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「暖くん、それはびっくりポンです」
子どもをほめるのは、難しい。子どもにすれば、たいへんなことでも、大人の基準で考えると、できてあたり前になってしまうからです。田島さんは、「お母さんびっくりした」という魔法の言葉を探しあてたそうです。「あなたのコレよくできてるねー!お母さんびっくりした!」「感情こめて上手に読めるねー。お母さん、びっくりだよ」
私は、叱るときにも、「びっくり」という言葉を使っている。
息子が、突然、飛び乗ってきたときやおもちゃを投げつけたときに、まず、「暖くん、それはびっくりポンです」と驚くことにしている。そうすると、間が空くので、自分も冷静になることができるからです。
「びっくり」というほめ言葉には、おとなが知らない子どもの価値を発見し認めていくちからがあります。驚くという行為には、人を冷静にする機能があります。
「びっくり」は、子育ての魔法の言葉だなと思います。
田島みるく『親バカってやつは-自己中ママの子育てマンガ』PHP研究所、2008年、参照。
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