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ラーメン4.0@開業日記 フレームワーク①MECE

今日はフレームワークについて書いていこうと思います。
昨日、一昨日のSWOT分析の記事の評判がよかったのでフレームワークの記事を書いていきたいと思います。
それでは今日も最後までよろしくお願いいたします。

フレームワークとは

ビジネスを行う上で「どうやったら集客できるの?」「どうやったら売れるの?」と考えるとキリがないですし、考えた結果、どうしていいのかわからない!ということも少なくありません。

しかし、そういった考えるべきポイントをパターンとして落とし込み、誰でもできるようにしたものがフレームワークです。このフレームワークを目的によって使い分け、自分達のビジネスに当てはめて考える事で、何が必要で何が課題となっているのかを論理的に導くことができるでしょう。

ビジネスにおけるフレームワークとは、共通して用いることが出来る考え方、意思決定、分析、問題解決、戦略立案などの枠組みのことを指します。

MECE(ミーシー)とは

MECE(ミーシー、またはミッシー)は「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、直訳すると「お互いに重複せず、全体に漏れがない」となります。

意味は以下の通りです。

Mutually(お互いに)
Exclusive(重複せず)
Collectively(全体に)
Exhaustive(漏れがない)

物事を整理する時、ある部分が重複していたり、逆に抜けてしまったりすることは往々にしてありますが、抜け漏れをできる限りおさえるための基本がMECEです。よって、MECEはフレームワークではなく考え方であると言えます。

例えば、ネットショップの売上を増やしたいと思った時、どの要素を見直せばいいでしょうか。

・商品の質・商品店主・ターゲティング・商品単価・コンバージョン率・流入数etc…

上記のように、売上に関係がありそうな要素を思いつくまま挙げるだけでは抜け漏れが起こり不十分です。
「売上に影響するもの」という枠組みで考えた場合、コンバージョン率や商品単価などの売上に直接影響を与えるものだけでなく、天候など自分ではコントロールできない項目まで入ってきてしまいます。これでは、問題がぼやけてしまい、本来の目的である「売上増加」のためにできる施策を考えづらくなってしまいます。

売上の全体像をイメージしたうえで、売上増加のために改善の余地があるのはどのような要素なのか、と考えることが「MECE」であることの第一歩です

それではまた明日!!

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