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根幹と枝葉を間違えるな -リーダーの在り方:読了-

おはようございます!
やっと色々なことが落ち着いたので、こちらにも精が出る今日この頃です。
#切り替え大事
#のんびり更新
#読書を継続

さて、今日も読書メモの回です。

‟「いちプレイヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法 リーダーの仮面(著:安藤広大)”

前回で、リーダーとして必要な思考の5つが終わりました。「ルール」・「位置」・「利益」・「結果」・「成長」でした。識学という鉄の掟の下、どのように組織運営をみていくのか、とても学び深いものとなりました。

何よりも、プレイヤーだった頃の自分を部下が超えていく姿を楽しみにするのが、マネジメント側の心持であることは忘れてはいけません。

今回は最終章。
テーマは、「リーダーの素顔」です。
この本では、敢えて、リーダーの仮面をかぶるという言葉を用いることで、振る舞いと個性を別途にしてきました。
では、その仮面の下はどのような顔であることが理想なのか。

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最も、人間を追求したマネジメントへ

識学は、最も人間を追求したマネジメントと言えます。
人を人と思って、組織運営すると人のためになりません。組織において、仕事をすることは、「稼いで食えること」だからです。

もし、明日、会社がつぶれたら??

部下たちは、次の環境でも「稼いで食える」でしょうか。
次の環境に適応できる人間を育てることこそ、リーダーの責任なのです。

組織が勝つか否かは、「最後の1%の力」といわれます。
その力を出し切れるかどうか。
それも組織にいる全員が出せるかどうか。

目標と結果に干渉をしつつ、プロセスには不干渉とすることで、次の環境にも適応できる力を、地力をつけさせることが、結果として組織の勝利につながるのです。

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徹底的に頭を使え

結果が出なくても、誰一人見捨ててはいけません。
OJTや背中で引っ張るタイプは、感情のマネジメントであり、必ず限界が来ます。プロセスへの介入をメインにするため、部下は考える手間が省かれ、常に上司が介入をしないと動けなくなるのです。

社員を雇用するということは、「社員の人生」の責任を持つということです。すなわち、稼ぐ力を身につけさせるということであり、生き抜く力を身につけさせることです。

マネジメント側が上の階層に行けば行くほど、保身に走る傾向は強くなります。自身のポジションとのトレードオフを常に第一思考においてしまうためでもあります。

上の階層に行った時、「未来の視点」を忘れ、逃げようとしてはいけません。常に、自分が与えられた「位置」で、どういう成果を出すのかを意識するのです。

「糧を得るコミュニティ」が会社だとするのであれば、コミュニティを整理するのがマネジメントの仕事です。
有益性を生み出す対価が給料であり、対価を生み出さなくても給与を払うのであれば、リーダーが会社に借金をさせている状態であり、責任はリーダーにあります。

ビジネスは長期戦です。
経営者のストレスは、常に社員に良いストレスを与える出なければなりません。
スタッフは経験と共に成長をします。経験する場を奪ってはいけません。
長い目で見て、部下が育つことを意識し、組織の勝利につなげることがリーダーの仕事なのです。


無法地帯の「ルール」を整備し、部下との「位置」どりを間違えず、組織の「利益」を第一に、「結果」の追求をする。
このことが、人の「成長」に繋がる。

今まで読んできた、人に寄り添うマネジメントとは、一線を画す内容ではあります。ただ、人に寄り添うマネジメントでは抜け落ちる部分がまさにここであったというのは、理解できました。

何よりも「ルール」。

根幹をなくして、組織はあり得ません。
あくまで、ピラミッド型にあった組織運営を行う必要があるのです。

その上での+@として、より人に寄り添うマネジメントがあることが理想なのでしょう。本質と副産物を入れ違うと、大事故になりますね。

今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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