紀良京佑

手品師であり手品創作をしてます。手品に関する考え方や感じた事を書きたいと思います。手品…

紀良京佑

手品師であり手品創作をしてます。手品に関する考え方や感じた事を書きたいと思います。手品の好みは、小難しいものよりシンプルダイレクトが好きです。実践で演じれるもので、準備が要らない物が好みです。趣味はイラスト。神戸在住。

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    超・透視術

     このマジックは、かなり前から演じているもので、私のマジックを生で見たことある方なら、実際に見たことあるかも知れません。ふざけた感じでありながら、ラストにどんでん返しのあるサッカートリックマジックです。面白さの後に不思議感がやってきます。現象 1組のデックの中から1枚選んでもらい、覚えてもらってデックにもどします。デックを裏向きにスプレッドして、どこにあるか分からない事を見せます。カードを揃えて、演者は「実は超能力者なんです」とおかしな事を言い出します。「選んだカードだけ透視できるようになったんです」と訳の分からない事を言います。デックを裏向きに広げてみると、誰から見ても明らかに選んでもらったカードだけが表返っています。 なのに演者は『今日は上手く見えないですね…』と、見えていない様子…。『この辺りには無いですね』と言いながらカードを省いていきますが、そのときに表向いているカードも一緒に省いてしまいます。そのままカードを省いていき、テーブルに裏向きのカードを1枚残し、「このカードがあなたのカードです」と言います。デックを裏向きに広げると、表向きのカードはありません。テーブルに残したカードを見てみると、お客さんの覚えたカードなのです。○簡単な技法しか使いません。○レギュラーデックに加えて使うので、演技後は自然にギミックカードを取り除けて、残ったデックで普通に演じる事が出来ます。
    ¥2,000
    トリックスタジオ
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    フリーサンドイッチ

     サインカードが、調べた広告のカードに挟まります。現象の起きた後も、広告のカードを調べてもらえる事が出来ます。使うデックもレギュラーデックです。【現象】 演者は広告のカードを出してきます。お客さんに渡して見てもらいます。レギュラーデックから1枚選んでもらい、サインしてもらいます。そのカードをデックに入れて、軽く混ぜます。デックを2つに分けて、広告のカードを2枚重ねて置きます。その上に残りのパケットを重ねます。そのままデックを広げると、広告のカードの間に1枚カードが挟まってます。そのカードがお客さんのカードです。 レギュラーデックで演技が出来て、終わったらそのままデックで演技を続ける事が出来ます。前もってデックにセットしておく事もありません。リセットの必要もありません。終わった時には最初の状態に戻ります。つまり好きな時に演技をする事が出来ます。 広告のカード・封筒・解説書がついてます。
    ¥2,500
    トリックスタジオ
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    狂ったクリップモンテ

     3カードモンテという、ゲーム様な手品があります。軽く説明しますと、3枚のカードの内、1枚が当りのカード。演者が少し混ぜてカードを並べますが、お客さんは当てる事が出来ないという手品です。色んなバリエーションがあり、その中“クリップモンテ”と呼ばれるものがあります。当りのカードにクリップを付けて行う方法です。今回の作品は、そのクリップモンテのバリエーションです。 この作品はmML200号の記念号に収録した手品です。この作品を確認したゆうきとも氏がすぐに電話をくれて、ベタ褒めでした。「簡単で演じやすく、不思議で現象も面白い!」と絶賛でした。 改めて見直した所、『こうした方が演じやすのでは』と思い、数カ所変えたのと、見せ方のアイデアも書き加えて販売する事にしました。現象 演者は3枚のカードを出してきて、表裏を見せます。1枚の当りのカードにクリップを付けて、お客さんに表裏を見せます。テーブルに置いたカードにはクリップが付いているのですが、表返すと違うカードです。よく見ると他のカードにもクリップが付いていて、3枚全てのカードにクリップが付いています。カードを集めて持ち、カードに1個のクリップが付いているのを見せ、そのカードを軽く擦るとクリップが消えてしまいます。次のカードを見ると、2個のクリップが付いています。そのカードを軽く擦ると、2個のクリップが消えてしまい、最後の絵札に3個のクリップが付いているのを見せて終わります。 解説書・カード3枚(バイシクル 赤)・クリップ3個が付属しています。全てレギュラーなので、調べてもらう事が出来ます。クリップで止めるので、カードが若干曲がる恐れがあるので、付属のカードを使う方が良いと思います。 準備は要りますが、数秒で終わります。難しい技法や手法は使いません。手軽に演じれる、クリップが増えて集まる現象をお楽しみ下さい。
    ¥1,500
    トリックスタジオ
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    超・透視術

     このマジックは、かなり前から演じているもので、私のマジックを生で見たことある方なら、実際に見たことあるかも知れません。ふざけた感じでありながら、ラストにどんでん返しのあるサッカートリックマジックです。面白さの後に不思議感がやってきます。現象 1組のデックの中から1枚選んでもらい、覚えてもらってデックにもどします。デックを裏向きにスプレッドして、どこにあるか分からない事を見せます。カードを揃えて、演者は「実は超能力者なんです」とおかしな事を言い出します。「選んだカードだけ透視できるようになったんです」と訳の分からない事を言います。デックを裏向きに広げてみると、誰から見ても明らかに選んでもらったカードだけが表返っています。 なのに演者は『今日は上手く見えないですね…』と、見えていない様子…。『この辺りには無いですね』と言いながらカードを省いていきますが、そのときに表向いているカードも一緒に省いてしまいます。そのままカードを省いていき、テーブルに裏向きのカードを1枚残し、「このカードがあなたのカードです」と言います。デックを裏向きに広げると、表向きのカードはありません。テーブルに残したカードを見てみると、お客さんの覚えたカードなのです。○簡単な技法しか使いません。○レギュラーデックに加えて使うので、演技後は自然にギミックカードを取り除けて、残ったデックで普通に演じる事が出来ます。
    ¥2,000
    トリックスタジオ
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    フリーサンドイッチ

     サインカードが、調べた広告のカードに挟まります。現象の起きた後も、広告のカードを調べてもらえる事が出来ます。使うデックもレギュラーデックです。【現象】 演者は広告のカードを出してきます。お客さんに渡して見てもらいます。レギュラーデックから1枚選んでもらい、サインしてもらいます。そのカードをデックに入れて、軽く混ぜます。デックを2つに分けて、広告のカードを2枚重ねて置きます。その上に残りのパケットを重ねます。そのままデックを広げると、広告のカードの間に1枚カードが挟まってます。そのカードがお客さんのカードです。 レギュラーデックで演技が出来て、終わったらそのままデックで演技を続ける事が出来ます。前もってデックにセットしておく事もありません。リセットの必要もありません。終わった時には最初の状態に戻ります。つまり好きな時に演技をする事が出来ます。 広告のカード・封筒・解説書がついてます。
    ¥2,500
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    狂ったクリップモンテ

     3カードモンテという、ゲーム様な手品があります。軽く説明しますと、3枚のカードの内、1枚が当りのカード。演者が少し混ぜてカードを並べますが、お客さんは当てる事が出来ないという手品です。色んなバリエーションがあり、その中“クリップモンテ”と呼ばれるものがあります。当りのカードにクリップを付けて行う方法です。今回の作品は、そのクリップモンテのバリエーションです。 この作品はmML200号の記念号に収録した手品です。この作品を確認したゆうきとも氏がすぐに電話をくれて、ベタ褒めでした。「簡単で演じやすく、不思議で現象も面白い!」と絶賛でした。 改めて見直した所、『こうした方が演じやすのでは』と思い、数カ所変えたのと、見せ方のアイデアも書き加えて販売する事にしました。現象 演者は3枚のカードを出してきて、表裏を見せます。1枚の当りのカードにクリップを付けて、お客さんに表裏を見せます。テーブルに置いたカードにはクリップが付いているのですが、表返すと違うカードです。よく見ると他のカードにもクリップが付いていて、3枚全てのカードにクリップが付いています。カードを集めて持ち、カードに1個のクリップが付いているのを見せ、そのカードを軽く擦るとクリップが消えてしまいます。次のカードを見ると、2個のクリップが付いています。そのカードを軽く擦ると、2個のクリップが消えてしまい、最後の絵札に3個のクリップが付いているのを見せて終わります。 解説書・カード3枚(バイシクル 赤)・クリップ3個が付属しています。全てレギュラーなので、調べてもらう事が出来ます。クリップで止めるので、カードが若干曲がる恐れがあるので、付属のカードを使う方が良いと思います。 準備は要りますが、数秒で終わります。難しい技法や手法は使いません。手軽に演じれる、クリップが増えて集まる現象をお楽しみ下さい。
    ¥1,500
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最近の記事

大人も子供も楽しませた映画。

 テレビである人が言ってました。 その人は映画の面白さを伝えるために、映画をイベントを開催してました。 2本の映画を放映するのですが、1本目が何を放映するかが凄く難しいと語ってました。  お客さんは性別も年齢もバラバラ。 有名なアニメの映画を放映しても、子供達はすでにテレビや何かで見ていたり、大人が少し退屈そうにしていたりします。 味のある映画を放映すると、子供たちが付いてこれなくなります。  そんな時、ある映画を思い出し、その映画を放映してみました。  その映画とは“

    • 若い頃、おじさんマジシャンを見て、感じた何か。

       僕が子供の頃、テレビでおじさんのマジシャンが出てました。 度々テレビで見るのですが、ほとんどが演芸の中の1コーナーって感じでした。 演じているのはサロン・ステージ系の物ばかりでした。    そこからしばらくして、マリックさんのブームもあって、なるほど・ザ・ワールドなど、色んな番組でクローズアップマジックを見る様になりました。  興味を持った僕は色んな番組を見る様になりました。  クロースアップマジックが取り上げられてる間も、演芸番組等では同じ様なマジックを演じてました。

      • 試して上手くいかなった事。

         過去に試みた事を書きます。  お客さんが密かに思ってる事を、何気なく否定してから始めた方が、良い反応を得られるんじゃないかと思いました。  露骨には書きませんが、お客さんに『よかったら調べて下さい』と言ってデックを渡して、よく滑るカードである事を分かってもらおうと思いました。  よく滑るので、またにお客さんが思ってる様な事は出来ませんよって事を、密かに伝わったらなぁと思ってました。  この企みは上手く行きませんでした。 と、言うか、上手くいかなった様な気がします。

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        100
        • 僕がジャケットに思ってた事。

           たまにお客さんが手品に対して「袖に隠した」という意見を持っていたりします。 僕はその時、ジャケットを着て演技をしていました。  その時の僕の変え方はこうです。 『長袖の方がお客さんの思考の逃げ道が生まれる。その方が安心して見れるはず』と。  つまり、不思議な事が起きても、お客さんは「袖を使って隠したんだろう」とか「袖に隠してた物を出したんだろう」と考える事で、思考の逃げ道が出来、その分安心して見れる。その結果、お客さんの反応に繋がるのではないかと考えていました。 こ

        大人も子供も楽しませた映画。

          綺麗な手付き。

           コロナウィルスの流行も影響してるのか、たまたまかも知れませんが、SNSでマジックの動画を目にする機会が増えた様な気がします。  それらの動画は、とても綺麗な手付きで演技をしています。  そういった動画を見て思うのですが、メンタル系のマジックをする時はどうするのでしょうか? まぁ、おそらくヤらないんでしょうけど。 何か手付きが綺麗過ぎて、何か違和感を感じてしまいます。  綺麗な手付きでフローティングビルを演じてるのを見た事があるんですが、何だか変な感じでした。 E

          綺麗な手付き。

          綺麗な手品のまま?

           昔、入っていたバーでの話。  そこのバーで僕は綺麗な手品を演じてました。  音楽を流しながらマクドナルドの4Aのバリエーションを音楽に合わせて演じてました。 見ているお客さんは静かに見ていて、演技が終わると盛大な拍手をくれました。 お客さんはバラバラで、若い女の人や太ったおじさん等。 そんな時にフッと思いました。  未来の僕は、どんな姿になってるんだろう…。  見た目が悪くなったら、この手品は出来ないな…。  『そうならない為に、日頃から気をつければ良い』

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          僕が使ってた引きネタの制作・解説

           今回は僕が使っていた道具の事を書いてみたいと思います。  それは引きネタです。  作り方はもちろん、どの様に使ったとか、作って仕上がるまでに考えた事とか、どこが気になって、どう変えた等を書いていきます。  この頃、引きネタと言えば、火の着いたタバコを消す専門の物だとか、そういった物しか有りませんでした。  まず僕が引きネタを使っていた事に驚くかも知れませんね。 使っていたのはかなり前になります。 しかも使うのは一度のショーで一回キリ。 使っていた期間も短いです。

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          僕が使ってた引きネタの制作・解説

          人の上限。

           僕は苦手な物が多い。 その中でも以外に思われるかも知れない物があります。 それは、フラリッシュです。 最近ではカーディストリーなんて言い方もします。 「いやいや!紀良さんやってるやん!」って思ってるかも知れませんが、ホントに下手です。  細かく書くと、“物凄く練習しても、一定以上に行かない”です。 練習してたらそのラインより上に行けると思ってたのですが、どうも一定のラインが越せません。 そこで試してみました。  『ひょっとしたら、難しいフラリッシュを覚えたら、

          人の上限。

          トップチェンジの名前について。

           手品の技法でトップチェンジと呼ばれる物があります。 カードを密かにスリ替える技法なのですが、最近ではすっかり見なくなった技法の様に思います。  最近ではカメラ相手の手品が増えてる様に思うので、ますます見る機会が減った様に思います。  でも、この技法「“チェンジ”ではなく“スイッチ”ではないか…」と思った人も居てるのではないでしょうか?  密かに入れ替えてるので、スイッチの方がしっくり来る様な気がします。 なのに何故“トップチェンジ”という名前なのか?  ここから

          トップチェンジの名前について。

          カップルのお客さんがケンカからハッピーエンドな話。

           昔、入ってたお店が結構暇な店でした。 「今日はお客さん来るかなぁ」なんて感じです。 そんな中、お客さんが来ました。 常連の手品の好きなお客さんが一人。 そのお客さんに簡単なカードマジックを演じました。 するとお客さんが、「もし良ければ、その手品教えてくれないか?」と言ってきたので、教えました。 「これで、こうなるんや!」 『そうなんですよ。だから、このまま繰り返す事が出来るんですよ』 そんな感じで話しをしてたら、お客さんが来ました。 カップルで来たのですが、席について

          カップルのお客さんがケンカからハッピーエンドな話。

          デックを混ぜてもらう時の小ネタ解説。

           今回はちょっとした小ネタを紹介します。 お客さんにトランプを混ぜてもらう場面で使います。 普通ならお客さんに混ぜてもらったら、演者は「これでよく混ざりました」的な事を伝えます。 実はこれって、演者とお客さんの間に壁を作る行為なので、僕はあまりやらないのですが、この方法を使うと、混ぜてもらっているのですが、壁は出来ません。それに加えてひと笑い貰えるチャンスでもあります。

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          デックを混ぜてもらう時の小ネタ解説。

          メジャーな方法とマイナーな方法。

          手品の手法には、メジャーな方法とマイナーな方法がある。 このマイナーな手法はマニアに好まれる事が多いです。 マニアの人達は、メジャーな方法は知っているので、知っている方法にはあまり興味が無い。この事は前回書いた記事にも少し触れていますが、僕の中では“そう言う物”として認識しています。 ただマイナーな手法は、使い勝手が良くない所があります。 それは、その手品のその場面でしか使えない物が多い様に思います。 でも、応用範囲は狭いものの、魅力的な事は確かです。

          メジャーな方法とマイナーな方法。

          失敗。イベントでほぼマニアだった時の話。

          とあるお店のイベントでの事。 そこのお店に来てるお客さんを中心に、手品を見せると言う内容でした。 客席は十数席。 そのある回での事、集まったお客さんの大半がマニアの時がありました。 一般のお客さんは2人だけ。 その上何故か一般のお客さんは端の方の席になりました。 その回ですが、まぁ何やってもウケない。 「ふ〜ん」と言った雰囲気しかありませんでした。 ちなみに一般のお客さんは喜んでいたのですが、周りがあまりにも反応が無いので、そのお客さん達も反応する事をためらう様になり

          失敗。イベントでほぼマニアだった時の話。

          シビレ・コリ・僕の対策法。

          前回、手の事を書いたので、ついでにコリ対策も書いておきます。 練習のし過ぎか何かで、手がシビれたりします。 最初のうちはヒジ辺りに湿布を貼ったりしていたら治ったのですが、それも効かない時がありました。 次に湿布を貼ったのは肩です。 肩から肩甲骨にかけて貼りました。 これも効かない時がありました。 次に貼ったのは、脇です。 脇の周りにも貼ると治りました。 でもこれがまたまた効かない時がありました。 次に貼ったのは脇腹です。 もうここまで来ると訳が分からなかった

          シビレ・コリ・僕の対策法。

          手・乾燥・気を付けてる事。

          手についてですが、マジックをしている皆さんは、手にお手入れをしているのでしょうか?ちなみに僕はしてません。 僕は特にしてませんが、日頃から気を付けてる事はあります。 まず僕の手は、昔から乾燥気味です。 手のひらにカードを乗せて、少し傾けただけで滑り落ちます。 摩擦が無いので、カードのカラーチェンジは調子の良い時しか出来ません。 気を付けている事日頃気を付けてる事は、手に水を残さない事。 手を洗っても、キッチリ拭きます。 指は1本1本拭きます。 指を伸ばしたまま拭くと

          手・乾燥・気を付けてる事。

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          zoomレクチャーの時にこの事を少し話した事があります。 正確にはレクチャーの後かも知れませんが。 それは『カテゴリー化しない』と言う事です。 確かに頭の中でカテゴリー化する事は便利で、整理しやすく分類しやすいのですが、そのカテゴリー化による弊害がある事に気が付きました。 それはカテゴリー化する事で、枠の中に入ってしまい、それ以外の考えには行かない事です。 例えばバルーンアート。 あの細長い風船をねじったりする事で、動物などの形を作る物である。 誰もがバルーンアートと

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