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自分は「変だ」と言われてきたが、実際は多分普通なのだと気付けた。
中学から高校、この6年間がとても生きづらく感じていた。もちろん楽しかったこともあったはずなのだが、思い返してもぼんやりしている。
実際は短大を卒業してから25歳くらいまでも生きづらさはそれなりに感じていたが、この生きづらさは中高からの地続きのようなものであったし、中高の閉塞感に比べれば自分で選べるものが増えていた分楽であった気がする。
生きづらくはあっても、特にイジメにあったわけでもなく、ただ人
5月5日に書いた日記のようなもの
あっという間にGWが終わろうとしている。
ここ数年のGWは予定も殆ど無く、部屋の掃除をしたり、ダラダラとすごしていたものだが、今年のGWは慌ただしかった。
母方の祖母の様子見、夫の活動のお手伝い、父の誕生日祝と両親の結婚記念日祝、父方の祖母の退院、転んだと聞いての様子見、知人の墓参り、義妹と食事、某所でのオフ会、そして大掃除。
なんとも濃ゆい時間だった。
なんとなく最近、人との縁を思うことが多い
自転車に乗ることになった話。
全ては去年の年始に遡る。
その日、私は夫と、とある神社を詣でていた。
夫の異動が叶うようにとの願掛けだった。元の部署に戻れますように。
境内を歩きながら、もし元の部署に戻れたらの話をしていた。
夫はロードバイクを趣味としている。
このきっかけはコロナ禍で自宅待機をしていた時、私が「弱虫ペダル」を見せたことだ。
あまり私の見るアニメに興味を示さない夫が珍しく食い入るように画面を見つめ、それから数
夜から朝へ変わる時間が好きだった。
一時期、早朝散歩をしていた。
そもそもの切っ掛けは、好きなバンドの、とある一曲。
歌詞に登場する道に、たまたま一字違いの道が近くにあったから。そんな単純な理由である。
本当はその曲を書いておすすめしたいのだが、身バレに繋がりそうなので諦めた。
(もし某SNSの方で気になる方がいらっしゃったら喜んで宣伝に行きます)
朝は4時に起き、のそのそと着替えてから、小さなバッグに財布とスマホを入れて、家を出
遠い日に見た夢の色。
これは私の、一番古い夢の記憶である。
真っ白だった。光の中にいるかのように。
あたり一面真っ白な部屋で、真っ白な服を着た人間たちが立っている。
その中央には小さな箱があり、縋って泣いている人物がいた。……母だ。
声を上げ、顔を歪め、そんなふうに泣いている母を見たことがない。
そんな母を見て、私も悲しくなる。何故泣いているのかも解らないのに。
しばらくして、誰かに支えられて母が立ち上がった。
この
遠い昔に遊んだ、友人の話
カイト、と私は彼を呼んでいた。
ひとつ下の友人で、なかなか整った顔立ちだったのを覚えている。
このカイトには弟がいて、こちらはルイトと言った。
似た名前で覚えやすい。
小学校3年生の頃だったと思う。
私はカイトやルイト、他にも何人かの女子たちと、よく遊んでいた。
上は5年生、下は1年生の遊び仲間たち。
何がきっかけで知り合ったのかは覚えていない。
遠い昔のことでもあるので、記憶というより「楽しか