見出し画像

若手看護師のためのオンライン勉強会

僕は病院時代に、看護師ってなんて病院だけでしか働けない職業なんだろうって不思議に思っていました
実際そんなことないんですが笑

なぜそう思うのか
それは看護学校自体が看護師=病院、保健師=行政といった枠組みを無意識的に作っているからなんだろうなーって思うんです

別に看護学校が悪いわけではなくて、そういう風潮があるなと
そして、学校だけではなくて世間も看護師といえば病院で働くというイメージがある

それはみなさん共感していただけるのではないでしょうか

僕はそれは今後変わってくると思いますし、現に変わりつつあります

そして看護師として病院で働き始めたけど病棟での業務は大変、思ってた看護をすることができないといった葛藤を持っている若手の看護師を見てきました

そういった人たち、そういったイメージを持っている人たちを救う、そして自分らしい看護師を目指すために
僕は若手の看護師たちに看護師って色々あるんだよ、自分が目指すものへの勉強って面白いんだよ!
っていうのをわかって欲しくて

オンライン勉強会、通称MEDを始めました

今日はそんな勉強会の風景とどんなことをやっているのか、目指すビジョンなんかを話せたらなって思います


コロナがきっかけ

そもそもなんでオンライン勉強会なのか
最初はコロナで勉強会がどんどん無くなっていることがきっかけでした

病院で人が集まって勉強会を開くっていうのは、結構あることなんですがコロナになってそういった勉強会がどんどんなくなっていきました

なのでオンラインで勉強会を開くことが結構必要だなって思う様になりました!

そして、オンラインで勉強会をすることが増えてきている中、より効率的に勉強をするためには
まずはアウトプットをしなくてはいけないと思ったんです


アウトプットの必要さ

看護師って国家試験を受かった後からがめっちゃ勉強するんです
病院に配属されて、そこでよくみる病気だったり、薬だったり、検査だったり、手術だったり
身体のことから精神のこと、コミュニケーションについてなどかなり勉強するんです

しかも、勉強会もあってもほとんどが知識を入れるためのインプットの勉強会ばかり
えらい先生のやつ、専門看護師のやつ、よくわからんけどすごい資格持っている人のやつ、、、色々なやつ(やつ=勉強会)

なので
自分が発表する勉強会ってあんまり多くないんですよね

得た知識を発揮する場
それは臨床現場なんですが、毎回学んだ知識が臨床現場にすぐ生かされることって多くないんです

なので、若手のアウトプットの場として勉強会を実施することで経験値を増やすきっかけにすること
得た知識って人に伝えて初めて自分のものになる、知識の詰め込みって結局は結局やった気でしかないんですよね

そして、実際こっちの方がある意味として大きいかもしれませんが
変なお局や怖い先輩からネガティブなフィードバックを受けなくて済む
ということもあります。笑


名前の由来

MEDという名前は、TEDという世界的講演会からもじって作った名前です

TEDは色々なジャンルの方々がされていますが、このMEDは医療という意味のMED(Medical)も意味としてあります

発表する若手看護師が主役として、自由に、自分が学んだ好きな内容をアウトプットする場として使ってほしいという意味が込められています

なので受け身だけとなっていた既存の勉強会から攻めの勉強会としての価値観を見出せたら嬉しいと思い始めました


勉強会がストレス

僕は結構ストレスだったんですが、病院で主体的にやる勉強会って本当にストレスなんですよね
しかも、開催するにあたって
先輩たちが既に正解を持っていることしか後輩たちに勉強させないのと、
その答えが出るまで何度もパワポを作り直させる傾向にある

確かに知識の責任があるので大事なんですが、
それでは本来の勉強会という形よりもお披露目会という方が言葉として合っている気がします笑

なので、このMEDでは

  • どんな内容であれその人が自分らしく発表すること

  • オーディエンスはポジティブに返していくこと、

  • 僕ら運営自身も勉強になる

という視点で取り組むことで勉強会をする人が楽しく学んでよかったと実感できることを目的にしています!


どんな内容をやっているの?

勉強会の内容ってどんなことやってるの?
と思われると思いますが

ぶっちゃけなんでも良いと思っています

僕自身がサウナで医療を提供しようと考えていたり、どんな形であれ看護師として誰かを健康に、幸せにするための勉強であればなんでも良いと思っています

というのも、それを勉強して、それを知ることで新しく看護師としてこんな活動ができるんだって広がるなって可能性を感じているんです

なので内容はなんでもよくて

僕がやった時は
コミュニティナースのことを発表したり
他の方は心電図のこと
救命病棟で感じる終末期の移行について

など結局は医療に結構偏ってはいますが、今後色々な内容も取り組んだら面白いかなとも思っています!

少しずついろんな人がやれたら面白いなって思いますね

実際の勉強会の光景


実は1年やってみた

まぁ色々話しましたが、これ実は1年前くらいから始めていたんです

そして一通り参加者の方が発表を終えたんですが、これからアンケートを取って実際やってみてどうだったかなどを聞いていきたいなって思います

運営をやってみての感想としては

  • 毎月できるが、病院の業務などによって結構できない人もいたりする

  • そもそも運営を忘れてしまうことがある

  • 定期開催のためのスケジュール管理が大変

  • LINEでのやりとりだがその後のアフターフォローが少ない

などがあるかなと反省点を出しました
この後またどうなっていくか運営チームで話し合いながら今後の展望を決めていきたいと思います!

それぞれの勉強会の内容についてはMukuホームページにてブログとして記載をしていきたいとも思っています!いつになるかは未定ですが、、、。

そんな感じでいろんな医療職の人や看護師の方、健康を提供している人などいろんな人が自分らしさを人に伝える媒体になったら面白いなって思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?