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気象予報士試験対策 法規編

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#気象予報士

気象予報士試験 法規 予報業務の許可 その5 Vol.13

気象予報士試験 法規 予報業務の許可 その5 Vol.13

予報業務の許可も本日が最終日。最も多く出題されているだけあって、その5までかかってしまいました。
問われた変更の内容が、気象業務法で定める手続きのどの規定に該当するのかがわかれば比較的簡単に得点できるはずです。「予報業務の許可を受けている事業者がその予報業務の範囲を変更する場合には」とストレートに聞いてくれれば「認可」が必要です!という解答につながりますが、「⚪︎⚪︎の業務」を「⚪︎⚪︎を加えて」

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気象予報士試験 気象業務法 予報業務の許可 その4 Vol.12

気象予報士試験 気象業務法 予報業務の許可 その4 Vol.12

明日は関東地方で雪の予報が出ています。積雪のおそれもあるようです。明日朝、ご出勤の方々は足元お気をつけください。
一部のスキー場では雪がないための早めに閉めたといいます。寒いよりも暖かい方が個人的にはありがたいですが、困る人々もいらっしゃいます。受験生の受験当日に大雪となると交通機関が遅れたりと大変だと思います。がんばれ受験生!
さて、雪の思い出の一つですが、雪国の空港から大雪の日に離陸した時、飛

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気象予報士試験 気象業務法 予報業務の許可 その2 Vol.10

気象予報士試験 気象業務法 予報業務の許可 その2 Vol.10

今回は気象予報士に関する規定です。気象予報士になるための要件、欠格自由などが規定されています。過去問では気象業務法に書かれていること、少し変えて間違いを誘うこと、全く書かれていないことが織り交ぜられて出題されていますので、正確な知識が必要となります。
ただ、出題項目は限定されていますのでしっかり覚えておけば得点が多いに期待できます。

🔵気象予報士について
気象予報士になろうとする者は、気象庁長

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気象予報士試験 気象業務法 法規 学科一般 予報と警報その2 Vol.7

気象予報士試験 気象業務法 法規 学科一般 予報と警報その2 Vol.7

過去問で、どのようなポイントを問うているのか見ていきましょう。
記事をアップする前にプレビューしてみたら、本記事について「能登半島地震」と関連する情報があるので情報源を確かめましょうという注意事項が冒頭に表示されました。おそらく、末尾に記述した緊急地震速報の特別警報の位置付けとJETTの記載が原因かもしれません。びっくりしました!!!

令和3年度第1回(第56回)学科一般知識 問15
(1)警報

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気象予報士試験 気象業務法 法規 観測その3 Vol.5

気象予報士試験 気象業務法 法規 観測その3 Vol.5

観測に使用する気象機器に関する規定は第9条に書かれています。
条文は少々ややこしいので、その意味するところを簡潔に書きますと、
⚪︎技術上の基準に従って行う気象の観測に用いる測器は、気象庁長官の登録を受けた者がが行った検定に合格したものを使用しなければならないということです。

具体的には、「風速計」「日射計」「雨量計」「雪量計」「気圧計」「温度計」「湿度計」の7つです。元々の順番は「温度計」「気

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気象予報士試験 気象業務法 気象法規 観測その2 Vol.4

気象予報士試験 気象業務法 気象法規 観測その2 Vol.4

続きです。
平成28年度第2回(第47回)学科一般知識 問14
(4)気象庁長官に対して気象観測の成果を報告しなければならない船舶に備え付ける気圧計は,登録検定機関の検定に合格したものでなければならない。⭕️
👉

平成30年第1回(第50回)学科一般知識 問14
(1) 学会に発表する論文に掲載するデータを得るため大学が風速観測施設を国内に設置 する場合は,その旨を気象庁⻑官に届け出

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気象予報士試験 気象業務法 用語の定義 vol.2

気象予報士試験 気象業務法 用語の定義 vol.2

用語の定義
気象業務法第2条には気象業務法で使用する用語の定義が書かれています。
過去問で出たことがあります。
正確に覚えていないと試験本番で問われると緊張しますよね。

「気象」・・・大気(電離層を除く。)の諸現象
「地象」・・・地震及び火山現象並びに気象に密接に関連する地面及び地中の諸現象
「水象」・・・気象、地震又は火山現象に密接に関連する陸水及び海洋の諸現象

「観測」・・・自然科学的方法

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