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息子とパートナーと、ときどき子どもたち

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息子と歩む日常から学んだこと、宮崎県内のこどもたちから教えてもらったこと、妻から学ぶ学校づくり・授業づくりのヒントの記事を集めています。
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2023年4月の記事一覧

書き手と聴き手と往復させる

 「きのう、わたしは夕方、コロッケをつくりました。おいしかったです。」という日記について…

答えは同じかもしれないけれど、考え方が違う

 2年生の子どもたちに「17+4はどうやって計算するのかな」と聞くと、「21」とある子ど…

なんで学校に行かなくちゃいけないの?

 参観日で仕事だった妻を夜から開かれる附属小学校の送別会に車で送っていくときだった。息子…

教師は、人間としてどう生きるかを探究している

 宮崎日日新聞に掲載されている「みんなの作文」の選評をした。もう、12年目になる。子どもた…

「同じです」という話型を子どもたちと崩す 

 「同じです」がはびこる教室が崩れ始めたと彼女は話し始めた。  2年生の生活科の授業で、…

子どもたちは一つ一つ納得しながら成長していく

 2年生の子どもたちと国語の時間に教科書を音読をすると、句点で止まれなかったという。だか…

子どもたちの達成感とともに、子どもたちと成長と前進を共有する

 妻が半日の年休だった。彼女は、公立小学校で2年生の担任をしている。担任が不在ということは、子どもたちにとっては、自習が続く日となる。  彼女は、ただ、自習をさせるプリント等を用意するだけでなく、何をするのかを模造紙に書き出し、一つ一つの課題に対して、自習監督に来た先生に評価してもらったという。その日の午後に学校に戻ると、模造紙には、はなまるが全部ついている。「すごいね。みんながんばったね」と大いに褒めたそうだ。その一言を言うために、1日年休でもいいと言われたそうだが、半日に

一人では何もできないが、一人が始めなければ何も始まらない。一人が始めたことに誰か…

 小学校卒業文集で、私は「城の設計士」になりたいと書いた。姫路城に連れて行ってもらってか…

運転免許の更新

 登校中に、息子がパニックになった。パニックと言っても、何度も何度もズボンのポケットを確…

「暖くん、それはびっくりポンです」

 子どもをほめるのは、難しい。子どもにすれば、たいへんなことでも、大人の基準で考えると、…

どっちはく?

 息子は、3歳のころ、パンツをはかせようとすると、ズボンをはかずに「イヤ」と自己主張して…

息子と昼ご飯を食べていると、突然「パパ、宇宙人の『じん』って何?」と聞かれたので、「ひと(人)」だよと答えた。「じゃあ、タコみたいなうちゅうじんは、宇宙人じゃなくて、宇宙だこだね」とうれしそうに言う。ウルトラマンや戦艦ヤマトの地球防衛軍は、みんな日本人だということ思い出した。

コップを静かに置くというしぐさ

 子どもが生まれてから、妻に注意されたことがある。机に不用意にガンッとコップを置いたと…