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筋トレが健康にいい、歩く人は健康という罠

 先にお断りしておきますと
「筋肉があることは健康に良いことが多い」のは様々な研究により証明されています。

歩くことが健康に良いこともこれまた数々の研究で証明されています。

なにが罠なのでしょうか?

 結論から言いますと
「筋トレは関節が正常で痛みや不安が無い人にとって健康にいい」
「歩くことは足首、膝、股関節、腰が痛いとか不安が無い人にとって健康にいい」

ということなんです。

 これはどういうことでしょうか?

まず筋肉の性質と関節の性質を簡単に見てみましょう。

筋肉•••いくつになっても鍛えることができる
関節•••軟骨には再生能力がなく年齢とともに傷める機会が多くなりアスリートは一番ケガする場所

そして共通の特徴、この3つが重要です。
「筋肉に負荷をかけるとき関節にも負荷をかけている」
「筋肉と関節は攻略法や対策が全く異なる」
「慢性的な痛みは医学ではなく科学の分野が主体である」

この超超重要な特徴を忘れてしまうと
もしくは理解していないと

「関節を守らなければいけない状況なのに筋肉を鍛えてしまって余計に関節に負荷をかけ痛めつける」
「全然関係ないのに加齢や筋力•運動不足、肥満などと言われ適切な施術や治療ができず運動や歩きすぎて関節を壊す」

という目も当てられない状況になります。

筋トレで関節を回復させることはできません。
ですので関節に不具合や不安がある場合は

「関節の位置調整をする」
「関節を安静にする」
「ストレッチではなく関節の可動域訓練をする」


以上を徹底すると回復期に持っていくことが出来ます。
 正しい知識でしっかり予防しましょう!


 レッツ予防科学!


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