ラーメン4.0@開業日記#65 役に立つ人・意味のある人

今日は世の中にあるものを役に立つものと、意味のあるものに分けていって、その性質を理解してもらったうえでどちらの人が今後、求められる人材になるのかというのを考えていこうと思います。それでは今日も最後までよろしくお願いいたします。

コンビニの中で役に立つものと意味のあるものに分けてみる

皆さんの想像しやすいようにコンビニのなかで役に立つものと、意味のあるものに分類していこうと思います。

コンビニで役に立つもの
コンビニの中にある役に立つものといえば、ホッチキスやハサミが上げられます。他にもたくさんありますが、主に機能面で勝負しています

コンビニで意味のあるもの
コンビニの中にある意味のあるものというのは、タバコや食料などがあたります。こちらは機能で勝負することもありますが、主に機能以外のところで勝負することが多いです。

コンビニの中にあるものでざっくり分けてみました。どちらかが良いとか悪いとかではなく、どういった性質を持っているのかを把握するのが大切です。それでは、この性質がどういった変化をしていくのかを考えていきます。

役に立つものの性質
役に立つもので、ハサミやホッチキスを例に出させていただきました。
ハサミやホッチキスは最終的には、どういった商品が残るでしょうか?
それは「一番切れるハサミ」と「一番止めやすいホッチキス」が生き残ります。逆に考えると、機能面で勝負すると一番以外は生き残るのが難しいということになります。

意味のあるものの性質
意味のあるもので例を上げたのが、タバコや食料品です。
役に立つものとは違い、意味のあるものが一つの種類だけ置いてあるということはありません。
例えば、タバコはレジの後ろに100種類くらい並んでいますし、おにぎりは10~20種類くらい常に置いてあります。お弁当やサンドイッチも同じだと思います。

これからの時代に求めらる人材

役に立つ人、意味のある人はこれからどちらの人材が世間に求められるでしょうか。まずは両方の人材の特徴を考えていきます。

役に立つ人の特徴
・計算が早い
・物知り
・アドバイスが上手い

意味のある人の特徴
・応援したくなる
・その人自身にストーリーがある
・挑戦している

このような感じになります。

役に立つ人は機能面で勝負をしています。この能力は今後、社会に求められるでしょうか?また、どんな人が最後に残るでしょうか?※役に立つということは、一番しか生き残れないので一番役に立つ人にならなくてはいけません。

計算が早い人が生き残るには、電卓やエクセルの数式より早く計算しなければいけません。物知りな人が生き残るにはグーグルの検索より情報を知っていないといけません。アドバイスが上手い人は、AI(人工知能)が出す答えより正確な答えを導き出さないといけません。おそらく、3秒くらいで。

どうでしょうか?役に立つ人は今後、かなりの確率で社会に必要とされなくなっていきます。もうすでに例で上げた上二つは必要ありません。

挑戦(失敗)しないとこれからの時代は相手にされない。

役に立つ人で生き残るのは無理ゲーというのが立証されました(笑)ということは、これからの時代は意味のある人になっていく必要があります。

意味のある人になっていくには、挑戦することが重要になってきます。なぜなら、人は正解を出すだけの人には興味がなくなるからです。全部コンピューターがやってくれますし、人間よりはるかに優秀なので。

挑戦したのちに失敗でも成功でも人は応援してくれるようになります。特に失敗して、再度挑戦しようとすると必ず前回の話を見ていた人は次も応援してくれます。そこで成功すればいいですし、失敗してもまたチャレンジすればいいのです。

世間や周りの人に意味のある人という位置づけにならないといけません。

世界に一つしかないオリジナルのハサミを作ってくれる人
年商1兆円のラーメン店を経営している社長のコンサルティング

上記のように、機能勝負で戦っている人も、機能に意味を持たせることによって必要になっていくということもあります。

最初に言ったように、役に立つ人、意味のある人どちらが良いという話ではありません。
ただ、役に立つ人は遅かれ早かれ強烈なライバルと戦うことを覚悟していかなければいけません。そして、その現状を把握して今後のライフプランを立てることが一番重要になります。

それではまた明日!!

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