必要な力だと思います。


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