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キュートアグレッションが止まらないって話

キュートアグレッションについて

“キュートアグレッション”って言葉、ご存知でしょうか?
簡単にいうと、「可愛すぎていじめたくなる!」みたいな感情のことです。
小学生男子やらが好きな女の子をついいじめてしまうのとは、若干違うように思いますが。
赤ちゃんとか動物を見たときに、可愛すぎて「ん゛~!!!」って、
もう思わず羽交い絞めにしてしまいたくなるような、
そんな気持ちのことです(本当に正しい解釈なのか(笑))

で、自分は子供の頃からずーっとこの感情を持ってまして。
動物オンリーですけれども。人間の赤ちゃんは対象外です。
なんせ人間が大嫌いなので、人間の赤ちゃんを見たところで、
「わぁ、人間の小さい版だな」としか思いません(爆)
もちろん動物の赤ちゃんには、この“キュートアグレッション”発動しまくりです。

猫にキュートアグレッションを発動

実家に棲みついていた猫が可愛くて可愛くて……。
これ、最近YouTubeのコメント欄で、
まさかの自分と同じことをしている人を発見して驚愕したんですが、
猫って水嫌いじゃないですか、
なもんで、その猫を抱えてお風呂場に行っては、
猫が浴室の水気(湿気?)に敏感に反応して、こちらにしがみついてくるのを楽しんでました(爆)

あとは、その子は猫にしては抱っこ大好きな子だったんですけど、
それでもずーっと抱っこしてると、
やっぱりそのうちには自由の身になりたくなってくるんですよね。
で、それでもこっちが抱っこし続けていると、
とってもいい子ちゃんだったので、引っ掻いたり噛んだりなんてことは一切なかったんですけど、
「ん~……」って、なんとも不満げな鳴き声を上げて、
微妙~に腕やら顔やらを手で押してくるんですよね(笑)

その鳴き声も、こちらが怪我しない程度に押してくる力も、全部が可愛くて(笑)
そもそも動物好きな人であれば、皆さん共感してくださるかと思うんですけど、
動物のあのお手てで押されるなんて、ご褒美でしかないじゃないですか。
なんで、その感触やらを味わいたいがためだけに、
ちょっと嫌そうにしてきても、わざと抱っこし続けてましたね(笑)


ゲームでもキュートアグレッション

まぁ、こんくらいのエピソードだけなら単なる可愛い話でしかないんですけど、
最近姉と思い出話をしていて、「そんな頃から、そんなことしてたの!?」と言われた話がひとつ。
当時そもそもは姉が買ったゲームボーイのソフト『ハムスターパラダイス』という、
名前通りのハムスター育成ゲームにハマってたんですが、
そのゲーム内でも、というか仮想現実だからこその、
リアルを超えたキュートアグレッションを発動しまくっていてですね……。

ハムスターをわざと高いところから落として怪我させたり、
ミニゲームでわざと猫のいる道に行かせて怪我させたり……。
とにかくマジで、リアルでやったら死刑千万ともいえるようなことばっかりやってました(爆)

誤解しないでもらいたいのは、リアルでそんなことをやるつもりは毛頭ないということ。
あくまでゲームだからやってるわけですけど、
それでも、うっかりそこまで親しくない人に話せば引かれるエピソードでしょうし、
自分で思い返してみても、「なんてことやってんだよw」と思う案件です。
(それでもまぁリアルでは絶対やらないと分かり切ってるので、草生えますが)

『ポピュラス ザ・ビギニング』でもキュート(略)

で、これはそんな“キュートアグレッション”でもないかなと思いつつ、
もうひとつ似たようなことを、よくよくやっていたゲームがありまして。
『ポピュラス ザ・ビギニング』ていう、超絶古いPCゲーなんですけども。

当時PCゲーなんて買ってもらえる家庭ではなかったので、
家のPCで体験版をプレーすることしか出来なかったんですが、
それでもその体験版を何回も繰り返し繰り返しプレーするぐらい、
本当に大好きなゲームでした。
(そもそも小学生時分でこれが一番好きなゲームだったってのも、
 なかなか奇妙な趣味してるとは思います)

いわゆるストラテジー系?っていうんですかね、
とにかく自分の島でどんどん人口を増やして、魔法の力を使って隣地に侵略、
自分の陣地を世界中に広めていく……みたいな、そういうゲームだったんですが。

主人公というかプレーヤーとしては、
シャーマンという、魔力を持った“その世界の神”的存在の立ち位置として
ゲームを進めていくわけなんですけど、
実際プレーヤーはさらにその一個上の目線というか。
もう一個高いところから俯瞰してシャーマンを操作しているような構造(?)なんですよね。

なんで、本来“絶対神”的な存在のシャーマン自身にも、魔法で攻撃できたんですよ(笑)
なもんで、そこでも“キュートアグレッション”的なものを発動しまくって、
シャーマンを竜巻で巻き上げたり、シャーマンに雷落としたり、
無駄に“機”を減らす行動をしまくってましたね(笑)

あとはもちろん自陣の島民もいじめまくってました。
本来自陣の島民なんで、いじめたところで何のメリットもないんですけど。
一番好きだったのは、意図的に地形変動を起こして海に沈めるっていうヤツ(爆)


とまぁ、なんか本当にいじめっ子のイキリ自慢みたいな話をしてしまいましたが、
繰り返しますが、リアルでそんな後ろ暗いことをやった経験はないですし、
やりたいという気持ちも持ち合わせてませんので。
むしろリアルではいじめられっ子の経験もフツーに通ってきましたし、
リアルで暴力振るったり動物虐待するような人間は、
常々反吐が出ると思ってますので悪しからず。

ただ単純になかなか妙な趣向を持った子供だったなと、最近改めて思った話でした。

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