ぎゃらりぃあと

ぎゃらりぃあとの企画メモ用

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最近の記事

創造の道すじ 序章

ラフと完成形、過程と完成を意識する、感じていただく展示会です。 テーマはフリー、作品はラフと完成形一点ずつのみの展示となっています。 展示会に足を運ぶと作品ファイルの中にラフも入れていて見ることができるものや、ラフをまとめたスペースなどが用意されていたりします。 そういった展示会でラフを見るというのは完成作品を見た後が多いような気がしています。 作品ファイルに入っているものであれば完成形と見比べることもできますが、壁面で隣接している展示会というのはあまり見ないなという印象で

    • くまのこもふり

      テーマはくまみみ。 クマ科であれば種類は問わず、人物、動物の有無も問いません。 人間に耳をつけたものからくまそのものまで、広く描かれた作品が並ぶ展示会となりました。 春に開催していることもあり、春の花と合わせて描かれているものも多く、あたたかな陽気の中で心地よさを感じました。 スポットライトも春の陽気や作品のやわらかな雰囲気に合わせてオレンジ色をメインに使用しています。 カウンター側のライトや「創造の道すじ 序章」の部屋のライトが白を基調としている為、くっきり展示の空気感

      • 販売手数料の変更について

        2026年1月会期より販売手数料(マージン)を20%から25%へ変更させていただきます。 変更理由は以下となります。 ・資材の価格高騰 作品発送時の段ボールや緩衝材、作品やグッズお渡し時の袋など資材の価格が高騰しています。 まとめ買いをしている為現在はストックがありますが、今後在庫の減少や価格高騰の不安があります。 ・消費税 2024年から課税事業者となり消費税が発生していますが、出展費や部屋代金、作品などの販売はいずれも内税としています。 外税として作家様や購入者様から

        • 不確かな温度

          テーマは"自身の中では確かに在ったもの" 今は曖昧なものでも、忘れられたものでもかつてあったもの、今でもあるかもしれないけれど分からないもの。 きっと誰しもあるものだと考えています。 テーマとしてはとても曖昧で、形が決まっておらず、どのようにも捉えようのあるものだと思っています。 なので各作家様の思い描くものにもかなり解釈に幅があるだろうと構想段階で考えていました。 今回は普段から心情など「形のないもの」の表現が素敵だなと感じている作家様をお呼びしています。 切なさ、懐か

        創造の道すじ 序章

          おさんぽびより

          テーマは散歩。 展示名もテーマそのままです。 おさんぽびよりとは言い難い天気や気温ですが、展示空間だけでもおさんぽを楽しめていたらいいなと思っています。 私自身、おさんぽとかひなたぼっことかが好きで、3月で春でぽかぽかな季節(実際はめっちゃ寒い週に当たってしまったのですが)、"展示の中でもおさんぽできたらな"から構想しました。 現実での散歩は公園とか街中とか川沿いとか、当たり前ですが実在する場所でしかできませんが、作品の中では実在する場所だけでなく架空の場所であったり、人間

          おさんぽびより

          うさのこふわり

          テーマはうさみみ。 ケモ耳シリーズのふたつめです。 展示名はうさぎのふわふわしっぽから取ってふわりにしています。 ぴょこりでもよかったかな〜と思いましたが、語感でふわりになりました。 開催が3月なので春らしい感じとも相性もいいように感じています。 DMもピンクが基調になっているので、より春の展示という感じがします。 装飾は春らしさと賑やかさ、うさぎに関わるモチーフやうさぎそのものの置物などがメインとなっています。 カラフルなぽんぽんが壁にあったりリボンがかかっていたりな様

          うさのこふわり

          4月展示のお知らせ

          [常設展示] なし [開催展示] 4月17日(水)~4月21日(日) 一階・二階(窓):企画公募展「くまのこもふり」 二階(奥の部屋):企画展「創造の道すじ 序章」 常設スペース:色紙展「春の呼び声」 4月24日(水)~4月28日(日) 一階:企画展「あの日、あの場所、あの時間」 二階(窓の部屋):グループ展「ふわり えにしをむすんで」 二階(奥の部屋):企画展「木陰でお昼寝」 常設スペース:色紙展「花の歌声」 *営業時間は以下の通りです。 4/1(月)~4/

          4月展示のお知らせ

          ドーナツに埋もれる

          テーマはドーナツ。 「プリンに恋する」と同様の形式の展示会です。 ドーナツといえば穴あきをイメージしますが、穴が開いていないものもあったり、揚げじゃなくて焼きだったり、味もいろいろあって種類はプリンよりも多いんじゃないかなと思います。 (展示名の埋もれるは穴あきから連想してたりもするんですが…。) 実際、作品に描かれるドーナツも多種多様でした。 春目前だからかいちごや抹茶といった華やかなものも多かったように思います。 でも実際好きなドーナツは、と聞かれるとオールドファッ

          ドーナツに埋もれる

          あたたかさに触れる

          テーマはあたたかな光。 冬とっても寒いので、胸にあかりが灯るようなあたたかい世界を紡ぎたいなと思って企画しました。 動物のぬくもり、オレンジ色のあかり、未来に感じる希望、自然の光、どれもあたたかで癒しや元気を与えてくれるものなのかなと思っています。 展示名はそんなあたたかな作品に触れられたらという思いで付けました。 あたたかな光というテーマへの解釈、アプローチは自由とし、実際にとても豊かな解釈幅が見れたなと感じています。 テーマのひとつとして画材に統一性を持たせないという

          あたたかさに触れる

          花の奇跡/奇跡の名は

          テーマは「花」と「ひっくり返すこと」。 二週間の会期、一週目を終えて二週目に全ての展示作品の天地を逆にしました。 一週目は「花の奇跡」として、二週目は「奇跡の名は」として会期をスタートさせています。 事前のDMの配布や告知などは「花の奇跡」のみとしていて、テーマも「花」のみとしていました。 理由はひっくり返すことを前提に作品を観てほしくなかったからです。 これが来週ひっくり返るんか~という気持ちでの観覧でなく、作品一点一点を純粋に観覧してほしかったからこそ、「奇跡の名は」の

          花の奇跡/奇跡の名は

          ちいさなさえずり

          テーマは小鳥。 リクエストでいただいていたテーマでした。 鳥の展示はコロナの影響もあって二度開催しました。 が、今回は小鳥に絞っての企画開催となりました。 展示名は小鳥のちいささを連想する「ちいさな」と鳥に付随する言葉「さえずり」を使用しました。 響きも字面もかわいくて気に入っています。 今回企画するにあたって小鳥の定義を調べたりなどもしたのですが、小型の鳥というだけで明確な種類的な区別はないんだなと学びました。 小さな飼い鳥と定義するものも、ただ小型の鳥と定義するものも

          ちいさなさえずり

          3月展示予定のお知らせ

          [常設展示] 神谷 かおり ねね [開催展示] 2月28日(水)~3月3日(日) 一階:企画公募展「ちいさなさえずり」 二階(窓の部屋):企画展「奇跡の名は」 ※「花の奇跡」の作品を上下反転した展示となります。 二階(奥の部屋):企画展「あたたかさに触れる」 3月6日(水)~3月10日(日) 全室:企画公募展「ドーナツに埋もれる」 3月13日(水)~3月17日(日) 全室:企画公募展「うさのこふわり」 3月20日(水)~3月24日(日) 一階:企画展「おさんぽび

          3月展示予定のお知らせ

          天から降り注ぐ結晶

          テーマは雪、氷、結晶。 冬の寒さや冷たさとそれに伴う美しさを表したモチーフだと思っています。 今回は今後の展示のテーマへのご希望からお借りしたテーマとなっています。 展示名は雪は「天からの手紙」と言われていることから、降り注ぐは雪が降っていることを表したくて、結晶は氷や雪の結晶を思わせる言葉であることから使用しています。 大阪では雪を見ることは少なく、積もることは殆どないのであまり身近な存在とはいえません。 ですが、この季節であるからこそのテーマと会期であったなと感じていま

          天から降り注ぐ結晶

          ねこのこころり

          テーマはねこみみ。 毎月開催するケモ耳シリーズのひとつめ。 展示名はねこのこ ころり。 シリーズものなので統一感のあるものでどの動物を指しているのか、その動物らしさがあるものかに長期で悩みました。 ねこのこは子猫のころころした感じと毛糸玉を転がしている様子が浮かんだのでころりにしています。 ねこは絶対しないぞという強い意志の元、今まで触ってこなかったねこ。 (理由は他のギャラリーさんだったり作家さん主体の展示で既に沢山あるからうちはやらなくてもいいかなと思っているからです

          ねこのこころり

          夢の跡地

          テーマは「朝には忘れてしまうおぼろげな夢」。 どこかに置き忘れてきたおぼろげな記憶。 目が醒めたならあの場所には戻れない。 あの時出逢った「 」のことは思い出せない。 の文言と合わせて作品を制作いただきました。 朝目が覚めても鮮明に覚えているものもありますが、夢というものは寝ぼけている時はぼんやり登場人物のことや世界観のことは何となく覚えていたりするものが動き始めるとどんどん記憶からは失われて言語化するのが難しくなってきたりします。 完全に失われているものではないものの、

          ポストカード博覧会

          テーマはフリー。 ポストカードを主体とした展示会です。 作品1点とその作品を使用したポストカード一種が納品必須でした。 コンセプトとしては展示観覧して気に入った作品があれば展示に来た記念に購入していける、手元に置いておきたい作品でも手に渡らせられるものを考えました。 また、出展・観覧ともに気軽さのある展示会を目指しました。 気軽さといっても手軽なという意味でなく出展しやすい、観覧購入しやすいものという意味で考えています。 出展側の気軽さという意味では、通常の展示会よりは準

          ポストカード博覧会