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galleryMain(ギャラリーメイン)は京都河原町五条にあるギャラリーです。作家と観客がともに成長できる場所を目指してサポート・発表・プロジェクトを行っています。スローガンは「まずは対話から」話すところから始めましょう。 https://gallerymain.com/

マガジン

  • galleryMainについて

    galleryMainのスペース、レンタル・暗室利用について紹介します。

  • Plot (プロット) Art School

    2021年4月に開校したPlot (プロット) Art Schoolのノートです。講義のレポートや展示情報について発信します。

最近の記事

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galleryMain「これまでの十年、これからの十年」

galleryMain(ギャラリーメイン)はオープンしてから10年が経ちました。中澤が運営していたギャラリー運営に、美術家 / 批評家である山崎と、美術家 / デザイナーの竹下を加えて、これからの10年を作る仕掛けを用意しています。はじめてのnote記事では、 1、galleryMainについて 2、展望について 3、Plot(プロット) Art Schoolについて  の3つを中澤と山崎に竹下がインタビューしました。 Q:ギャラリーメインについて教えてください。中澤「

    • 暗室レンタル(モノクロ)|galleryMain

      galleryMainは、作品制作のためにプリンターや暗室も用意しています。レンタル方法について紹介いたします。 基本的に24時間利用可能です。 完全予約制になりますのでご希望の日程などお伝えください。 同時に4人まで作業でき(推奨3人)、グループ割引あります。 小全紙までバライタアーカイバル処理対応。がんばれば全紙までプリントできます。 - 暗室の場所: 暗室の場所はgalleryMainから徒歩2分の場所にあります。 〒600-8028 京都市下京区植松町731-1小

      • 泥にまみれて「さよなら△またきて□」展レポート②

        レポート①では、展覧会コンセプトの核となる千野に残る母子信仰の物語、元三大師とその母月子姫のエピソード、そして伝承の記憶からは失われた元三大師の兄にあたる弥世丸(みよまる)について触れました。本展は母と子の伝承以外の死者や物語、時には関係もない事柄も参考にしています。レポート②では個別の作品について見ていきます。 リュ・ジェユン《デビルマンシリーズ》 韓国に母がいる作家のジェユンは、元三大師が結界を超え乳野に通った様子を重ねて制作された作品です。元三大師は角太子とも呼ばれ、

        • 実社会でアートにできることはあるのか?「さよなら△またきて□」展レポート①

          11月8日よりスタートした乳野の里芸術展「さよなら△またきて□」は、実社会で密接に関わるアートの可能性と新しい死生観を10組のアーティストと模索する展覧会です。コンセプトや見どころについて紹介します。 比叡山と琵琶湖に挟まれた滋賀県大津市千野は、「乳野」または「乳母」とも呼ばれ、およそ1000年にわたり母子信仰が息づいている土地です。母子信仰を支えたのが、比叡山・延暦寺の中興の祖・元三大師と、その母・月子姫です。おごと温泉駅から千野へ向かう道中、千野から比叡山に向かう道でも

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          なにつくってるの?|画家 森綾乃アーティストインタビュー|galleryMain

          なにつくってるの?|画家 森綾乃アーティストインタビュー|galleryMain ◯展覧会情報 “ユイゆシス” 森 綾乃 個展|Ayano Mori Solo exhibition https://gallerymain.com/exhibiton_ayanomori_2022/ 2022/9/22 (Thu.) - 10/2 (Sun.) 13時-19時(最終日18時まで) Closed: Mon., Tue. ◯森綾乃〈アーティスト / 画家〉 https://ayano-mori.jimdofree.com/ instagram|https://www.instagram.com/morimekko_o/ 1990年 大阪府生まれ 2014年 多摩美術大学大学院 博士前期課程 美術研究科油画専攻 修了 点、線をきっかけとして布を重ねては描く。 ひたすら行為を繰り返すことでまだ見ぬ、ありのままの空間を追いかけて制作している 近年は国内外問わずアートフェアにも出品 2021年 アトールテラス鴨川(京都) 作品設置 2015年 VOCA展2015 現代美術の展望(上野の森美術館/東京) galleryMainは京都五条を拠点に「まずは対話から」をスローガンに現代美術や写真作品を取り扱うオルタナティブギャラリーです。今回のYouTube動画「#なにつくってるの?」は、作品や作家との対話の切っ掛け作りのためのシリーズです。

          なにつくってるの?|画家 森綾乃アーティストインタビュー|galleryMain

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          ウクライナへの応答作品と香港民主化デモ|KG+×galleryMain

          galleryMainは4月にリニューアルオープン、京都全体ではKYOTOGRAPHIE2022が始まり、写真と芸術にも春が訪れています。 KYOTOGRAPHIE開催の4月9日〜5月8日にgalleryMainで開催される展覧会について紹介します。 galleryMainリニューアルこけら落とし、ウクライナ戦争に応答する山崎 裕貴“Аральск-7(アラリスクセブン)” galleryMainのリニューアルオープンに伴い、山崎裕貴の個展を開催します。山崎の活動は、現代

          ウクライナへの応答作品と香港民主化デモ|KG+×galleryMain

          「ドッペルゲンガーへの抵抗」Plot Art School第2期成果展

          Plot Art Schoolは、2019年よりスタートした超実践的なアートスクールです。現行する美術教育の外にある、思考を止めずに試行錯誤できる作家を育成するために立ち上げました。第2期の成果展は、第1期で課題となったキュレーターの不在に対し、第1期卒業生の大越円香がキュレーションを担当などさらに力を付けた展覧会となっております。 ドッペルゲンガーへの抵抗2045年には人工知能が人間の能力を超え、シンギュラリティーにより人間の脳の模倣や不老不死が実現する、といわれている。

          「ドッペルゲンガーへの抵抗」Plot Art School第2期成果展

          galleryMainのレンタルプラン

          2022年4月のギャラリーリニューアルに合わせてレンタルプランを更新いたします。個展開催を目指す作家や学生向けの価格に設定いたしました。 プランについて galleryMainは、写真家・美術家によって運営されるギャラリーです。そのため、作品のジャンルや制限に捉われず実験的な試みを発表できる場所を目指しています。より多種多様な表現に対応するため、スペースを増床とサポートを充実させ、変化に合わせるためプランを変更しました。 2週間の場合は 個展プラン|132,000円(税込

          galleryMainのレンタルプラン

          オンライン作品販売|“I want your love” 紺田 達也(こんだ たつや)写真展|Tatsuya Konda Exhibition

          【オンライン販売|1月21日まで】 展示は本日で終了しましたが、2週間ほどオンラインでも作品販売しております。 ◯購入方法 ご購入の方はメールアドレス( info@gallerymain.com )に 「(作品リスト内の)作品タイトル・メールアドレス・電話番号・宛先・名前・メール件名:紺田達也作品購入」をご回答の上でお送りくださいますようお願い申し上げます。 ●支払い方法|クレジットカード(PayPal)・振り込み ●送料・配送方法について|サイズによる(目安1000〜2

          オンライン作品販売|“I want your love” 紺田 達也(こんだ たつや)写真展|Tatsuya Konda Exhibition

          芸術の秋を迎えるための11月|galleryMainの展示・イベント

          京都は時短要請が解除され夜に灯りが、明るいうちは少しずつ紅葉が見られるようになりました。そんな11月のgalleryMainで開催する展示・イベントについてお知らせします。 11月の展示 - 11/7 (Sun.) Closed: tue. mimacul(ミマカル)“土に土” MIKA MASUDA Exhibition 10月から開催中に“土に土”は、作者の祖父が製作した陶器に穴を開け、植物を育て。祖父とのエピソードや写真、または、作者が描き続けてる絵画と一緒に展示

          芸術の秋を迎えるための11月|galleryMainの展示・イベント

          写真を楽しむ10月|galleryMainの展示・イベント

          京都は9月18日からスタートしたKYOTOGRAPHIEとKG+で写真を楽しむに持ってこいの1ヶ月です。galleryMainでもこの期間に合わせて、写真に関する展示やイベントを行なっております。 10月の展示- 10/3 (Sun.)|KG+ 反復と差異|Repetition and Difference 萩原朔美と三宅章介が街で出会ったモノたちは、撮影されて写真という形態になり、分類・選別され、同じ機能を持つ仲間たちのイメージと並べられる。それが可能なのは、写真が、外

          写真を楽しむ10月|galleryMainの展示・イベント

          Plot Art School 第1期成果展のステートメント

          Plot ArtSchool第1期生の成果展がgalleryMainで9月12日まで開催します。芸大生や社会人の5名が、全13回、計100時間におよぶ講義プログラムを駆け抜けました。公的な教育機関では叶えられない自律したアート教育と普及のための場所で、試行錯誤した受講生の作品と成長過程をご覧いただける機会となります。 展示ステートメント 本展は、合同会社gallery Mainが運営するスクール事業「Plot Art School」の第1期成果展です。  一体、Plot

          Plot Art School 第1期成果展のステートメント

          “氷城暖島” 陳 敏慧(チン ビンケイ) 写真展

           日本と中国で撮られた、取り留めのない風景写真が並んでいる。まっすぐな視線で撮られた写真プリント74点が、日本と中国のブロックに分けられ、直接壁に打ち付けられている。そのストレートさと潔さは、逆に新鮮で好感が持てる。作家の眼差しているものがまっすぐに入ってくる。  成安造形芸大の写真コースに通う陳敏慧(チン・ビンケイ)は、幼少期より引っ越しを繰り返してきた。生まれた土地よりも育った場所として、中国の東北の遼寧省瀋陽市が故郷だという思いが強いのだそうだ。日本に留学してから

          “氷城暖島” 陳 敏慧(チン ビンケイ) 写真展

          『イデアの世界を探求する』講師 Itaq|Plot Art School

          Plot Art Schoolでは、作家が制作する上で乗り越えてきた試行錯誤をゲスト講師から学んでいます。第三回目はラッパーのItaqをお迎えし、これまでの活動と2nd Album『Savior of Aquarius』から「神と人間の共同作業」について講義を行いました。簡単な内容をPlotのアシスタントにレポートしてもらいました。 Plot第1期最後のゲスト講師はラッパーのItaqさんをお迎えし、主任講師である山崎と約5時間ほどの熱い対話形式の講義が繰り広げられました。

          『イデアの世界を探求する』講師 Itaq|Plot Art School

          講師やんツー 「56億年の身をしる雨、あるいはトリップシッターとしての弥勒菩薩」Plot特別講義レポート

          Plot Art Schoolでは、作家が制作する上で乗り越えてきた試行錯誤をゲスト講師から学んで行きます。第二回目はやんツーをお迎えし、作家になった切っ掛けから最新のプロジェクトまでお話いただきました。Plotのアシスタントにレポートいただきました。 Plot特別講義レポートPlotのカリキュラムも後半に入り、今回はゲスト講師にやんツーさんを迎えての特別講義が行われました。 『56億年の身をしる雨、あるいはトリップシッターとしての弥勒菩薩』と名付けられたこの講義では、や

          講師やんツー 「56億年の身をしる雨、あるいはトリップシッターとしての弥勒菩薩」Plot特別講義レポート

          エッセイ:祈りの媒質——光子の上で天使は何人踊れるか|月嶋修平

          galleryMainで実施した“ヘテロゲニウス・マルチコア”〔Heterogenius Multi-core〕(2021年1月27日 - 2月21日 )布施琳太郎/布施琳太郎′/山崎裕貴/山崎裕貴′、新進気鋭の若手作家2(4)人による現代美術の展覧会に宛てられたテキストを紹介します。 “ヘテロゲニウス・マルチコア”〔Heterogenius Multi-core〕展の概要 布施琳太郎/布施琳太郎′/山崎裕貴/山崎裕貴′による現代美術の展覧会。新進気鋭の若手作家2(4)人

          エッセイ:祈りの媒質——光子の上で天使は何人踊れるか|月嶋修平