#40【これから先生になるあなたへ】2学期のスタートは気楽に始めよう
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、2学期のスタートは穏やかに、登校してきた生徒をあたたかく迎え入れるところから始めよう!」
です。
教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄
【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。
自殺者増の時期
少し重たい話から入りますが、学校で先生をしていたら必ず耳に入ることだと思います。
夏休み明けに多いと言われる18歳以下の自殺者数についてです。
18歳以下の自殺者は、「夏休み明けが1番多い」ということがわかります。
そのほかに、ゴールデンウィークなどの連休明けにも自殺者数の増加が見られるということです。
学校現場は特殊で、普段の授業を通常業務として考えるなら、夏休みは通常業務が1ヶ月ストップすることになります。
もちろん、生徒は部活や学習について頑張っています。
先生も、普段はあまり行けない研修会などに参加して、指導法などについて学んでいます。
ただ、夏休み自体が悪いものではないと思いますが、一般企業で通常業務が1ヶ月近くストップするということはないはずです。
(企業によっては長期休暇が取れる制度もあると思いますが・・・)
私の勤務校でも、1学期修了から2学期開始数日前になって久しぶりに顔を見た、という先生もいます。
夏休みには1ヶ月近くお休みを取っている先生もいます。
部活がない生徒は、学校に来るのが1ヶ月ぶりという生徒もいます。
夏休みが、心身ともにリフレッシュできる期間であると同時に、スタート時に緊張を生むものになってしまっていることは確かです。
何を心配しているのか
では、子どもたちはどのようなことを心配しているのか。
いくつか挙げることができます。
これらについて心配がある子どもたちが、夏休み明けには多くいるということになります。
大人になってしまえば、「あの時大変だったな」程度にしか思わないことも、子どもにとっては大きな要因になりかねません。
誰しも子ども時代があったはずです。
特に若手の先生は、比較的生徒との年齢も近く、学生時代に大変な思いをしている人もいると思います。
生徒の気持ちを想像することも大切なことになります。
あたたかく見守る・声かけする
まもなく2学期が始まります。
(すでに始まっている学校もあるかもしれませんが)
まずは、クラスで集まった生徒たちに、「元気によく来てくれたね」ということを伝えてあげましょう。
また、テレビなどでも夏休みの宿題について取り上げられていますが、宿題がプレッシャーになっている場合もあります。
私は、夏休みの宿題について、「1日程度の忘れなら気にせず次の日必ず持って来れば大丈夫」というスタンスで生徒に接します。
教科の特性上、時間が取れる時に復習をしておいてほしいという先生の想いもわかるので、教科ごとに宿題が出るのは仕方ないことです。
ただ、全教科出さなければいけないわけでもないと思います。
なので、私は夏休みの宿題は基本的になしにしています。
夏休み明けに元気な姿で登校してきた生徒をまずは受け入れ、その上であたたかい言葉がけができれば良いかなと思います。
アドバイス(まとめ)
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、2学期のスタートは穏やかに、登校してきた生徒をあたたかく迎え入れるところから始めよう!」
です。
2学期始まりの1週間は、先生も生徒におだやかに接していきましょう。
お互いの気持ちが日常の学校に戻るまで、少し時間をとることも必要かもしれません。
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