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#78【これから学校の先生になるあなたへ】指名の基準はありますか?

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、授業中に生徒を指名する際の基準をもとう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。


指名する


授業中の指名の仕方について考えたことはありますか?
授業中に指名することは必ずと言っていいほどあるはずです。

そんな指名の仕方について、自分なりのルールを作っていますか?

指名の方法としてありがちなのが、日付けと出席番号をリンクさせたり、前の席から順番に指名したりと言ったやり方です。

ですが、指名の仕方こそしっかり考えておかないといけないことだと思っています。

意識的に指名ができれば、授業の雰囲気や進み具合も上がるはずです。

指名は机間巡視とセットで


さて、日付けでの指名や前から順番に指名するなど、その場その場での指名でないとなると、どうやって指名すればいいのでしょうか?

1つの方法として考えられるのが、答えを書かせている間の机間巡視で指名する生徒を決めておく、というものです。

授業をしていけば、生徒がどのような考えをもっているかを知ることができます。

また、積極的に発言するタイプの生徒か、あまり自分からは発言することがない生徒かもわかってくると思います。

そこで、生徒に答えを考えさせている間に、机間巡視で生徒それぞれがどんな意見をもっているかを見極めていきます。

そして、その場の授業の流れで積極的に意見を出してもらいたいか、深掘りした意見を出してもらいたいかで、どの生徒を指名しようか決めます。

指名の仕方を特に考えない場合、すぐに生徒を指名して答えを出してもらえるというメリットがあります。
しかし、日付けや席の配置などによっては、あまり意見が言えない生徒に指名が当たってしまう可能性もあります。
すると、授業の流れが途切れてしまうことにもつながります。

そうならないためにも、答えを考えさせている間の机間巡視で指名する生徒を決めておくのは有効だと考えます。


挙手・発言できることが優秀ではない


今までの評価方法では、積極的に挙手する生徒が「関心・意欲・態度」が良い生徒と捉えられていました。

なので、「この問題わかる人?」と聞いて、答えてくれる生徒を中心に授業を進めていっても良かったかもしれません。

しかし、文科省からも出ているように、今の評価の仕方は「挙手・発言」が多い生徒が良い生徒というわけではありません。

問題や課題に対して、自分なりの考えをもとうとしているかを重視しているので、指名の仕方も工夫していく必要があるのではないでしょうか。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、授業中に生徒を指名する際の基準をもとう!」
です。

指名の仕方を考えることで、授業の流れも考えられるようになります。

自分がどんな時にどんな方法で指名するか、その基準をもって授業にのぞみましょう。


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