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シーン別における聞く技術 -日常の振り返りポイントを集約-

おはようございます!
今週もあっという間の金曜日。やることがたくさん終わっていないけれど、金曜日という響きに癒される今日この頃です。
#金曜日
#週5勤務
#土日は何を

さて、今日も読書メモの回です。

「外資系トップコンサルの聞く技術 (著:清水久三子)」

前回は、「Listening:聴く技術」でした。
仮説の立て方から、聞いている最中のポイント、言葉の定義の確認等、対話をする上での相手の意図をくみ取る技術が目白押しでした。
また、仮説にとらわれ過ぎない重要性も同時に説いていました。

今回は、「シーン別の聞き方」です。
場面ごとによる聴く技術を発揮すべき、ポイントが整理されています。
オンラインでの対話も増える現在において、学ぶべき点が多かったです。

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会議のファシリテーション

会議とは、一方通行の発表の場ではなく、双方向で議論をする場になります。そのため、以下のポイントに注意します。

・資料は全体の2/3の時間にする(コンパクトな説明)
・論点を明確にする(インタビューシート等)
・誰の発言をどの順番でひろうのか

特に、3番目においては、声の小さい人の発言を拾う工夫も重要になります。ポストイットやホワイトボード方式などの活用も重要になります。

論点がずれていると感じたとき、大枠での話に終始するときには、「本質的であるか、どうか」を常に問いましょう。本質的であるとは、正論であることをさすのではなく、対局や大勢に影響を与えられるかどうかです。
検証的質問を繰り返していくのです。

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オンライン会議

オンライン会議での一番の課題は、相手の理解度がわからないという不安です。聞き手の場合、表情やジェスチャーでの反応はとても重要になります。いつもより大げさにするくらいで良いのです。話をさえぎってしまう場合、チャットやリアクション機能を使用し、レスポンスするのも良いです。

逆に、話し手の場合、切れ目で相手の理解を確認する問を間で入れるのが良いでしょう。

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プレゼンテーション

プレゼンテーションに長けている人は、話すことよりも、聴衆の声を聴くことに長けています。技術としては大きく2つです。

・アイコンタクト
3×3の9ブロックに会場を区切り、各ブロックに5秒程度視線を配るのです。また、リアクションを確認し、わかりにくそうなら補足し、良く頷く人には視点を合わせます。

・間を取る
相手が理解するための時間は、1-2秒必要になります。この間が苦手な人は早口になりますが、勇気をもって待つのです。事前の接触も、緊張を和らげ、間をもつための一助になります。

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メール

コンプリ―テッドスタッフワーク方式を著者は奨めています。
これは、上司が承認にかける時間を短くすることを目的とした方式です。

例)この件の方式は、A・B・C、3つのありますが、おススメはAです。理由は○○です。これで良いでしょうか?

相手が答え易く、考え抜いた聞き方へすることが良いのです。
相手の状況や近況を「慮る」表現を加えることも忘れずにしましょう。

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部下との「対話」

多くの上司が最もできないことの1つでもあります。
パソコンの打つ手を止める、部下の方を向く、威圧的な雰囲気を醸し出さない、話を遮らずに最後まで聞くという基本をまずは徹底することです。

最近では、1on1MTGなどもありますが、それ以外にも「いつ話しかけても良い」と伝えている上司も多いでしょう。「いつでも良い」は永遠に来ないということを理解しましょう。部下からのハードルは高いのです。

例)「毎日〇時~30分はいつでも話を聞くよ」

また、部下からであれば、悪い報告を聴く場面もあるでしょう。
この際の聴き方は重要で、「何が問題なのか?」を正しく検証しつつ、部下自身がそれに気が付くような質問をしましょう。解決策を提示する場合にも、主語がYouではなく、Iになるように意識します。

例)「どうしたら、(私は)君の力になれるかな?」


今日から実際に使える技術もふんだんにありました。
確かに、少しの意識で自分がやられたらとても嬉しいリアクションであると改めて感じました。
普段の振り返りをするにも良いポイントですね。

今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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