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[詩]正義人
わたしの正義が許さない
好きの感情は見ないふり
隙のない正義は見ている
一部とは言えない好きを
不甲斐ない心の弱さが今
どうしようもないと叫ぶ
現実に混じり合えない夢
好きは明け方の夢と消え
正義はいつしか枷となる
十字架の枷は重しとなり
身体は深く深く沈みゆく
右も左も上も下も心自身
沈むという感覚すらない
そのとき、音が聞こえる
現実にゆっくり溶けゆく
夢の混じりゆく静かな音
正義の道を生きていく夢
好きに飲み込まれた現実
背負う十字架は重すぎて
途中で休息が必要だろう
その隣りに君さえいれば
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