見出し画像

29万人の「不登校児童」の数に、何を思う?

ここ最近のニュースで29万人の不登校児の数を聞いて
もう、時代の転換期がきてるんだろうな・・と、思わされる日々。

早急に、学校教育現場のあり方も問われていくんだろうな・・

何が正解で不正解かなんてことは、誰にもわからないからこそ
誰もが、迷うし不安になるし。

だからこそ、わたしは「選んだ道を正解にしよう」
という言葉が好きで・・・

まずは、今の自分の「選択」を「最善」だと信じるしかない。

そして、これで良かったんだ・・・そう思えるまでは、何度でも軌道修正しながら、選んだ道を「正解」だったと思えるまで、考えあぐねながら、動き続けて行くことが大事だと思うし。

うちの子も、思春期のころに、人間関係がつらくて部活をやめた。

19歳になった息子が、今、過去を振り返りつつ
どうして、あのとき、部活を辞めるという選択を決心てしまったんたんだろう?やめなくても、なんとかなる策は、あっただろうに・・・と話す。

でも、私がその当時を思い返すと、先生に、どれだけ説得されようとも
本人の意思は固くて・・・

その時の息子は中学生で、今より断然、心未熟で、思春期もあいまって、傷つきやすい心の状態で、説得なんかでは、正直どうかなるもんでもなかった(本人は忘却、(笑))

そこから、いろんな体験を重ねながら、心も考えも少しずつ大人になっていっている今だから、過去の自分の行動が「浅はか」に見えるんだろうな。

でも未熟なときは、誰にでもあるし
失敗も後悔も含めて、人の成長に必要な栄養となり、必要なプロセスになっていくってことだなって思うから
子どもが挫折していようとも、それを「良くない体験」だととらえて
しまうことは良くないなって改めて思う。

二度と取り返しがつかない選択だけは、さけられていればいい・・・
(命を守ることは最優先、人をきずつけてしまうこと)

多様性の時代だからこそ
私たち昭和世代の大人とは、全く違う体験をしている子ども達。
大人の私たちさえ、未知な世界。

豊かになれる「選択肢」が五万とあるなかで
誰かに「答え」をもらえる時代でもなくて
世論の言う常識的な選択していけば、未来が保証される時代でもなくて
自分にとって「正解」と思える道を
自分でつくっていかねばならない時代に入ったんだと思う。

だからこそ、今の時代に必要なのは
子どもの心の「軸」を育てることだと感じるし
自己理解が必要な時代だと思う。

自分はどんなひとか?
何がすきか?何がきらいか?
何が得意か不得意か?
どんなことに興味や適性があるか。
じゃあ、どうしたらいいと思うか?
どんな場所にいたら自分らしく楽しめるか?


自分らしく輝ける道を選び
決断していく力が絶対的に必要だなって思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?