
【はじめに】「クラウド人事」の歩き方
「クラウド人事」は、「いい組織といい会社を増やすこと」を軸に、2つの視点で発信しているメディアです。
● 一人ひとりの社会人・ビジネスパーソンに向けた情報
● 人事・採用担当・人事部が無い企業の経営者に向けた情報
実は現在の「クラウド人事」の形は発展途上でして、最終的には「やる気ある社会人・ビジネスパーソンが共に学び、相談や情報交換をしながら最適解を探る、集合知のようなオンラインコミュニティ」を目指しています。
むしろこっちが本題なので、もし良かったらこのエントリーの後半「クラウド人事が目指す姿」まで読んでもらえたら嬉しいです。
ここで発信する情報や交流が、少しでも「いい会社」「いい人材」が増えることに貢献できたらと思っています。
運営者情報
筆者は、5回の転職でマイナビ勤務、上場企業・スタートアップなど人事部管理職を渡り歩いたのち独立。北海道商工会連合会認定人事コンサルタント、といったスペックです。
個人としては無名なのでプロフィールを置いておきます。情報の信憑性を測る材料にでもしていただけたら。
クラウド人事のコンテンツ
クラウド人事が提供するコンテンツは大きく3つです。
1. 読んで学ぶテキストコンテンツ
2. 聴いて学ぶ音声コンテンツ(準備中)
3. やる気ある人のコミュニティ(準備中)
メンバーシップについて
プランによって複数のマガジンのアーカイブ、今後配信される記事すべてが無料で読み放題になる、最もコスパの良いプランです。
各マガジンの概要と種類の項で各マガジンの無料記事を公開しているので、試し読みとしてどうぞ!

▶BASIC
・「キーワード解説」と「ニュース解説」のマガジンが読み放題。
※過去のアーカイブはもちろん、今後追加される記事もすべて対象。
最新情報をサクッと把握したい方、話題のニュースやキーワードを「軽く人に説明できる」くらいの教養を維持したい方におすすめのプランです。
▶PRO
PROは「ビジネスパーソン版」と「企業用」2つのプランがあります。
それぞれの違いや特典、オープンチャットへの参加方法などは以下を御覧ください。
▶PREMIUM(今後リリース予定)
BASIC・PROすべてのコンテンツが読み放題。(PRO限定マガジン「SNSに寄せられた生の声」も含む)
●耳からインプットできる音声コンテンツ
●ZoomやLINEのオープンチャットなどを使ったメンバー同士の交流の場を提供(予定)
各マガジンの概要と種類

マガジンは多くの記事をジャンルごとにまとめたフォルダのようなものです。
クラウド人事ではマガジン単位での販売は行っていません。
特定ジャンルの記事をまとめて読みたい場合はメンバーシップをご利用ください。
▶キーワード解説
「ダイバーシティ」や「リスキリング」など、「話題になってるようだけど、ぶっちゃけ詳しい内容はわからない」「今さら聞けない」となりがちなキーワードをピックアップし、「これを読めば話についていける!」「人にざっくり説明できる!」を目指した記事のマガジンです。
▶ニュース解説
「採用」「人材」「転職」「キャリア」…関連するニュースやトレンドをピックアップして解説した記事のマガジンです。
「え!法改正されてたの?!」といったリスクを軽減したり、「え!今うちの業界そんな状況だったの?!」など、ここを見ておけば重要情報やトレンドを見逃さないというコンテンツを目指しています。
キーワード解説とニュース解説は単に事実を並べるのではなく、今なぜそれが重要なのか、どんな影響があるのか、どう動くべきなのかなどを探ることに重きをおいています。
▶企業版マガジン
人事業務の手順や実効性のあるノウハウなど、実務に役立つ有料記事をまとめたマガジンです。
人事担当者・採用担当者・まだ人事部が無い企業の経営者に向けて、クラウド上に人事部を持つ感覚で「人事業務のマニュアル・データベース」のように使ってもらうことを想定しています。
有料記事は、マガジン購入のほか、メンバーシップに参加することでも読み放題になります。用途に合った方をお選びください。
▶ビジネスパーソン版マガジン
所属企業・業種・職種などにかかわらず、今の激動の社会を生き抜いていくために役立つ情報やノウハウを継続的に発信しています。
就職・転職・キャリアアップ・よくある悩み・法改正など、幅広い情報をお届けします。
有料記事は、マガジン購入のほか、メンバーシップに参加することでも読み放題になります。用途に合った方をお選びください。
▶SNSに寄せられた生の声
筆者が運用しているSNSで特に反響が大きかったテーマを掘り下げた記事のマガジンです。
みなさんから寄せられた生の声をまとめつつ、後平の人事コンサルの知見から実働・実務に活かせる具体策を探っています。
さまざまな立場の人の実際の声を聞くことで、1つのテーマに対する視野が広がり、理解が深まると好評です。
今までにない「人事のカタチ」

成長している企業にはほぼ例外なく人事部があります。
人事部が組織の「ヒト」にまつわるあらゆる部分に注力することで、働く人たちの満足度が高く、離職率が低い組織になり、これが組織全体が成長する強い基盤になるからです。
逆に、人事部が無い組織ではどうしても制度や対応が不十分になりがちで、働く人たちの不満やトラブルが増加する傾向にあります。
「人事部は重要だよね」とわかりつつも、コストが高い間接部門でもあるため、中小零細企業はなかなか設置できないのが実情です。そうかといって、コンサルやアウトソーシングは高いし効果が見えづらい。
このような課題を解決できないかと立ち上げたのが、コンサルともアウトソーシングとも違う「クラウド人事」です。
PROプランはオンライン上に人事業務のマニュアルを持つイメージ
PREMIUMプランはオンライン上に仮想人事部を持つイメージ
※ちなみに、ビジネスパーソン版は情報収集ツールやキャリアアドバイザーを持つイメージ。
といえばイメージしやすいでしょうか。
この形はまだ未完成でして、この延長線上に本当に目指したい本当の姿があります。
クラウド人事が目指す姿

クラウド人事が目指す本当の姿は「集合知」です。
集合知とは、「たくさんの人の知性を集めると、より優れた知性が登場する」「多様な知識を組み合わせることで、個人の知識や経験を超えた新しいアイデアや解決策を生み出す」という考え方です。
既存のサービスやメディアには、その性質上なかなか解消できない何かしらの欠陥があります。
ネット上の情報:一方的な情報提供
コンサル:双方向ではあるもののクローズドコミュニケーション
アウトソーシング:社内や自身にノウハウが残りにくい
もし、近しい仕事に従事している人たちとのつながりがあったら。
もし、近しい価値観や方向性で学ぶ仲間がいたら。
クラウド人事は、既存の枠組みのどれにも属さない「近い価値観・立場の人達と自由に意見交換し、それぞれの身に起きている問題・課題を解決できるコミュニティ」を目指しています。
まるで自社の人事部のように、協力して人事領域の課題や問題を解決するオンライン上の組織、これが「クラウド人事」という名前の由来です。
クラウド人事のモデル「ごじかん会」
自分が人事部の管理職をしていた頃、「ごじかん会」という人事コミュニティにずいぶん助けられました。「ごじかん会とは」人事担当者だけが入会を許されたコミュニティで、日本人なら誰でも名前を知っているような名だたる企業の人事部が一同に介していました。
※今は活動していなさそうです。
上記のページにも残っていますが、当時は今ほど連絡ツールなどのインフラが整っていなかったため、主な連絡手段は「メーリングリスト」でした。
A社の人事担当から全体へのメール
「この度、はじめて外国人採用を行うことになりました!オンボーディングやビザ、社保などわからないことだらけで右往左往しています…。
もし経験のある方いらっしゃいましたら、事例やアドバイスをいただけないでしょうか?」
B社の人事担当からの回答
「弊社は3年前から外国人の方を正社員として迎え入れています。募集から入社、就労ビザの申請などマニュアル化できておりますので、相談に乗れるかと思います!」
A社の課題解決に、Bの社の人事が助言やアドバイスをする。
人知れずこんなやり取りが行われ、ある時は日本経済を支える大企業の人事制度が作られ、またある時はまだ前例のない課題に知恵を絞っていました。
人事が抱える問題は多岐にわたり、非常に難解です。
同じ事象でも時代や状況、渦中にいる人の状態などによって最適解がガラッと変わるからです。だからこそ、企業の枠組みを超えてみんなで知恵を出し合う必要があったんですよね。
ただのメーリングリストだったので仕組みはとてもシンプルでしたが、そのやり取りは参加者全員に見えていたこともあり、見ているだけでも実務に活かせる学びの宝庫でした。
クラウド人事が描く未来
「クラウド人事」は僕が当時お世話になった「ごじかん会」のように、人事担当者・経営者・意欲の高いビジネスパーソンをつなぐコミュニティを目指しています。
「ごじかん会」のような人事業務の集合知
知恵やアイディア、事例を出し合って課題を解決する場
ビジネスパーソン同士の交流と学びの場
交流によるモチベーションアップ
人事担当へのキャリア相談
コミュニティ内でのスカウトやマッチング
このコミュニティが個人個人の学びや研鑽の場、知恵を出し合って問題や課題を解決できる場になったら…
採用やハラスメントなどの人的課題が速やに解決できるかもしれない。
「安心して働ける良い会社」が増えるかもしれない。
そうしたら、病む人が減り
安心して働ける人や仕事にやりがいを感じる人
ハイパフォーマーが増え
企業のサービスや商品のクオリティが上がかもしれない。
巡り巡って、今よりもっと良い感じの社会になるんじゃないか。
そんな妄想をしています。
最後に:クラウド人事からのお願い
もし良かったら、各記事やコミュニティのコメントで、あなたのご意見や事例を寄せてもらえないでしょうか。もちろん、個人や会社の機密などの観点で差し障りのない範囲で結構です。
正解はひとつではないし、短期間で正解が変わる激動の時代だからこそ、みなさんそれぞれの立場から見える様々な景色・ご意見・エピソードは非常に貴重で、その投稿が誰かの役に立つコンテンツになり得ます。
ともに歩みながら、「働く」にまつわるその時々の最適解を探っていく。
既存メディアにはなかった場にしていきたいのです。
もちろん、かつて僕が助けられた「ごじかん会」のように、「見ているだけでも役立つ・学べる」コンテンツを目指します。
その一方で、僕の考えや作ろうとしているコミュニティの在り方に賛同してくれる方の参加もお待ちしています。
いいなと思ったら応援しよう!
