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若い頃、おじさんマジシャンを見て、感じた何か。

 僕が子供の頃、テレビでおじさんのマジシャンが出てました。
度々テレビで見るのですが、ほとんどが演芸の中の1コーナーって感じでした。
演じているのはサロン・ステージ系の物ばかりでした。
 
 そこからしばらくして、マリックさんのブームもあって、なるほど・ザ・ワールドなど、色んな番組でクローズアップマジックを見る様になりました。

 興味を持った僕は色んな番組を見る様になりました。

 クロースアップマジックが取り上げられてる間も、演芸番組等では同じ様なマジックを演じてました。

 演芸の番組は小さい頃からやっていたので、ちょくちょく見ていたのですが、ちゃんと見たこと無いなぁと思い、ちゃんと見てみました。

 演者が小さなハンカチを拳の中に押し込んでいって、手を開くと消えています。助手の持ってる透明の膨らました風船があり、中には何も無いのが分かります。
その風船の中に一瞬でハンカチが現れます。

透明の筒を見せて、その中に赤いハンカチを入れます。
片方から緑のハンカチを入れ、反対側から黄色のハンカチを入れました。
筒の片方に口を当て、息でハンカチを吹き出すと、何故かハンカチは結ばれた状態で出てきます。

 全く分かりませんでした。
風船のヤツも、ハンカチが消えるのは知ってるやり方だったのですが、何で風船の中に入るのかが謎でした。
膨らましてるから穴は無い。
透明なので隠れる場所が無い。
なのにハンカチが一瞬で現れる。
とても不思議でした。

透明の筒のも、ただハンカチを入れただけで、結ぶタイミングは無かった。
その後も吹き出しただけなので、結ぶタイミングは無い。
透明なのでスリ替えるのも無理。
これも不思議でした。

 特に当時はネットも無く、本屋で扱ってる手品の本も、かなり少ないです。
何しか情報がありませんでした。

やってる手品も不思議だったのですが、何とも言えない見易さがありました。
どう説明したら良いのか分かりませんが、スッキリとしていながら、ちゃんと不思議感があり、その感覚もまた不思議でした。

 あまり興味が無かった物も、ちゃんと見たら、新たな何かが見えました。

 その前に、ちゃんと見れる自分を精進しておかないといけません。

 手品の奥深さを垣間見た感じがしました。

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