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イスラエルとパレスチナ 問題の背景は?

イスラエルとパレスチナの問題が連日報道されています。世界へ波及する「分断」ともいえる状況。イスラエルとハマスの応酬とそれぞれの主張、欧米ブランドの不買運動、米名門大学の学長辞任、各国・国連の動向、様々なことが起こり、SNS上でも悲痛な叫びがたくさんあります。そんな中で何をどう考えていけばよいのか色々と悩み、つらい気持ちにもなってきます。

様々な立場のメディアやSNSをバイアスをもたずになるべく偏らないように報道に目を通すように努めてもなかなか複雑で限界もあります。

そんな時こそすぐにジャッジをせずに、歴史を知り、根っこの部分を見つめていき、相手の気持ちがわかるようになるまで近づくことで見えてくることもあるかと思います。

2000年から2004年までエルサレムに駐在し、イスラエル・パレスチナの和平交渉や、紛争の現場を取材してきたNHKの鴨志田郷デスク(2021年の記事当時)と大学生のインタビュー形式の記事が大変わかりやすく全体をつかめましたので紹介します。

記事はこちら

これから社会人になる大学生向けのコラムということみたいですが、様々見た中で一番わかりやすく、鴨志田さんの実体験をまじえながら、イスラエル、パレスチナ双方のことを書いています。鴨志田さん自身はエルサレム支局にいた際は日本人1人で、イスラエル人、パレスチナ人、双方のスタッフと仕事をしていたこともあり、バランスがすごくとれている気がします。

記事よりスクリーンキャプチャ このように対話形式で書かれている


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わたしが下手に要約したり説明するより見てもらう方が何倍もわかりやすいと思いますのでそのままリンクを貼り付けます。

おわりに

2021年の記事ですが、今起きていることをまさに言い当てています。

鴨志田さんの大学生に向けたメッセージ

鴨志田さんは「この問題は、世界でも類のない特殊な問題のようでいて、ものすごく普遍的なテーマが凝縮されている問題でもあります。」と話しています。また「遠くで起きている難しい問題として捉えるのではなく、人の一生とか、人間の普遍的な姿ということを考えた時の、根源的な問いをたくさん投げかける問題だと認識してほしいと思います。」と取材している大学生に語っています。

まずは知ること、相手の気持ちがわかるようになるまで近づくこと、どんなことにも必要な気がしてきます。(無理をしない範囲で)


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