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(過去に読んだ本に今まで感じたことがない魅力があるのかも)がやてっくメモ281

今「哲学と宗教全史」という500ページ近い本を読み終えました。


出口さんという方が書いた本です。とても興味深い、僕の知らない歴史と世界観が広がっていました。


僕は、1日に30分程度「本を読む時間」を作っています。大体6ページくらい読めますかね。もちろん、1ページあたりの文字数にもよりますが。


哲学と宗教全史は、かなり文字数が多いので、多分4ページ読めればいい方です。なので、約3か月近くこの本を読んでいたことになります。この本を読もうと思ったのは「今、宗教とか哲学の概念」が僕に必要だと思ったからです。


これは、僕なりの本の選び方です。


「今の自分に必要かもしれない」


かもしれない程度で読み始めていいのだと思います。それ以上に、本を吟味する方法なんてないと思うので。


僕が記事を書き始めたのは2か月くらい前です。


つまり、この本を読んでいる間に「文章を書くこと」にハマりました。


哲学と宗教の本を読んで、文章を書こうと思ったんです。


その背景には「自分の考えたことや自分の歴史が宗教や哲学とどんな関係をもっているのか?」を知りたくなったからです。


宗教というのは、空想なのか現実なのか分かりませんが「歴史」が絡んでいます。神話や伝説から教えが生まれて、それが人々に広まっていったものです。哲学とは「人間の可能性を論じること」だと思います。神を念頭に置いたり、神から脱却したりして、人類が見ているこの世界は一体なんなのか?を頭の中で想像して言葉にする。


僕の歴史は、宗教的にみたらどんな共通点があるのか?

僕が生きてきて身に着けた考えや論は、哲学的に見ると誰のどの考えに近いのか?


そんな事が気になりました。もちろん、それ以外にも文章を書こうと思ったきっかけは沢山あったのですが、少なからずこの本に影響されて文章を書き始めたのも事実です。


不思議な事があります。


僕は、この本を読むのに約3か月かかりました。そして、文章を書き始めたのは2か月前です。


文章を書く前と書いた後で、本の読み方が変わりました。


文字と組み立てを意識するようになったり、アリストテレスのこの考えは、僕のこの考えと似ていると考えるようになったり。なんとなく「深み」みたいなものを感じるようになったんです。


これは、僕が今まで見落としてきた「知られざる本の魅力」なのかもしれないと感じました。


僕は「ファクトフルネス」や「孫氏」、「7つの習慣」という本が好きです。ちなみに「罪と罰」とか「カラマーゾフの兄弟」なんかも好きです。


これらは、文章を書く前に読んで「素晴らしい」と思った本です。哲学と宗教全史に文章を書く前と書き始めた後で、違う魅力が生まれたように、もしかすると過去に読んだ本も「隠れた魅力」があるのかもしれない。


今、そんな事を思っています。


だから、読み返そうなかなと思いました。


僕は年間で「70冊」くらい本を読みます。速読のパターンもありますが、哲学と宗教全史のようにじっくり読むものもあります。ビジネス書なんかは速読が多いですね。


歴史ものは、ちゃんと読んだ方が面白いです。ハウツーなんかは、分かる部分は飛ばしてもいいと思っています。


ちょうどこの本を読み終えたら、新しい本を買おうと思っていたのですが、過去の本にある隠された魅力がどんなものなのか?


これが知りたくなってきました。という事で、過去に読んだ本を読み漁ってみようと思います。


とはいえ、新しい本との出会いもほしいので今日はこれから「古本屋」に行きます(笑)


バランスよく読まないと、文章って書けないですよね(笑)

インプットが偏った瞬間に、確実にこの活動は止まります。これは、営業でも音楽でも同じでした。だから、出会いや対話は大事にしていきたくつもりです。


さぁ、明日はどんな本の魅力に出合えるかな?


今からとても楽しみです。

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