ラーメン4.0@開業日記㊹ 行動経済学

今日は行動経済学について書いていこうと思います。最近ラーメンのことを全く書いてないなーと思いつつ、勉強したことのアウトプットにハマってしまい、抜け出せなくなっています(笑)それでは今日も最後までよろしくお願いいたします。

行動経済学と一般的な経済学との違い

行動経済学の根本には、その名にある通り「経済学」があります。従来の一般的な経済学は、「完璧な人間」の行動モデルを追求しています。

完璧な人間とは、損得勘定のような経済的な合理性のみによって個人主義的に行動するような人間です。そして、経済学では「個人や組織は、少しでも多くの利益を得るために ”誰もが同じように” 合理的な意思決定をする」ことを前提としています。

しかしこんなことを経験したり、見たことはないでしょうか。

「少し高いけれど、インスタ映えしそうなカフェでスイーツを楽しむ」
「レジの横に置いてある募金箱に釣り銭を入れる」
「『セール』の文字につられて、すぐに使う予定の無い調度品を買ってしまう」

このような、一見すると合理的ではない行動をとってしまいがちです。そんな人間の行動について、心理学と経済学を組み合わせて「現実的な経済活動について研究を行う」という目的が行動経済学の出発点です。

アンカリング効果

行動経済学の一つの効果のアンカリング効果は、最初に印象的な数値や情報を与え、その後の意思決定に影響を与えることを指します。「アンカリング」は「船の錨を下ろす」という意味であり、錨の刺さった地点となる数値や情報が、その後の判断の基準になっていきます。

広告で良く使われる「通常価格○○円のところを、△△%オフの□□円で販売します!」といった値下げ表示、これはアンカリング効果を狙っての戦略であると言えます。競合他社の商品を含め、標準的な販売価格が知られていない(買い手の中でアンカリングがされていない)商品やサービスほど、値下げ広告の効果が期待できます。


行動経済学はどう感じましたか?行動経済学はマーケティングや広告、ビジネスなど幅広く応用されています。他の心理効果と合わせて今後はお客様を楽しませるのに必須の項目だと思い記事にさせていただきました。興味が出た人はぜひググってみてください。いろんな効果や手法が乗っています。

それではまた明日!!

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